よく知らないんですが、今月のレンタルの消化分としてさらにセットレンタルの員数としてレンタルしてきた作品でして
さらになんと尺が140分もあるという
ドイツで著名なスターであり音楽プロデューサーでもあるカターと言うラッパーの半生を自伝を基に作られた作品
いや実に数奇な運命を辿ってきた人物でオープニングから、“自分の人生の最初の記憶は刑務所”って言うモノローグと共に
なんと収容所に入れられてそこの所長に”金はどこにある“って拷問を受け
さらに両親に出会いと結婚までの過程さらに彼が生まれて両親は民族紛争で刑務所に入れられてって言う
簡単な紹介と言った映画的なつかみも鮮やかでしたし
彼が刑務所で過ごしていく中で彼のこれまでの成長過程といわゆるストリートギャング的な犯罪人生と
刑務所の中での音楽家として秘密裏に成功していく様をみごとな演出力で描いていくと言う
誠に見てて楽しい作品でした。
机に手書きでドレミのワン音階分だけの鍵盤を描いてそれをトントンと叩く音がいつの間にか鍵盤の音階に変わっていくとか
金塊強盗するとかまさかの犯罪映画でもあったりで
いろんな娯楽的な要素も取り入れてきて映画としても退屈させないように作ってあるわけですが
音楽で成功して、現代(いま)の大金持ちになった彼の姿を見て描くのですが、このネット社会
人の秘密はどこからか暴露され、可愛い我が子にも学校で過去のギャングであった自分の姿を友人たちからYouTubeでは見せられて
過去を隠さず娘に話すシーンで映画は終わるんですが
娘に“金はどこにあるの?”って聞かれても結局こっちには知らせんと言う・・・
この徹底ぶりも見事でしたねぇ
この徹底ぶりも見事でしたねぇ
2022年製作、ドイツ・オランダ・モロッコ・メキシコ合作映画
ファティ・アキン脚本・監督作品
出演:エミリオ・ザクラヤ、カルド・ラザーディ、モナ・ピルザダ、デニス・モシット
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