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現稲川会を創設した稲川角二の一代記を松方弘樹主演で三部作にして作ったGPミュージアムのVシネマ
東映映画というか大下英治原作の『修羅の群れ』を、なんとVシネマ市場もうこれ以上ない豪華キャストで作った作品
特に第三部の大御所俳優さんはなんと渡哲也さんを筆頭に菅原文太さんに待田京介さん、岡崎二郎さん
前作に続いて三本撮りですから小林旭さんまで
こんなに大御所がVシネマに出演していいのって感じの中
これは悪ノリって言っていいんでしょうか端役で辻裕之監督なども辻つん名義で出演してると言う有様ですからねぇ
前作で東京の六本木に事務所を開いたとこで終わっており
完結編ではそこまで大きくなった稲原組を稲原会組織にして、石井隆司を二代目会長にし
横山のおじきの死と、内部抗争の火種となりそうな古株井沢輝一を引退させて
もうここまで来ると松方さんの貫禄が作品を締めてくれるわけでして
実子裕之を稲原組の始祖となってる熱海の山崎屋一家の跡目に座らせて
稲原組が万全の態勢になってしまい
後は神戸の山鹿組の四代目候補と石井が兄弟盃で絆を作り
九州戦争を納め、さらに第一部でのオープニングの山鹿組三代目の葬儀委員長を勤め上げ
現実の四代目の病死を受けての跡目抗争から山一戦争を納めるって言う稲原会から離れての昭和の抗争事件を陰から集結に努めた稲原龍二を淡々と描いていきますが
実子裕之が三代目稲原会会長の襲名で映画は一応終わる
そんな実子裕之が途中から目黒大樹からなんと渡哲也さんに変わるのね
文太さんももう引退していた待田京介さんまで担ぎ出す俊藤さんの力はやっぱすごいよね
彼から声かけられたら待田さんだって出ちゃうもんね
まぁ稲川組というか稲川会創設者稲川角二の一代記って言う作品で彼の人生を送ってきた時代は反社が色々と事件や抗争を起こした時代でもあって物語としてはですが一番面白い時代だったんだって言うことですか
第三部は大仰な副題がついてますが映像で見せるのは裏でのやり取りですかられ駆使的な面白さで見せてくれますが
アクション的には銃一発も発砲せんし、ポン刀一本抜身では出てこない作品でもありましたが
よくまぁこんなに大御所俳優さんを集められたものだと・・・
2003年製作、日本Vシネマ、GPミュージアム作品
辻裕之監督作品
出演:松方弘樹、夏八木勲、鶴田さやか、目黒大樹、名高達男、隆大介、本宮泰風、やべきょうすけ、貫地谷しほり、古井栄一、中谷彰宏、殺陣剛太、神羅万象、小沢仁志、渡辺裕之、岡崎二郎、亀石征一郎、待田京介、菅原文太、二宮さよ子、中井貴一、小林旭、渡哲也
辻裕之監督作品
出演:松方弘樹、夏八木勲、鶴田さやか、目黒大樹、名高達男、隆大介、本宮泰風、やべきょうすけ、貫地谷しほり、古井栄一、中谷彰宏、殺陣剛太、神羅万象、小沢仁志、渡辺裕之、岡崎二郎、亀石征一郎、待田京介、菅原文太、二宮さよ子、中井貴一、小林旭、渡哲也
こんな配役で大御所も出演してくれてた時代なんですね
まぁほとんどの大物は俊藤さんの最後の作品っていうこともあっての後出演だったようですが