MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

修羅のみち4 北九州代理戦争

2024-08-21 18:25:52 | 邦画
続けてみるつもりではなかったのですが
こう言った作品にコメントくださってる“ひろうめさん”がこの作品で頭が吹っ飛ぶって言うコメントいただきましたので、もう私自身CGだ拳銃や機関銃の着弾シーンで手首が飛んだり消えたり
刃物で腕が飛んだりとこの製作陣は手の込んだ惨殺シーンを好んで作ってるのもウリの一つでありまして
ってことでそうですね至近距離での45口径なら頭吹っ飛んでも問題ないよね
ってことで連続視聴と相成りました。
二人頭が消えてなくなるんですね一人はチンピラでしたが最後の長谷川初範さんに頭吹っ飛ばされるのはなんと小沢和義さんだったのね

先に長谷川初範さんのお名前出させていただきましたが今作では頭吹っ飛ばされる小沢弟さんになんと大和武士さんに渡辺文雄さんがゲスト出演されてて
ある意味敵味方の黒田組とか大神組とかのレギュラー出演陣と相まってかなりな豪華俳優陣が出演されていたんですね
今やその貫禄で親分以外できないような川本淳市さんでさえチンピラやくざで事務所で吹っ飛ばされる役だけだったし
本郷直樹さんもちょい役でしかなかったなぁ

黒田をだまくらかして300億拐帯して大阪からとんずらした稀代の詐欺張が逃げた先がなんと関東共住会の中でも一番金に汚くシャブから高金利で稼ぐ伊藤洋三郎さん演じる古川組
そしてそれを掴んだ黒田組が古川を殺して張を捕まえに来るものの張は再び逃げた
東京を踏みにじられたものの東西戦争を避けたい共住会は黙認するものの
黒田は張の隠し財産3000億をも奪おうと行方を追っていた。

張は北九州の小沢弟さんが演じる玄竜会若頭補佐・笛田を頼って行くが
玄竜会では若頭を差し置いて小沢弟が会長の娘婿の立場で二代目を狙っており
玄竜会会長の渡辺文雄さんが病気で倒れて後継者争い中
そんな北九州の張を追った黒田と吉田が入ることで・・・
お話もそれなりに入り組んだ内容だったし人死にのCGの派手で実に楽しい作品だったのと
黒田と吉田とのタイマン勝負が今作では実に長く撮られてて娯楽作としてもそれなりによくできてる作品だったと言ってもいいだろう

2002年製作、日本映画、ナック作品
小澤啓一監督作品
出演:哀川翔、小西博之、金山一彦、亀石征一郎、新藤栄作、小林慈央、川本淳市、江口琢也、井上尚子、中倉健太郎、本郷直樹、福田哲也、七森美江、伊藤洋三郎、松田優、久富惟晴、永倉大輔、小沢和義、大和武士、清水昭博、長谷川初範、渡辺文雄、川地民夫、松方弘樹
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンド・フロム・ディープ 終末の海域

2024-08-21 05:05:30 | 洋画未公開
これは個人的なあくまでも今まで見てきてた映画のっていうことでの個人的な感想なんですが
”潜水艦映画にハズレなし“って思っていたんですよ
ただでさえ閉鎖空間であるし敵との交戦にしてもこれまた違う意味での海中っていうこれまた人が空気を要する生き物である限り
こういった緊張がみなぎるスリラーでありサスペンスであるのが潜水艦映画だから
見てるこっちもしびれる緊張を強いられる作品だって想っていたからなんですが
 
この作品実に変な作品、潜水艦の搭乗員も極端に少ないし
ある意味空想SF戦争映画にファンタジーを加味してしまうという本当に変な作品
つまらなくはないように作ってはいるもののジャケットにあるように潜水艦と人魚を絡めてきてしまったために
ある意味潜水艦映画の持ってる緊張感って言うものが皆無な作品になってしまってた作品
 
近未来なのか現在なのか、この地球上では露西亜と西側連合の関係が悪化し世界大戦が迫る中、連合軍潜水艦"タイタン"は露潜水艦と海中で遭遇
互いにけん制し魚雷を発射するもののお互いフレアによって撃沈に至る事はなく終わり、なんとか露潜水艦をやり過ごしたその時
魚雷発射管から全裸の女性が出てきた、何と水深300mの海中ですよ
艦長や英国諜報員たちは露西亜のスパイかって思う反面どうやって魚雷発射管に入ってこれたのか
見てるこっちはDVDのジャケットに人魚さんがいるからジュゴンだろうっと見当つけるものの
 
潜水艦の中では英国諜報員二人が何か秘密の工作をしており
通信システムをダメにしようとしてるとこ米海兵に見つかり英國諜報員は何と米兵を殺してしまう
艦長が若いちゅうのもあったり変なオンナが登場したりで英諜報員のやりたい放題で、何と自分らのいる海域は一番露西亜の軍事施設に近いとこにいるため
米司令官の偽リモート画像をこしらえて露西亜攻撃命令を発令させてしまうものの
 
まぁ緊張感のない潜水艦で美女に乗組員は殺される英諜報員は命令を捏造するということで
次第にこの人魚と英諜報員の本心とが明らかになっていく
実は米国が露西亜の核攻撃を受けアメリカの東半分が壊滅されて空軍は機能を失いDCごと米大統領は命を失い、残った米軍は英国で露西亜との交戦に備えている状態であり
この潜水艦が浮上して露西亜に魚雷攻撃をかけねば西側諸国は露西亜に占領されてしまうと極限だったのだが
 
このままこの潜水艦で露西亜軍事施設を攻撃されると海が汚れてジュゴンたちは生きていけない綺麗な海にしておきたいとジュゴンは潜水艦に乗りこんできていたので
何と英国の思惑とジュゴンの思惑はあい反するものであったため
潜水艦内部ではこの攻撃阻止と攻撃との対立にさらにジュゴンはメスってことから今度は性別の対立というとこまで話が広がって・・・
 
まぁ結局はジュゴンの一人勝ちみたいな結末になるものの現実露西亜によって負かされた西側諸国はどうなったのか
そこまでも話を広げて置いて最終的にレズの女性兵士によって露西亜攻撃は行われないまま
潜水艦の兵士は全滅自滅してしまうという
どうにも締まらない作品だった
 
いったい何が言いたかったんだかまるきりわからない作品
全裸で登場してきたジュゴン役の女優さんには一応拍手を送っておきたいが日本版は肝心な部分に塗りつぶしぼかし入りだったのがなんとも
 
2023年製作、カナダ映画
ジェイミー・ベイリー撮影・編集・監督作品
出演:デラ・ライリー、ライアン・ギーセン、シエナ・スター、マイケル・スワットソン、ブレイク・キャニング、サイモン・フィリップ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

修羅のみち3 広島・四国全面戦争

2024-08-20 17:32:57 | 邦画
コスミック出版と言うところから、「修羅のみち」シリーズ全 12作品が2Box(税込¥5,500)でリリースされたのを
一応一度は見てるんですがブログアップしてなくて
そういう意味でももう一回見てブログアップしてこうと見る企画ってもそんな毎日見ることもなくランダムに見て行こうとしており
今回はその3作目
 
関東共住会大神組と関西山王組若頭黒田との対決を軸に全国にまたがってこの二人が闘争を続けていくと言うストーリーが展開されていく作品
まぁ表立ってどうたらこうたらって言うわけではありませんが関西山王組は一応あの広域暴力団に指定されてる山口組がモデルになっており
前作は敵地関西に乗りこんで準地元大阪を乗っ取ろうとするのを土地のヤクザ細川たかしと阻止するお話でして
黒田は手段を選ばぬ男ですので勝つためにはなんでもするって言う設定で前作でも哀川翔さんの奥さんになった夏生ゆうなさんを誘拐監禁したりするわけでして
 
今回はそんな黒田が全国制覇って言う大前提で関西以西は山王組か黒田組が山陽四国九州各県に一応盃外交の果てに制覇したものの、ゆい一隙間として広島に山王の拠点を作れずにいて
(実際広島第三次抗争までしてる中で広島やくざは現実山口組の介入をさせずに地元やくざが広島を抑えており)
この物語でも山王組は広島が空白地帯となっており
そこにくさびを打ち込む機会を狙っていた
 
丁度広島平和科学万博と言う巨大な権益を巡ってまずは東京に兄弟分の組長就任の祝いを兼ねて上京してきた兄弟分の山鍋と吉田の両方の命を狙った結果
吉田のカミさんが吉田を助けるために被弾して命を落とす
さらに四国の赤岩組が山鍋の事業の邪魔に入りますますきな臭くなっていく広島
兄弟盃の重さと身内家族の敵討ちということで単身広島に入る吉田に黒田の魔の手が迫ると言うアクション巨編
 
94分と尺がちょっと短くなりましたがこの前シリーズで哀川翔の敵役としてその実力を発揮していた萩原流行さんが殺し屋役でゲスト出演
実は夏生さんを射殺したことで堅気を殺したことと黒田のやり口に反発して最後は吉田側について命を落とすというゲスト冥利につく役所でしたねぇ
 
シリーズとしては続いていかねばならないので吉田と黒田との対決は今回も痛み分けって言ういつものパターンです。
吊り橋爆破後のシーンはCGでしょうか?
 
2001年製作、日本映画、ナック作品
小澤啓一監督作品
出演:哀川翔、小西博之、金山一彦、亀石征一郎、佐々木麻由子、柄沢次郎、高橋理奈、高橋和興、中谷彰宏、夏生ゆうな、松田優、永倉大輔、石山雄大、町田政則、相沢ひろみ、清水昭博、川地民夫、今井雅之、萩原流行、松方弘樹

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デイ・アフター・トゥモロー・ウォー

2024-08-20 05:05:12 | 洋画未公開
なんなんだろうこの映画は、かなり珍しいグアテマラの映画なんですが
宣伝として惹句には“世界中のファンタ系映画祭が熱狂!!“ってあるんですが
見ててよくわからない作品だったし
見続けていくとこの作品は絶対単体作品ではなくシリーズ作品として作られている作品の二作目か三作目の作品ではないのかって想ってしまうような展開でして・・・

見終わって調べても私が感じたシリーズもの作品って言った情報は皆無でしたけど
この私が感じた感覚は個人的には否めないけど
そしてオープニングなんと臆面もなく“全てのラテンアメリカ移民に敬意を表して“ってできて
この作品ではラテンアメリカは謎の超越した存在"ジ・アイ"が支配する壁の中で生きており
権力を握ってるグレートレディに支配されており
人々は圧政に苦しみつつ壁の外に自由を求める人々と壁の中で権力者に盾つくものたちが弾圧されると言った状況とかがわかってくるけども
最初に言った通りこの作品で権力者側が倒されるさわけでもなく結末に至らない 
抵抗勢力ともいちおうはたたかうものの
決して終わりが見えないという物語としての結末がないんだよね
やっぱシリーズ物だろうって私には思えて仕方なかった
中途半端に終わる作品でしかないし目ん玉の意味もわからないんだよね説明もなんもないから・・・
ぜってぇシリーズ作品だべ

2021年製作、グアテマラ映画
ハビエル・デル・シド脚本・監督作品
出演:フアン・パブロ・オリスラゲル、アルヴァロ・サゴーネ、アレックス・ラモス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親不孝通り

2024-08-19 17:16:02 | 邦画
日本映画専門チャンネルの今月の蔵出し名画座の番組
1958年の川口浩、野添ひとみの黄金コンビの青春映画
まぁこの映画の舞台となってる“親不孝通り”も正式名称ではありませんが、どうしても現代に生きてる私ですので福岡を舞台にした作品ではって見る前はそう思っていましたが
なんとこの当時銀座六丁目の飲み屋街の横丁を俗称で“親不孝通り”と住民やそこに屯する若者たちが自嘲気味にそうよんでたそうで
この映画の舞台もそこに屯しているセイガクたちの生態を描いたある意味無軌道映画だと思って見始めたものの

一応当時の風俗映画としての趣は醸せるようには作ってありましたが
こっちが望んでいた方向とは180度違った作品で
なんでこんな甘々な作品なんだ、時代的には日活の太陽族映画に対抗して作ってるはずなのに・・・
って見終わって調べたら原作がなんと川口松太郎大先生
コリャそう言った方向に落ち着く映画だったのね

簡単に梗概を書くと親不孝通りを根城にし青春を女と酒に費やしてる若者の主人公は毎日享楽的な生き方をしてはいるものの
自分の姉がサラリーマンに妊娠させられて捨てられたことに腹を立てて
その男の妹と良い仲になりやはり妊娠させて捨てる行為で復讐を果たすものの・・・
この捨てられた女がなんと一人で生きて子を育てるという自立派の娘でしたが
いもうとを妊娠させられてことでサラリーマンは捨てた女とのよりを戻し結婚するから、妹と結婚してやってくれと謝罪して
主人公はなんとその女の元に・・・

まぁ無軌道であるはずの若者が良識の範疇で生きて行こうって言う八方めでたしめでたしの大甘映画だったとはねぇ
増村保造もこのような大甘作品を撮っていたんですね
完全にのっかった、梯子を外されたって言う映画だったなぁ

1958年製作、日本映画、大映作品
川口松太郎原作、増村保造監督作品
出演:川口浩、桂木洋子、野添ひとみ、船越英二、小林勝彦、三角八郎、市原和子、原真理子、潮万太郎、水木麗子、小山慶子、松村若代、竹里光子、春本富士夫、竹内哲郎、木村るり子、市田ひろみ、三宅川和子、瀬古佐智子、宮戸美知子、西川紀久子、須藤恒子、此木透、藤巻公義、若松健、南方伸夫
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある閉ざされた雪の山荘で

2024-08-19 05:05:35 | 邦画
もう8月もここまで来ると、今月のレンタルリリース作品の数と9月の新作リリース初日である9月4日までの日数との勝負となってきてまして
計算すると若干足りない計算になるのですが、今月はTVOAで北野作品まで拾えたものの
このような邦画をコツコツと拾っていくしかないんだろうなてことでレンタルしてきましたが
なんと原作は東野圭吾先生の密室ミステリー作品
 
今密室ミステリーって一応書きましたが厳密には密室ではありません
劇団水滸の新作劇のオーディションということで主催者の演出家の東郷陣平から選ばれた6人の劇団水滸の劇団員になんと外部から選出された久我という役者を加えてあるペンションにて出演者のオーディションを兼ねた4日間の合宿が開催される
東郷からは毎日課題が出されてそれをこなしていかねばならない7人の男女
でもあらあら不思議、見出し画像もこのようなジャケット画像も最初っから出演者は
8人だよね
まずはミステリーとして出演者7人なのに映画として8人がクレジットされているとこが・・・
そして外は雪も降ってないものの設定はタイトルにあるように豪雪に閉ざされて密室状態のペンションっていう設定であるとされており
 
登場人物は携帯も預けられて外部との接触が禁止されており
そんな中でなんと三人の仲間が殺されていくのであり
死体も出ずだが三人は行方もわからない本当に殺人ならのこりの4人の中に犯人がいるっていう疑心暗鬼に・・・
 
そんな中水滸のメンバーではない久我が理路整然と語り始めて
そうどうやら彼がこの物語の探偵役のようだったようで
 
ネタバレになるのでこれ以上は何も書きはしませんが
大ドンデン返しの結末にはお口アングリな作品八人いたんだねぇ
原作は未読ですけども東野圭吾先生ですからこんなつまらない結末ではないはず
最終的には今回の顛末を水滸の舞台として劇場に上げた形で映画は終わって見せる
 
全く面白くもない作品を二時間近く見せらされた作品でしたがジャニーズや元アイドルたちの出演で推しがいればそれなりに見てられるんだろうな
私には一人も推しはいませんでしたけどオチずに一応見てましたケド
結構キツかった
 
2023年製作、日本映画、「ある閉ざされた雪の山荘で」製作委員会作品
飯塚健共同脚本・監督作品
出演:重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東支那海の女傑

2024-08-18 19:54:19 | 邦画
今月の新東宝キネマノスタルジアとしてリリースされた三本の作品の二本目
これも終戦後のお話ですが日本軍が民間徴用したダイヤモンドを国民に返すために密命を帯びた海軍大尉が東支那海の女海賊の親分と強力して
そう女海賊の宿敵漢一味を倒して中国海軍におわれ仲間の裏切りにあいながら東支那海ので冒険活劇を繰り広げる映画
 
まぁ明治天皇の皇后役に高倉みゆきをねじ込むために、新東宝のワンマン社長がアラカンさんの機嫌を損ねてまでゴリ押ししたっていうことですが
”女優をメカケにしたのではなく、メカケを女優にしたのだ“って言う名言まで吐かれた高倉みゆきさんのための映画でもあり
もう屋台骨が傾きかけてる割にはメカケのための映画ってことで
先にも書きましたがモブシーンが実に多く撮影されてるし大量俳優での戦闘シーンもしっかり撮られており小野田嘉幹監督の手腕が光ってた作品でしたかね
 
なおこの作品も先日ブログアップした「スパイと貞操」と同様に初DVD化はディアゴスティーニの“東宝新東宝戦争映画シリーズ”の一本として出版されており
パッケージ化は初ですが二度目のDVD化作品であり、一応今次大戦の秘話として戦争映画の範疇に入れてる作品ですか
あとはもう一本「印度洋にかゝる虹より 静かなり暁の戦場」を見れば今月の新東宝キネマノスタルジア作品はコンプリートになりますが・・・・
 
高倉みゆきさんのキツイお顔は女海賊にぴったりですが
このようなキツイ女性を二号さんというかおメカケさんにして会社まで潰した大蔵貢さんと言うお方はある意味男に冥利に尽きたお方だったのかもしれませんが
そんな女優さんと組まされる天知さんって当時はどんなお気持ちだったんですかね
アラカンさんは完全なる、アンチ高倉みゆきを貫かれた気骨ある鬼虎親分とお見受けさせてもらいましたがね
まぁ社長さんのお手つき女優さんを公言して憚らない作品ですからお金だけは十二分にかけて作ってるのだけはわかります
カラーにしなかっただけマシだったのかもね
 
1959年製作、日本映画、新東宝映画作品
小野田嘉幹監督作品
出演:高倉みゆき、天知茂、中村虎彦、御木本伸介、細川俊夫、菊地双三郎、泉田洋志、広瀨康治、寺島達朗、守山竜次、川部修詩、西一樹、松方信、鈴木信二、晴海勇三、池月正、秋田真夢、浜野桂子、千葉徹、原聖二
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザ・タワー

2024-08-18 05:05:42 | 洋画
4月に公開された映画がもう二次使用に回ってくるんですね
タワーちゅうのはいわゆるフランスのパリにある下層階級の人々が暮らす高層アパートのこと
ある朝住人が目を覚ますと何と窓外の景色が一変しており
このアパート丸ごと暗闇に包まれており、窓やアパートの玄関から外に出ると暗闇に飲み込まれるちゅうか出た分だけ何と人間が切断されてしまう
 
携帯は圏外TVは受信不能、人々は一体何が起きたのやらワケワカメ
プチパニックに陥るものの、でも何故か水道と電気だけは遠ってる
それが長期に渡ると人々は生きていくために集団ちゅうかコミュニティを作って生き抜こうとするわけで
フランスというお国柄いちおう下層民たちのアパートですから
黒人はアラブ系はアラブ系、アフリカ系はアフリカ系
そして白人と移民もまたコミュニテイを形成して生き残りを画策していく
 
そう韓国映画の「コンクリート・ユートピア」と同じような設定ですがそれとも全く違うシノプシスでして
この映画スーパーです済ましてしまいますが何とこの状況で孤立無縁のアパート住民はいちおう電気水道があるために5年の間この生活が続いてる
食料は何と住人同士がペットのワンニャンを掛け合わせて自給自足
中国人は犬を食うとかいう台詞もあったりでしたが
それだけでよくまぁ生きてこられたもんですし
ある意味カニバリズムの世界観が見えてきてたりも・・・
まぁPG - 12ですから直接的な表現は避けて台詞のみでの判断であるものの
住人同士の殺し合いもあるような
 
そんな絶望の世界観がさらに下の階から階ごとが消えてゆきもう4階から下は闇に飲み込まれたってことで
絶望を前にして死は怖くないただ無になるだけって言う会話で映画はFOしてエンドクレジットに・・・
一体何が言いたかったのか全くわからない作品
よく落ちずに最後まで見てたよね自分
 
2022年製作、フランス映画
ギョーム・ニクルー脚本・監督作品
出演:アンジェレ・マック、ハティック、アーメド・アブデル・ラウィ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

崖っぷちの熟女たち

2024-08-17 18:37:03 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルの深夜枠で拾って置いた作品
一応TVOA用ですのでR -15版ではスターボードという会社からリリースする時に着いたのがこのタイトル
R−18版で劇場公開されたときに「四十路熟女 性処理はヒミツ」というタイトルで2015年に製作されてた作品

なんと白木優子さんのピンク映画初出(主)演作品でもありましたこの作品
芸達者な和田光沙さんと倖田季梨さんの援助を受けてのピンク初登場ですが
当時39歳の白木さん堂々の役者さんでしたねぇ
この後OP映画では主演作が目白押しなのも納得と言えるでしょうね

まぁそんな白木さんの年齢を生かして夫との結婚生活に満足していたヒロインでしたが
夫の突然の浮気から離婚してアラフォーのシングルガールに
浮気相手に羽月希さんなら仕方ないかっても彼女の出演はこの不倫の絡みシーンのみですしたが
同い年のいとこの和田光沙さんが色々この年代のセックスに関して色々とチャチャ入れてくる
この二人の会話で物語は進行していくものの演技達者な和田さんと白木さんとの絡みはまるで掛け合い漫才を見てるようでして
結構尺も使ってるんだけどピンクのエロチック沙っていうよりも和田さんの演技でつまらなさとか退屈さを味あうことないし
白木さんも初演技にしては和田さんのボケをしっかりと受けて流されておりました
初主演での和田さんとの絡みは彼女にとってかなり勉強になったんだと・・・

見終わって調べていたらどうやらこの作品に前編というべき009年製作の「いとこ白書 うづく淫乱熱」という作品のの、二十年後の続篇とのことで演じてる役者さんは違うものの登場人物の設定は完全に同じということで
従兄弟同士の先生に倖田季梨さん一応俯瞰っぽい入浴しんはあるものの倖田季梨さんはノンヌードとか言っていい作品
今作では癌で死期を迎える設定になっている

まぁアラフォー女史ですからあちらもまだまだということで仕事の相棒で若い男日本惚れられるっていうことでこの若い男に山本宗介さんが
小松公典と竹洞哲也コンビ作品ですから明るく楽しい作品となっておりましたが
見終わっても何も残らない作品

切り口の違う記事はコチラ

2015年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
小松公典脚本、竹洞哲也監督作品
出演:白木優子、和田光沙、羽月希、倖田李梨、山本宗介、岡田智宏、岩谷健司、山村尚史、松崎真衣、村田海斗、広瀬寛巳
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024-08-17 05:05:13 | 邦画
なんと二次使用のDVDの発売よりも三月も早く日本映画専門チャンネルではこの8月11日の日曜日を皮切りに今月はあらゆる日に北野武監督最新作の「首」がTVでOAされる
ってことで11日に一応録画しておいたものの録画視聴です
なんと尺が二時間半もある超大作だったのね
まぁ北野監督自身が原作を書き30年温めてきたものをようやっと映画化したっていう思いは画面の隅々から伝わってきますが
個人的にちょっと長かったかなって感じてしまった
 
一応北野版“本能寺の変”の顛末を描いた作品と言えるのかな
まぁ織田信長さんだけはコテコテの名古屋弁で終始押し通し後の人物は今もてはやされてるような格調と時代劇所作にのっとた映画に反発するかのように
っていうか豊臣秀吉が百姓だったってことへの格調や考証くそくらえっていうことで台詞回しは皆さん現代口調で押し通して見せる北野映画ここにありって感じだったが
言葉でひとつ言わせてもらうならもうオープニング早々“役不足”を誤用のまま使われていたのには・・・
北野武でもちゃんと本意知らずに“力不足”の意味で“役不足”を使われてしまっていたのはなんとも
 
先に書いたように“本能寺の変”を描いてる作品として一番は本能寺の変がクライマックスになるように散々焦らしてようやっと
っていうとこでなんと本能寺の変のシーンのあっけなさは北野監督の意図だったんだろうねぇ
あっけなさの他にこっちもお口あんぐりでしかなかった信長の死ではありましたが
こういう手玉に取られる観客っていうのもある意味いいもんだと思いますよ
やっぱ北野監督は只者ではない
信長を取り巻く家来衆の表の顔と裏の顔をしっかりと見せるし家来がこうなら主人の信長もそれのまた上をいく二枚舌というか二枚いや三、四枚の鉄面皮をみせつつけて
主人が主人だと家来も家来っていう構図の見事さ
みんな裏では相手だけでなく主人さえ屁とも思ってない
 
こういう世界観で己と愛する者への忠実に生きたのが明智光秀だったのかもしれない
彼以外はみんな天下欲しさに裏切りに裏切りを重ねていくわけで
豊臣秀吉は天下欲しさに徳川家康に土下座までして天下を一度でいいから俺にくれって頼みにいく始末
こんな裏のありそうでなさそうでの各武将の表と裏のエピソードを描いていくから二時間半の長尺になるのも仕方ないものの
タイトルが首だけにいや首斬りのシーンというか飛んだ首の数の多さにはびっくりさせられるもの
首検分する秀吉が肝心の光秀の首を誰かわからんと蹴っとばして
俺は光秀の死の証が欲しいだけだっていう終わらせ方もタイトルと鑑み合わせて実に秀逸な終わらせかであったとも言えるかな
 
映画が見世物であることを十二分に承知して作り上げているので先ほどから長い長いって書いてる割には
映画として退屈せずに長時間見てられる作品
 
77歳にして全く老いを感じさせない北野武監督。生きてる限り映画は撮って欲しいものである
 
2023年製作、日本映画、KADOKAWA作品、東宝配給
北野武原作・脚本・監督作品
出演:ビートたけし、西島秀俊、加瀬亮、浅野忠信、大森南朋、中村獅童、小林薫、岸部一徳、遠藤憲一、勝村政信、寺島進、木村祐一、桐谷健太、矢島健一、堀部圭亮、仁科貴、六平直政、荒川良々、大竹まこと、寛一郎、津田寛治、柴田理恵、劇団ひとり、ホーキング青山、アマレス兄弟
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする