![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/bc/7d60b88f41e0063cec5f7cdaa997c0de.jpg)
1961年製作の小林旭と吉永小百合初共演作品だそうで
一応チャンネルNECOでのOAで拾って置いてそのままになってたものが
ようやく日の目を見たって言う感じだが
最初に言っておく、一応ヤクザものの範疇に入る作品でありますが
実に吉永小百合がヒロインとして映画に登場するのは良いとしても
そのためかどうかは知りませんが
映画自体が大甘な作品となってしまって
実に締まらない作品となったんですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/63/ce11766d2049be9d2c8e4260dbaf43ac.jpg)
吉永小百合と偶然出会いちょっとした恋心を抱いた旭さんが
そのため当初の目的であった復讐という行動原理が少しずつ崩れていくと言う
誠にヤクザの復讐劇としては実に物足りない作品になってしまうと言う体たらく
多分にオープニングとクロージングを挟んで旭の回想として物語が語られているのですが
落ち目の堤組を救うために三郎は親分の言いつけで神戸に拳銃の密売に出向くものの
大阪志郎に騙されて彼だけが警察に捕まり、5年の刑期を終えて大阪を求めて横浜に戻ってくると堤組は解散しており姐さんと息子は貧乏暮らし
なんとか弟分の郷鍈治と
を見つけ彼を頼りに大阪志郎を探し当てるもその娘に吉永小百合
二人は密かに恋心が芽生えており
旭を騙した過去の父の悪事を知って詫びとして500万を用意できる娘っていうのもアレだけど大坂志郎の後ろにさらに黒幕がいて
大坂志郎と旭を始末しようとするものの一応逆に撃たれて敵討ちは終わるが
大坂志郎を死なせてしまった負い目から吉永小百合を一人残して夜霧の向こうに去っていく旭
まさかの裕次郎さんのムードアクション映画の若者版見たいな作りの映画でしたが
映画自体の軸足が恋にも敵討ちにも比重がかかっていなくて勝手にかたが付いていってしまうと言う実にあっけない作品だったかな
1961年製作、日本映画、日活作品
野村孝監督作品
出演:小林旭、吉永小百合、大坂志郎、神山繁、郷鍈治、近藤宏、深江章喜、稲葉義男、東恵美子、明石佳子、紀原土耕、木島一郎、澄川透、久遠利三、松本染升、牧村旬子
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