MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ミッション:60ミニッツ

2020-02-09 23:40:11 | 洋画未公開
今月5日レンタルリリースされた未公開作品です

早い話が、21世紀直前、世の中2000年問題で揺れてる時代が舞台
現場作業員のおっさんが主人公、時代的にベトナムに戦場カメラマンとして従軍していたって過去をもってるようで
自宅の敷地内には、戦場カメラマンだったんだけどもガンマニアなのか、地下倉庫に重火器からライフル、拳銃と軍用に使用された火器が集められている
そんなおっさんが、突然ケーブルTV見てると、ライブバラエティの60分生き抜けば大金が・・・
っていう生番組が始まる
なんとその標的は自分だったって事で

いきなり波状攻撃に見舞われ、銃弾が雨霰と降り注ぐ中、1人また1人と襲ってくる刺客たちを倒していくという
主人公日本おっさんの自宅が銃撃されるワンシチュエーション映画ではあるんですが

よくできてて、ブログに書こうって思わされたのは
81分の尺の映画なんですが、邦題にあるように60ミニッツ生き延びれればTVショーも終わるわけで
そのTVショーのOA時間と劇中のおっさんと刺客たちとの攻防戦もジャスト映画尺が60分と言うから
そこに個人的に惚れ込んだ訳でブログ書いてます
ただそれだけで、どうといったことのない、ありふれた作品ではあるんですが

攻防戦に入るまでにオッサンの紹介とかがつかわれていて
先に書いたように彼が集めた軍用武器が使われるんだって見てるんですが
彼が襲われるのが母屋だけで、武器庫?は敷地にあるわけで、いつ使うんだと見てるこっちに期待を抱かせといて
なんとか拳銃統治、倒した刺客の武器とかで凌ぎに凌いで、ようやっと母屋から脱出して
武器庫に到着し、武器庫のドアに向けて重機関銃を設置し弾薬を装填し”さぁ来い!“って構えた時にTVショーが終了してしまうという肩透かし

主人公のオッサンは従軍カメラマンだったはずですが、非日常の銃撃戦に巻き込まれての戦闘スキルって
一体どこからのものなのか?って疑問符がつきまくり
更に誰もいなくなった母屋の玄関にアタッシュケースが置かれており、その解錠するとこで映画は終わる

エンドクレジットが完全に終わると、次のTVショーに選出されたお腹周りがすごい普通のオトーサンが・・・
尺も短いし銃撃戦好きな私にはそれなりに楽しめたZ級映画でした

2017年製作、アメリカ映画
ニール・マッケイ監督作品
出演:ロバート・ノーラン、テリー・マクドナルド、アーノルド・シドニー、ヒュー・ラム
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風水師 王の運命を決めた男

2020-02-09 20:39:08 | 韓国映画
今月のレンタル新作は韓国映画が豊富なようで
一昨日に見た「雪暴」は中国映画でしたが、韓国映画とか中国映画は連日の鑑賞は避けていることもあって
間を開けての鑑賞とブログ記載になっていくしかない訳で
今日は韓国の歴史時代劇「風水師」ですが
時代的にここに登場する李氏朝鮮の国王憲宗は1834〜1849まで在位した第24代の王様です
って事でいわゆる日本では明治時代にあたるので、時代劇とは言えないかも知れませんが

しかし、もうこの時代になると、李氏朝鮮の王様なんですね権力も金力も政治力も、なんも無いんですね
この映画でさえ、いわゆる実権は大臣である金親子に握られていて、憲宗の叔父さんである興宣君でさえ
所謂皇族でありながら、金親子に蔑ろにされて、金親子の酒席では金息子の股潜りまで刺せられるほど軽んじられてるし
王様は政治からして金親子が決めており、傀儡というか、実権力はまるで何もない

彼ら金親子が如何にしてここまでのし上がってきたかと言うと、魔の風水師がいて、歴代王様の墳墓に定められた各時代の皇族風水師によって
運気が上がる場所としての”明堂“という土地を鑑定して墳墓を作ることで次世代の王様の繁栄を願う訳で
その王様の墳墓に金家の祖先を密かに埋めて、今日の権力を得た訳ですが

憲宗の先代の墳墓の地”明堂“が決まった時に、1人異を唱えた風水師がいた
コレが主人公にの風水師パク・ジェサンであったが、金親子によって妻子を殺されてしまい
政権から追放され、雌伏13年、地に潜り風水師として力を貯めてきた
金親子が政治を想いのままにして、ついに王の地位を狙うようになって

憲宗の叔父興宣君とパク・ジェサンは金親子の失墜を画策し
最強最高の”明堂“を探り出すんですが・・・
そこは寺であり、金親子の欲望に合致していたんですが、そこは朝鮮
王様の地位を狙っていたのは金親子だけでなく実は興宣君も実子を王位につかせようとしていて

こうなるともう李氏朝鮮も末期ですけども、パクの風水によると、この”明堂“は実は悪地で
二代後に王位が途絶えるっていう事で
実際に李氏朝鮮は憲宗後、二代で終焉を迎えて、日本に統治されてしまうんですよね
実際の人物かどうか分かりまでんが、パク・ジェサンって実在の人物なのか?

歴史的事実かを踏まえてのフィクションだったのか
それにしても実に面白い王位をめぐる権謀術数の韓国歴史ストーリーでした
ちゃんと剣戟アクションもあるし、映画としてもしっかりとした骨太の作品に仕上がっていたような

2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
パク・ヒゴン脚本・監督作品
出演:チョ・スンウ、チソン、キム・ソンギュン、ペク・ユンシク、ムン・チェウォン、ユ・ジェミョン、イ・ウォングン
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