
個人的にガーリーアクション映画好きな人間ですから
このジャケットと邦題見ればこれは無条件にレンタルですが
わたしが利用している大型チェーンの二店とも導入されてる円盤が一枚だし、レンタル期間は一週間っていう条件ですから仲々レンタルできずにいたために
こっちの期待が勝手に高まってしまっていたのでしょうか
ほとんど退屈な作品でした。
基本線は惹句にあるように国際手配の極悪人と米国FBI有能女性捜査官とが
自分のテリトリー外、それもルーマニアという海外で
捜査官の娘が臓器売買の組織に拉致され、それを阻止しょうとした捜査官の夫は射殺されて
母として司法の人間としての二つの側面で権限外の国外で逮捕した国際手配犯と臨時バディを組んで臓器密売買組織を追い詰め娘を救出するというお話
臓器は新鮮なうちに使うっていうか売るっていうことでたった一晩のお話ですが
オープニングでの別口の犯人とヒロインとの銃撃戦から拳銃の銃弾がお互いになくなり相互で今度はナイフでの肉弾戦になるアクションシーンのもたつき感を見て
これはB級以下の作品って見抜いてしまえる作品でもある
ヒロインであるヴィクトリアを演じているのは元々スタントウーマンであるコンスタンス・ペインという女優さん
スタントウーマンということで一応肉弾戦での体躯の使い方はそれなりのモノをみせてくれてはいるんですが
遠目美形に見えるもののアップになるとちょっと・・・
って女優さん
って女優さん
じつに仕事熱心すぎて上司に無理やり休暇取らされて家族でルーマニアにやってくる
空港出た途端にハンドカフスをバックから出して、これいつも持ってきてるって
見せた夫に仕事忘れろって言われるんだけど
おかしくないか?
私は手錠は空港検査で引っかかるだろうってツッコミ入れて見てましたが
これが仇で夕食に行ったレストランで国際指名手配のスレーターっていう凶悪犯を見つけて
夫と子供だけ先にホテルに帰して、一人でスレーターを捕まえて
犯人引き渡し条約のないルーマニアから国境越えて隣国からアメリカに引き渡すためにホテルまで犯人ともに家族を迎えに行ったら
夫が殺され娘が拉致されていて
なんと暗黒街に繋がってるスレーターと組んで娘救出に動くお話になるんですが
原題が「Adrenaline」って言ういうことなんですが、アドレナリンの放出も全くヴィクトリアからは感じられない
それに凶悪犯であるはずのスレーターが実にいい人で、ヴィクトリアにも唯々諾々と協力するんですね
元スタントウーマンという触れ込みですが、さほどアクションシーンも少なくて
いちおうハッピーエンドにはなるんですが
ご都合主義な展開の作品となっている残念な作品だった。
2022年製作、イギリス映画
マッシミリアーノ・チェルキ監督作品
出演:ルイス・マンディロア、コンスタンス・ペイン、コスタス・マンディロア、アダム・サイニ、アレクサンダー・ハウク
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