MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

肉体秘書 パンスト濡らして

2025-02-23 17:17:17 | ピンク映画
気づけば早いもので2025年ももはや2月も下旬を迎えており
さらに今月は28日しかないしで
あとはライツキューブの作品のリリースを迎えたら今月も終わってしまうわけで
まぁそうなるとコイツをやっておかねば
 
そうですねコイツとはBSの日本映画専門チャンネルでの恒例企画番組
“おとなの桃色シネマ白書”の今月OAされた二本のR -15再編集ピンク映画です
ってことでまずはこの「肉体秘書 パンスト濡らして」と言う作品から
 
2005年製作の池島ゆたか監督作品のこの作品
ちょっとしたウエルメイドなミステリー作品であり、阪神淡路大震災の影響を受けてる作品
自分では意識してはいないんだけど池田こずえ演じるヒロインフユミは統合失調症で、友人である華沢レモン演じる看護士のエミカとタカシの極悪カップルが、彼女の病気を利用してアルバイト先から現金等を窃盗させる
 
次に狙ったのが本多菊次郎演じる咲坂法律事務所
リカちゃん人形やリカちゃん電話を効果的に使って彼女をその世界観のエージェントとして操って再び現金や小切手を盗ませるものの
その逃亡する姿を法律事務所の探偵が見ており彼女の過去の犯罪歴と素性を暴いてくれて咲坂は彼女の病気から来るこの状況から救い出す姿を描いた作品
多少ピンク度は薄いものの映画としては実によくできてる作品だったかな
 
ってことで咲坂弁護士とフユミどのある意味純愛映画ともいえる
脚本は五代暁子で、先に書いたようにピンク度はえすいもののミステリー映画としてはそれなりに楽しめた作品でしたが
 何せ60分の尺ですからセリフのほとんどがストーリーのみ隙間を埋めるための説明セリフばっかだったのが気になるといえば気になるんですが
まぁこんなもんかな
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2005年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
池島ゆたか監督作品
出演:池田こずえ、華沢レモン、山口真里、樹かず、竹本泰志、本多菊次朗、山ノ手ぐり子、後藤大輔、津田篤、神戸顕一、佐々木麻由子
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パーフェクトキル 完全犯罪計画

2025-02-23 05:05:05 | 洋画
14日にGEOさんの子会社から3本ほどの新作が先行リリースされました。下旬にさらに2本リリース予定
まずはそのうちの一本ですが
なんとお早いリリースでしてこの作品ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興業<未体験ゾーンの映画たち2025>で上映された作品が早くもレンタルリリースされたんですね
まぁ昨年のこの企画の作品が全部DVDリリースされてないのに
っていうかこの企画興行が始まった頃はっていうか最初の目的は未公開作品のDVD化のための箔付の企画だったんですが
回を重ねるうちにお客さんの入り自体もDVDとしてリリースするかしないかのバロメーターにもなっているような気がしてきたけど
こう言った企画興行にかかった作品はDVD化されたら見るって言うふうに決めてるんで・・・
 
まぁ先に書いたように箔付でも円盤化するかどうかのバロメーターでもなんでもいいですが
やっぱそう言った企画に載せる作品だけあって
ちょっととっつきにくい作品でスリルとサスペンスはそれなりにあるんですが
兄弟3人が疑心暗鬼になってしまうところとか末っ子が意気消沈してるとことか
これって多分に伏線なんだって作者は思って映像化してるんですが
 
クライマックスになってようやくそうだったんだって回収させるまでなんとなくダルって言う感じにしてるとこがちょっとっていう作品ではあったのと
そこはプルークですから子が親を過失ではあったり
故意ではあったりもするんですが殺すって言うプロットに対しての自主規制での配給会社指定でのR -15のレイティングだったと思えるんですが・・・
 
まぁ事故死とはいえ父親も殺そうって三兄弟が思うほどワンマンでありDVであるわけで
母親や兄弟そろっての被害者であるんですがそのDV自体が兄弟の成長に合わせてある意味マインドコントロール的な脅迫観念を植えつけていて
森で殺したはずの父親は殺して埋めたにもかかわらず
家の有り金全部入ってる金庫の鍵を埋めたとこに取りに行くと死体が消えていて
彼らに与える心理的な圧迫感っていうのが増幅されての疑心暗鬼に落ちっ言ってる彼らを描きすぎてやたら長く感じさせてしまうとこと
 
生きていた父親にこれまたマインドコントロールされ放題のクライマックスで一つの秘密が明かされて兄弟同士が父親の目的どうりに反目し合うものの父親最終的に殺してしまうとなんでもなかったかのような感じになるとこはちょっと納得いかないものの
それなりに見せさせる作品ではあったかな
 
2023年製作、イギリス映画
ロジャー・グリフィス共同脚本・監督作品
出演:ポール・ヒギンズ、ブライアン・ヴァーネル、ダニエル・ポートマン、カラム・ロス、アニタ・ヴェテス、ジェームズ・ハークネス、ジョアン・トムソン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする