プロレスがプロスポーツとしてではなくいわゆる一種のショーとして興行という世界観で行なわれておることを承知であれだけのお客さんフォロー集めていることは周知の事実で
日本プロレスの生みの親と言ってもいい力道山でさえいわゆる制限時間ギリギリまでかれの必殺技空手チョップを出さずに相手選手に痛めつけられる様を見せつけられ
耐えに耐えて時間ギリギリに空手チョップで相手を倒すことで
見に行くファンたちも最後にだされる空手ちょっぷは映画でいうところので水戸黄門の蒼の御紋の印籠みたいなモノですが
この映画でもプロレスをショーとしてきちんと振りつけする打ち合わせのシーンまでも入れていたところはさすがです
ってことでそんなショーの決め技であるアイアンクローを生んだプロレスラーのフリッツ・フォン・エリックの息子たちも乳の意思を注いでプロレスラーに次次となっていくわけで
すごいのは子供5人すべてが男子でなんと4男まですべてプロレスラーとして試打てあげる過程を通してこの家族を見せていく映画
冒頭しっかりと“inspired by a true story”というスーパーがが出て“この映画は実話に基づく”という字幕が付けられていたが”inspired by“ということで実話であるがその実話には映画的なフィクションも含まれてるということですが
なんと4人のプロレスラーになった息子が一人死に二人死にして
生き残ったのは次男のみというこの家族はしたがって呪われた一家とか言われていたそうで
そんな家族を支えていたのは父親であるフリッツ・フォン・エリック
息子をプロレスラーにするためまた王者にさせるためとはいえ
今ならモラハラとかパワハラと言われてもしかたないような教育を課していたりもするものの
映画自体はきちんとした絆で結ばれてる家族愛のでお話だったのかな
そっちに焦点を置いてるのでプロレスのリング上のショー部分はかなり絵として省略されてるものの
この時代に映画自体の尺は二時間10分の長尺映画でして
ちょっと2、3箇所でオチそうになった記憶があるようなないような
2023年製作、アメリカ映画
ショーン・ダーキン脚本・監督作品
出演:ザック・エフロン、ハリス・ディキンソン、ジェレミー・アレン・ホワイト、スタンリー・シモンズ、リリー・ジェームズ、ホルト・マッキャラニー、モーラ・ティアニー
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