こうやって古い映画を見ていくにしても
個人的な趣味がわかるようですね
どうしても東映と日活映画が多い、ほんと次になぜか滅亡した新東宝
まぁ新東宝は最近国際放映が財産をパッケージ化してるせいもあるのかなぁ
東宝松竹そして大映はどうしてこんなには少ないんだろう、会社のカラーにもよるんだろうな
ってことで今回は1960年製作の、なんと第二東映製作のこの作品
文字通り第三次世界大戦に突入した時の日本人
それも市井の人々たち、そうなんですこの映画は一応戦後15年後に世界大戦が米露ではなく
なぜか南北戦争がなかったのごとくに朝鮮半島から火の手が上がって
そこから米露の核戦争を描いて見せるという作品
それによって一応世界大戦が起きた時の日本人たちのパニックを描いた作品でして
直接戦闘などの描写は全くありませんが東京が核によって壊滅する特撮映像はあって
まさかのキノコ雲の映像見たいな描写はあるのですが本当に市井の人々だけを活写して見せるところが憎らしい演出ってかな
マァ自衛隊なんていう言葉自体も出てきてませんからね
政治色は一切ない映画
一応そういう意味で反戦映画ではあるようですが
そこを強く主張してるわけでもなく、ただただ核戦争の恐怖を描いた作品で
夜の青春シリーズと並行してこのような硬派な作品にも主演してる梅宮辰夫さんもある意味稀有な俳優さんですよね
1960年製作、日本映画、第二東映作品
日高繁明監督作品
日高繁明監督作品
出演:梅宮辰夫、三田佳子、藤島範文、加藤嘉、故里やよい、石島房太郎、風見章子、亀石征一郎、二階堂有希子、織本順吉、上野すみ恵、増田順司、竜伸之介、片山滉、滝謙太郎、神田隆、星美智子