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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

2024-09-27 05:05:57 | 洋画
正直言って今月の新作レンタル作品が10月2日の10月レンタル作品の初日リリースに作品数が間に合うか全く予測がつかないって言うにのは
個人的に新作リリースとしてセルがあと二本しかなくて、
これで大丈夫何かなぁ
ちょっと計算ミスった気もしないでも無いと言うことで
こう言った作品もレンタルして見てかなくてはいけない状態に・・・
 
まぁ思った通りの私みたいな娯楽イコール映画って言う人間には全く似つかわしく無い作品でもあったし
木下グループのキノフィルム輸入作品ではないものの公開された劇場は木下グループのKINO劇場での作品
いわゆるハートウォーミングな映画だった。
って言うかこれも尺的には二時間13分もあった作品
そして途中二回くらいオチてた気がするが決して退屈だったわけではなく前日の睡眠時間が足りてなかったからだと思ってる
 
時は1970年末のクリスマス休暇中ののアメリカのボストン近郊の寄宿学校を舞台にした映画
クリスマス休暇で学校はお休み生徒も教員もみんな休暇で自宅に帰る
いわゆる日本で言う冬休み
しかし、家庭の様々な理由で帰宅できない生徒が各学年っても幼年から青年まで7人がそのまま学校で暮らすことに
しかし生徒だけ残すわけにいかないから責任者として教員が一人付き添いに
そして食事の世話として給食婦長のベトナム戦争で息子を亡くしたばかりの婦長さんも居残り
教員はこの道ン十年のいわゆる名物というか堅物教師でこの学校に全てを捧げてきた先生
融通も何も利かない、今の校長先生さへむかしの自分の生徒だったから彼には強く言えない
 
そんな彼のクラスに問題児がいて校長から有力者の父親から多額の寄付をもらってるからって言われても歴史教科に落第点をつけるほどのカタブツ教師
そんな問題生徒も実は居残り組
家庭にちょっと問題ありきで居残り組だったのだ。
母親は実母だが金持ちの有力者と再婚してクリスマス旅行中
それで連絡つかず(そう当時は携帯ないからね)で他の生徒は連絡ついて親の許可貰って他の生徒の親のヘリでスキーに
 
結局問題児と頑固教師と給食婦長の三人が居残り
この居残りが原題の“Holdovers”ってことだったんですね
一人ものの頑固オヤジ、実母が省みてくれない思春期の青年、一人息子を戦争で亡くしたばかりの黒人老夫人のいわゆる孤独な三人が11日間の生活を共にするわけだから
もう想像に難くないような反発の日常が紡がれていくわけですが
そこは映画ですからそんな反発の毎日の中で
色々と紆余曲折の中で孤独な心と心がぶつかり合うことで互いの心を開いていき
社会見学だってことで郊外に出てボストンの街で映画を見たりボーリングしたりとしていくうちに少しづつ、温かいものが生まれていくわけで
そして青年が実は心を閉ざしていたのは実父の存在で
実母が精神を病んだ元夫に会わせないため寄宿学校に入れ、こう言った長期休暇にも帰宅できないようにしていたことを知った頑固先生
 
まぁこれがこのドラマの肝になってて
これが青年の母親に知られて何せ多額寄付の親御さんですから当然学校に文句いいにきて
頑固先生窮地に立たせるもののなんと息子を士官学校に転向させるって聞いて
全て彼の行為に関しての責任を全部自分のせいにして・・・
 
心と心が結ばれての一つの悲劇を救うこととなった頑固先生
まぁ見てて泣かせる場面は全く無いものの見終わって心がホットする映画だったのね
 
2023年製作、アメリカ映画
アレクサンダー・ペイン監督作品
出演:ポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ

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