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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

マークスマン

2021-11-19 23:34:07 | 洋画
リーアム・ニーソン十八番の作品
メキシコから麻薬組織の金を持ち逃げして国境を越えてしまったメキシコ少年とその母親
越境ってこれってトランプさんの影響かボーダーラインには金網の塀ができてて
一部破かれてて、そこから密入国したとこに組織が追っかけてきて
ニーソンとぶつかり金網を挟んで猟用ライフルと自動小銃との銃撃戦の果てに
少年のお母ちゃんが被弾して死んでしまい
組織に追われる少年をシカゴの親戚まで連れて行くって言うお話
 
「96時間」ほどの派手さはないけど、リーアム・ニーソン=お助けアクションみたいなことがあって、さほど新鮮味もない作品ですし
助けるのがメキシコの少年っていうことで、
いわゆる敵から逃げつつもシカゴまで車で行くというロードムービーの要素もくわわって
そんな道中でいつしか二人は心を通わせていくという定番ストーリー

リーアム・ニーソンは今回はなんと元海兵隊の狙撃兵
現在一人暮らしで娘さんは地元の警官
いや、かなりな美人さんでしてヒロインのいない作品の中ではいっちゃん輝かしてくれてるキャサリン・ウィニックという女優さん
父親と電話で経緯は把握してるものの、全く役に立たない存在ですが
こんだけ美人ならもう文句は言わないが
もう少し活躍の場を設けてあげてもよかったかなぁ

元海兵隊狙撃手で勲章貰ってる凄腕ですから、敵も組織で動いてるから
ハイウエーパトロールには鼻薬効かせてるから途中で愛用の狙撃ライフルを没収してしまいます
そこはアメリカ、主人公簡単に銃器店で拳銃とライフル入手するけど
手続き云々がここでも鼻薬(金)で買えてしまうって、さすが銃の国

一方麻薬カルテルは買収したハイウエーパトロールも失敗したとみるや、彼に罪を被せるために彼の没収した狙撃銃で警官殺その場で射殺してしまう
ニーソンが寄ったガソリンスタンドのお姉ちゃんもあっさり射殺と、血も涙もない存在
主人公がただ寄っただけの店のお姉ちゃんもちょっと美人さんだった
さらにニーソンの飼い犬もあっさり射殺
これでニーソンに火がついた

ジリジリ迫って来る、麻薬組織をある意味成り行きで農家に誘い込み狙撃で一人また一人と射殺していく
やっぱ勲章持ちの凄腕スナイパーだったのね
ただボスとのタイマン勝負に辛くも勝つニーソン
無事少年を届けるもののナイフでめった刺された傷が
バスの中で静かに目をつむりそのまま・・・
このラストシーンは死んだか休んでいたのか曖昧にしていて
判断は視聴者に委ねてくるのね

2022年1月7日公開予定です
米盤のBlu-rayでの鑑賞
 
2020年製作、アメリカ映画
ロバート・ローレンツ製作・監督作品
出演:リーアム・ニーソン、キャサリン・ウィニック、テレサ・ルイズ、ファン・バブロ・ラバ、レリア・サイミントン
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋

2021-11-19 17:23:57 | 邦画
前作「ザ・ファブル」を見てる関係で、一年ぶりの第二弾をも鑑賞させてもらいました。
前作で岡田准一演じるファブルという完全無欠の殺し屋さんが、ボスの命令で
一般人として一年間殺しをせずに
同僚の木村文乃さんと擬似兄妹として生活しろって命令されて
今まで殺ししか知らない殺し屋さんが
一般現実とのギャップとの乖離のは面白さと、アクションの融合で楽しませてくれてて
一般常識のなさがコメディとして秀逸感を醸していた作品でしたが、
 
最初に言っちゃいますが、今作はその一般の知識とのギャップを楽しませてくれる作品ではなく
岡田准一のアクションに主眼を置いて
完全なるアクション作品として魅せてくれてた作品。
コメディとしては佐藤二朗さんが、お一人で担当されていたような・・・
そして岡田准一クンのアクション以上に魅せてくれていたのは堤真一さんの怪演でしょうか
ウツボっていう悪人で前作とのつながりはないものの、
設定としては4年前から岡田准一との因縁あるビランでしたねぇ
こういう映画ではビランが強ければ強いほど作品的には面白くなるんですが
この作品はそんな作品の見本みたいな作品となってて
堤さんで二時間十分もたせてくれてる作品と言っていい。
 
クライマックスというか見せ場としてはアパートの建物を縦横無尽に使い
さらにその建物の足場を利用したアクション
足場アクションは素材が竹と、今作は鉄パイプとの違いを明確にしてジャッキー・チェンへのオマージュでもあったんでしょうかねぇ、竹という素材のシナリがない分
横移動でのアクションはスピーディに演出され
縦移動は壁農家の隙間で落ちずに戦うと言う寸法が目先を楽しませてくれる

ウツボチームって4人しかいなかったんですが
ここの足場とアパートのシーンでは岡田クンに襲いかかる敵が雲霞の如く湧いてくる
一体どこからこんなに敵を集めたんやっていうくらい不思議に思うんですが、
実は悪役たちがどうしてこんなにいたんだっていう疑問をも封殺させるほどの危険極まりないアクションの鶴瓶撃ちなんですが・・・
 
巷間伝わっているには全てのアクションシーンを岡田クン自ら演じてるって言うことですが
岡田クンは目だし帽かぶってるため
天邪鬼な私は“本当にボディダブルないんかい?”
って一応見てはいましたが、だってねぇいくら体感も神経も良くさらにバルクールと格闘技に秀でていると言っても
そこはジャニーズですからねぇ
危険なシーンは現場サイドでは避けるんじゃって思ってしまうほど私は天邪鬼ですよね
 
木村文乃さんも相変わらず安藤政信さんとアクションさせていたのが嬉しかった
今作のヒロインには「さんかく窓の外側は夜」で見た坂道系アイドルを卒業した平手友梨奈さんでした
このヒロインと岡田准一演じるファブルとはやっぱ4年前との因縁があるようです
アルバイト先のオタク青年は死んでしまうのね
ここいらの表現はシリアスでよかったなぁ
エンドクレジットの最後に佐藤浩市さんが・・・
第三弾もあるようですね
 
こう言った日本映画は個人的には大歓迎
 
2020年製作、日本映画、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会作品、松竹配給
江口カン共同脚本・監督作品
出演:岡田准一、木村文乃 、平手友梨奈、安藤政信、黒瀬純、好井まさお、橋本マナミ、宮川大輔、山本美月、佐藤二朗、井之脇海、安田顕、佐藤浩市、堤真一
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