MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

日本やくざ抗争史~広島抗争~

2024-08-16 18:24:44 | Vシネマ
東映チャンネルの<俠のVシネ劇場>で企画番組としてライツキューブというかオールインエンターテインメント時代に“日本やくざ抗争史”シリーズとして
実際に起きた抗争事件を元にして小沢仁志さんと白竜さんとの共演で8本だったか2014〜15年の間にシリーズ化して映像化していった作品を不定期でOAしており
今月はこの「日本やくざ抗争史〜広島抗争〜」をOAしてくれました。

広島抗争は第一次から第三次まで続いて東映では深作欣二さんの「仁義なき戦い」シリーズで完全映像化されてきておりまして
かなり有名だし当時中国新聞はキャンペーンを張り世論と司法を動かして第三次抗争で止めたっていう経緯もあります
そんな第三次広島抗争をオールインも金澤克次さんで映像化したのがこの作品です。

2015年作品ということでオールインでは実にこの時代月に4,5本任侠ドラマをリリースしていた時代ですから今見ると懐かしい顔がいっぱいでしたねぇ、ちょうど「日本統一」もリリース開始された時代で任侠ドラマ全盛期って言っていいのかな
この作品でもほんのちょっとだけど抗争の発端となる行動を起こす若者に北代高士さんまで出演していたのね

実在の人物の名前や所属団体の名称をちょっと変えて
一応事実を踏まえてドラマ化させる腕前はお手の物で一応小沢仁志と白龍さんとの共演っていうことで
当然この続編があるので白竜さんは「仁義なき戦い」の原作者美能幸三役で出演のため刑務所から出所してきたとこでto be continued でしたねぇ

ヒロインというか主人公の女房役で当時エロチックOVの女王大竹一重さんもノンヌードでご出演されて花を添えてらっしゃるのね

2015年製作、日本Vシネマ、アドバンス作品
金澤克次監督作品
出演:小沢仁志、大竹一重、北代高士、小沢和義、本宮泰風、谷村好一、ホリベン、殺陣剛太、工藤俊作、宮崎貴久、川原英之、マサトキムラ、森羅万象(ナレーション)、野口雅弘、宮内洋、白竜

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スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック

2024-08-16 05:05:16 | 洋画
これは邦題にも冠されてる通りスティーヴン・キングの『Children of the Corn』の何回目かの映画化作品であり
そしてヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行である<未体験ゾーンの映画たち2024>で上映された作品でもあります。
未体験映画はこういった二次使用に回った作品は出来る限りみたいっていうこともあってセットレンタルに組み込んできました
 
まぁ個人的には『Children of the Corn』の映画化作品としてはもうだいぶ前に見てるって言う記憶があるだけで
ほとんど内容までは覚えてないよう状態ですからほぼ初見と言ってもいいような感覚で見てました
イーデン演じる子役が上手すぎだし、イーデンと対峙するこの映画のみ惹句では子供とは言えない18歳のボーリンを演じてるエレナ・カンプーリスに肩入れして見てたって言うのが正直な感想
どうしてもロリではないんで映画のヒロインもJK以上でないと萌えへんのが困ったもんですね
 
スティーヴン・キングですから結構人が死にます
それも未成年前後の子供がそれなりに大人を殺しますしエグいです
イーデンの想像のみ怪物が人体破壊してたりといちおう映倫さんではR -15指定の作品ですからある意味楽しめた映像もあったりヒロインに萌えたり十二分に私としては楽しめた作品ではありましたし
どうなんでしょうこのとうもろこし農場での火災炎上シーンはCGだとしてもロケで農場での撮影だったのかなぁ
やっぱアメリカは大陸だけあって広大だよなぁ
 
イーデンを演じてるケイト・モイヤーは実にキャスティングの妙というくらいイーデンになりきり
そのサイコパスぶりは実に見事としかいえなかったかな
とくに美形な子役出ないとこがこれまたキャスティングの妙でしたよね
映像的にどうなんだろうデジタルで撮影してるんだけど画質といいカラーといい70年代のテクニカラーっぽい質感を出していたのも良かった点だったかな
 
ストーリーに関しては何も書いてませんが
いちおう見応えのあった掌品な作品と言える
 
2023年製作、オーストラリア映画
カート・ウィマー製作・脚本・監督作品
出演:ケイト・モイヤー、エレナ・カンプーリス、カラン・マルヴェイ、ブルース・スペンス
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漫画『カラオケ行こ!』

2024-08-15 17:44:04 | 漫画
人間ハマるっていうことはゲニ恐ろしきことでして
普段から漫画やアニメを見ないって公言しているこの私ですが
映画を見終わってこの映画にドハマりして買い物ついでに地元のショッピングモールにある唯一の本屋さん三省堂書店にフラって入ったらなんとこの『カラオケ行こ!』と『ファミレス行こ。(上)』とがセットで売っており
なぜか速攻購入してるという、全く自分でも考えられない行動を起こしており
 
速攻でこの二冊読んでしまいました
先に言っておきますが中学から卒業して4年東京のO田区K田のファミレスでバイトする岡聡実クンには馴染めませんでした
ってことで過剰に期待が膨らんでたのかなぁ上巻だけでは物語の全体像も掴めず方向性も成田狂児との関係も掴みきれないままのこの作品
映画をみて原作読んで臨んだ続編ですが実に私の『ファミレス行こ。』への期待は急激に萎みましたって先に言っておきます。
 
で映画化された方の『カラオケ行こ!』の方ですが
映画ではかなり聡実少年の成長期に起きる男の子だったらほとんどの少年が通り過ぎてもなんともおもわない変声期の悩みが物語全体の全面に押し出されていて
映画では変声期の“へ”の字も台詞として聡実少年の口から漏れ出てないのですが
いや実に文字化されすぎやろっていうくらいでてきてたなぁ
 
漫画だとこういう風に文字化していかないといわゆる絵面だけではわかりにくいっていうことなのでしょうね
そこいくと映画だとやくざたちの前で紅を絶唱することで変声期を克服させることを見事に音と映像で見せることができても二次元ではそうは行かないってことなのね
コミカルさも傘の絵面で見せたりしとらんし
漫画は、コマとコマの間を埋める作業を読者に強いらせることで成り立っているものだということは言わずもがなですが
埋める作業も十人十色ですがやっぱ埋めきれない部分もあるということを改めて知らされたかな
 
一応成田狂児の名前の由来と
カラオケ屋での狂児のバイト時代に関してのエピソードは本編とは別エピソードとして付録的に本編終わりに付け足されているのね
 
まぁハマった私が悪いのか普段やらないこと
つまり漫画を読みその感想までブログにアップしてしまうという愚挙でしたが・・・
お付き合い   感謝
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カラオケ行こ!

2024-08-15 05:05:36 | 邦画
いやハマった今までこれほどハマった作品は珍しい
何せ107分ある作品なんですが
一度見終わってから、さらにもう一回最初っから見直しましたものね
っていうのもあの自動車事故でストレッチャーで運ばれる男の左手が溢れてて
その左手の小指小指どうだったって見直しもかねていた
まぁ先に言ってしまいますが微妙な角度で左手小指は見えない。そうあるかないかが判別出来んかったわ

何と原作は漫画だそうで、どうりで破天荒な現実噛み合わない二つの団体に属し年齢もかなり離れた男同士の友情というか絆をこれほど見事に描いた作品だったとはほぼタイトルの「カラオケ行こ!」から想像できただろうか

まぁここまでとおまわしに書いたもののヤクザの若頭補佐の男と中学3年で合唱部の部長をしてる少年との普通の世界では絶対に交わらない二人が何と主人公
これは完全にコミカルな作品でして映画的には二か所で思いっきり吹いたなぁホントに
目立つ亀さんの図案の傘によってやくざのお兄さんとの関係性を嫌った主人公が母親にあたらしい傘を買ってくれと頼んで買ってもらってジャーンって母親が新しい傘って開いて見せた図案がなんとツル
鶴亀のおめでたい図案はわかるけど何故かこの鶴で吹いた
ナイスセンス

そしてもう一つはやくざにダッシュボードから濡れティッシュ取ってくれって頼まれた少年がダッシュボードを開けるとこっちの予想ではチャカが出てくるって思ってたからねぇ
なんと出てきたのは詰めたばかりの小指
これは予想を遥かに通り越してくれててこれにも思いっきり吹いた

大体相入れないっていうか世間の常識として交わることのない二つの団体の構成員がまじわることでそこにドラマが生まれるんですよね
決して葛藤ではなくドラマなんですよね、葛藤は少年の変声
見終わっていつものように調べていたらなんとこの5年後再び二人が出会うという続編の『ファミレス行こ。』っていう作品も上梓されているんですね
ってことを踏まえてのエンドクレジット中の映像なんですね、続編あるのかな映画でも
確かミナミ銀座が5年後に生まれ変わるっていうようなセリフもありましたし
このミナミ銀座の路地の景観はオールインの作品群で今までいっぱい見てきてる景観でしたねぇ

まぁカラオケの歌唱指導をすると言いつつ結局何一つ指導してるわけでもなく
少年自身成長期の男の子の変声期の悩みを抱えていたものの
それもまたやくざたちの前で“紅”を絶唱することで自己解決しちゃっていたのかな
最近のいわゆるBL好きな女子にもバエるやくざと中坊とのBLもどきの男の胸の裡っていうようなとこで受けたさくひんなんでしょうね
漫画はほとんど読みませんが個人として機会が有れば『ファミレス行こ。』の原作も読んで見たい気にさせられた映画でした
だってこの二人一体どうなっていくのか興味尽きますもの

綾野剛相手に一歩も引けを撮らないで淡々と中坊を演じてた齋藤潤が凄すぎた
チョイ役でしたがヒコロヒーのあのうらぶれ感も見事でしたねぇ

尚、劇中流された映画は「カサブランカ」と「自転車泥棒」だけはわかりましたが後の二つは不明

2023年製作、日本映画、KADOKAW作品
山下弘監督作品
出演:綾野剛、齋藤潤、芳根京子、八木美樹、後聖人、井澤徹、橋本じゅん、やべきょうすけ、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也(友情出演)、北村一輝
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オンナたちの告白 ~メグミ~

2024-08-14 18:12:38 | OV
このシリーズは城定監督の名前を見つけて見る気になったシリーズ
この作品は東映チャンネルさんのOA順ということで一応シリーズの第三弾となってる作品ですが
見た順番となると最後の作品となってしまって
これって意図的なのか偶然なのかこのシリーズ城定作品で始まって城定作品で見終わるっていうことに

今作の主演は架乃ゆらさん前作とは違い実に実に城定らしいツイストの効いた作品だったかな、そもそも城定さんの宗教観は作品から伝わってくる由もないものも
ヒロインは神に自己を捧げることが宗教と思い込んでおり

そこにつけ込んで肉体をもて遊ぶ男に可児正光さん
宗教活動で浮浪者のおじさんに対して奉仕することで神への自己への顕示を示すことが主教本来の姿かどうかはわかりませんが

宗教活動で浮浪者のおじさんに対して奉仕することで神への自己への顕示を示すことが主教本来の姿かどうかはわかりませんが
ある偶然から男の本心を知ったヒロインの心を掴んだのはヒロインの下着で自慰してる爺さんまでは行かない麻木貴仁の逝った時の後ろ姿の神々しさだった
まぁこう言った作品の常として麻木貴仁とのセックスによって自己の宗教観が揺るぎないものになっていくという
二律背反なヒロインの心情を描いた城定さんでした。

切り口の違う記事はコチラ

2023年製作、日本OV作品、オンナたちの告白製作委員会作品
城定秀夫脚本・編集・監督作品
出演:架乃ゆら、麻木貴仁、可児正光、山本宗介

参考:オンナたちの告白
case望美
case佐智子
caseメグミ
caseアリス
case美羽
case遥香
case麗子
case真白
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犯罪都市 NO WAY OUT

2024-08-14 05:05:23 | 韓国映画
まぁ今月のレンタルの目玉作品ちゅうたらこの作品に尽きるでしょう
強面俳優がいつのまにかラブリードンソクになってしもうて、最近ではもう強面それもヤクザとかギャングとかの役に徹することものうなってしまったマ・ドンソクの唯一残ってるのがこの「犯罪都市」シリーズ
この作品でもユーモアシーンとリアルアクションとの使い分けでマブリードンソクとマ・ドンソクのコントラストで見せてくれる作品

一応2017年に第一作「犯罪都市」からスタートして2022年に第二作「犯罪都市 THE ROUNDUP」で海外出張しての大暴れをしてくれてたマ・ソクト刑事は今作では転勤されたようで
広域捜査班のマ・ソクト刑事

今作では広域捜査隊は転落死亡事件を追ううちに新薬の合成麻薬が裏に絡んでることを知り、日本のヤクザは韓国でその合成麻薬を精製していたが20キロ持ち逃げされ
その始末にリキという殺し屋を送ってくる。一方麻薬課長とその配下たちは件の持ち逃げ20キロの麻薬を中国に転売してし舞うんですねブツがないのに
ってことでメインプロットはその20キロの麻薬を巡ってのドンソクの広域捜査班と日本ヤクザの殺し屋と麻薬課長たちとの三つ巴の20キロの麻薬の捜索戦
まぁそんなこんなでコメディ要素を入れつつもワンパンチで向かってくるものをKOするドンソクさんをみるだけの映画だったって言っても過言でない

それはそれでこういう作品のパターン化としてはいいのですが
悪役がドンソクさんより強くなくては映画としては面白くならないってことで
頭が切れてそれなりに腕っ節も強い悪徳刑事をしっかりと用意してくれてたし
日本ヤクザはポン刀振り回してくる

日本やくざ組織から派遣されてきたリキには青木崇高が
まぁドンソクさんに対抗するにはいちおうもってこいのキャラではあるものの今作での悪っぷりは悪徳刑事には敵わないもののポン刀でカタをつける役所
もうちょっと迫力が欲しかったけどこれはこれでいちおう合格点
やっぱ顔で得してるよね國村隼さんは、もう演技以前にお顔だけで日本ヤクザの大親分の貫禄十分でしたし撮影にしても半日仕事で終わる2シーンのみ

この映画ドンソクさんの腕力が必殺ワンパンチってことで銃器があんまり使われないシリーズだったようですね
それでももうこんだけパンチであらゆる敵をのしまくるドンソクさんの二の腕見てるだけで殴られる側にはなりたくないよね
エンドクレジットで次回作の予告映像が来月日本では劇場公開の予定ですから
早ければDVDは来年のお正月商戦ってことになるのかなぁ

2023年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・サンヨン監督作品
出演:マ・ドンソク、イ・ジュニョク、イ・ボムス、青木崇高、國村隼、キム・ミンジェ、イ・ジフン、チョン・ソクホ
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侵入される女

2024-08-13 19:43:37 | OV
時間がない時に重宝している、チャンネルNECOがオルガというAVレーベルの作品をR -15指定に換骨奪胎し再編集して三十分未満の作品にして
三本のオムニバスにして「世にもエロスな物語」シリーズと「令和エロス噺」の二シリーズ作品を
さらに深夜枠の時間調整にも使うということで
私も一本30分という尺は実にベンリーでして
 
今作は2022年に初OAされた「令和エロス噺~責められ好きな女たち~」という作品の中にあった作品
何と主演は芽森しずくさん
現在は宝生リリーさんというお名前で活躍されてるAV女優さんです
芽森しずくはデビュー当時の芸名だったんですね
 
AV本編は「催眠調教 女を狂わす催淫ドラッグ」という作品で
元部長で今はハウスクリーニングの仕事をしている大島が、訪れた家は昔部下であった家
その家の奥さんの美しさに嫉妬を覚えた大島は偶然催淫ドラッグを手に入れ
それを使って奥さんをも意のままにするというなんと140分も尺のある作品だった
そんな長尺作品を見事に換骨奪胎しプロットを壊さないで編集する見事さには感心させられる
 
切り口の違う記事はコチラ
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ハンテッド 狩られる夜

2024-08-13 05:05:15 | 洋画
映画情報も何も入れない人ですから、レンタル展の店頭でのジャケット借り?
いや邦題もいちおう寄与していたとは思うけど
これは実に面白い作品でしたねぇ
こういうのを拾い物だっていうんだなぁって何時ものように見終わってから情報収集し始めたら面白かった要因がわかりました
 
「ハイテンション」や「P2」のアレクサンドル・アジャが製作。
そしてあの頭皮描写で物議を醸したフランク・カルフンが共同で脚本を書き監督を務めあげた作品だったからなのね
そんなわけで普通なら未公開でレンタルで終わってしまうのだろうっていう映画がミニシアターながらいちおう劇場公開までしてるし
 
ってことで深夜の国道沿いのガソリンスタンドのコンビニ
ここに向かいのこれまた実に象徴的な“神は存在しない”っていう看板から狙撃されて
身動きできないお姉ちゃんっても妊娠中だし不倫相手と出張仕事終わりで帰宅途中のGSで身動きが取れない様子を写してるだけの95分のワンシュチュエーション映画
ったら見も蓋もないんですが
 
これが本当に面白いから世話のないお話でして
旦那とTV電話して真夜中に帰宅する旨の会話の中に国道59号通れよ高速閉鎖されてるからっていう会話がなされて
彼氏運転で下道走っていたら何とガス欠。実はタンクにサイクが仕掛けられててちょうどここでガス欠になるように仕組まれていたような
コンビニでコーヒー買ってガム買って店を出ようとしたらヒロイン左上腕を打たれてってもどうやらかすったようで裂傷
 
さらに二の矢三の矢と弾が飛んできて店から出られない
完全に店内に閉じ込められたようで商品の袋菓子など投げてみると射撃の腕はいいみたいで
彼氏も撃たれて殺されて外との通信手段はみんなやられてて唯一あるのは無線機だけだがそれは犯人とつながっていて
犯人と膠着状態になっての会話の中で
  この国は差別主義者が銃を振り回してる
  銃社会での犠牲者は罪のない人ばかり
  実際にあったベガスやフロリダの銃乱射の話や
  陰謀論や議事堂襲撃者やテロリストやフェイクニュース
  そしてヒロインの仕事と通じる反ワクチン派などの話が交わされて
もうこうなるとアメリカにトランプなる人物が大統領に就任してからの事件事故や個人主義的なイデオロギーとかひんぱんに出てくるんでこの作品ある意味反トランプの映画でもあって
そういう意味でも面白く見てられたものの
 
結局はさらに犠牲者が増えて最後は
そうそこはアメリカ映画だからでしょうか子供までは殺さないものの
徒手空拳のヒロインが傷つきつつなんと犯人をコンビニに誘い込み無手勝流でもうシャッターの自動開閉の力で相手の頭潰してしまうものの・・・
いやだからってハッピーエンドではないんだよね
 
最後まで犯人は顔をみせません、浮気を知った旦那の仕業だったのか謎を残したままそしてさらに腹を撃たれたヒロインは・・・で映画は終わるんですね
普通のお姉ちゃんにしては結構サバイバルに長けてて腕の傷は何と店のボンドで接着しちゃうのね
そんな彼女も最期なのか・・・そこもあえて触れられず
 
ある意味普通のアクション映画よりもおもしろく見られたのはやっぱ製作陣の才能の為せる技だったのか
 
2023年製作、アメリカ・フランス合作映画
アレクサンドル・アジャ製作、フランク・カルフン共同脚本・監督作品
出演:カミーユ・ロウ、ジェレミー・シッピオ、J・ジョン・ビーラー
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闇金ドッグスX 後編

2024-08-12 16:53:39 | Vシネマ
前編はまぁ登場人物の紹介的は作品でしたが、
後編はきっちり闇金を使ったキャラたちのいわゆるノープランのその場その時の人生模様をしっかりと描いていきます
って言っても全編では劇団の主役を得て集金システムの入場券の販売ノルマの泥沼にハマり
闇金を使いかつ個人フーゾクとして真面目な会社員の会計係をたぶらかせて小銭と日銭を稼いでいても間に合わず
日常は闇金の利息も払えない入場券のノルマも全く果たせない
お色気でリーマンを会社の公金横領させて入場券ノルマは達成しても闇金の利息は払えない・・・・
 
何と後編ではもうひとりモルモットで稼ごうとしてる山中って言う人物を出してきて彼氏自身何とモルモットギャンブルで町の人から小銭稼ぎをしたことで大博打に出て破産して命を・・・
このモルモットエピソードって尺稼ぎだったのかな
話があちこちに動いてある意味集中にはいかなかったけど
闇金の非情さを描くためには必要なエピソードとも言えたかな
 
こんな二人の転落人生を描きつつ劇団の根本的な悪いシステムには触れずにそれに振り回されて自分を見失った末の借金返済と本物のフーゾクへの転落を見せてこの世界の非情さをきちりと絵がいてみせてくれてます
山田裕貴の時の闇金では市井の人への救いがチラホラあったのが
今作ではそこを省いて見せてるのもひとつの作品としてのでしょうね
 
まぁオチとして真洋に騙されたリーマンが会社資金への補填に闇金訪ねてきた友達拳銃の弾なんですね
 
 
024年製作、日本Vシネマ、「闇金ドッグスX」製作委員会作品
西海謙一郎監督作品
出演:佳久創、池田匡志、真洋、永野宗典、カトウシンスケ、佐藤五郎、石田隼、松永有紗、伊藤幸司、大島蓉子
 
参考
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バーニング・マウンテン 紅蓮の脱出行

2024-08-12 05:05:07 | 洋画未公開
WOWOWのジャパンプレミア枠で5月にOAされた後配信及びディスク化されて3日にレンタルリリースされたこの作品
「バーニング・マウンテン 紅蓮の脱出行(原題:On Fire)」と邦題からして山火事を題材にした直球なディザスタームービーですが
こう言った山火事は現在の地球が直面している異常気象や地球高温化が要因であるようなスーパーから始まるという
ある意味警鐘的な作品でもあるが、邦題から見えるようにこの映画の主人公は山火事に巻き込まれて逃げ惑う市井のある一家の山火事からの逃避行を描いた作品
 
最初に言っておきますが、ピーター・ファシネリとニック・ライオンの二人が脚本書き監督を務めておりさらにピーター・ファシネリは主人公一家の父親役でも出演しております
そうピーター・ファシネリには齢80になる気管を患ってるランス・ヘンリクセン演じる頑固爺さんがいて奥さんは8か月の身重で義父の療養費稼いでる妻と高校の陸上で常にトップを走る息子の4人家族
周りの山火事被害の拡大とそんな家族と911の新人交換手がこの映画の登場人物で
山火事映画で常に主役を務めている森林消防士は最後にちょこっと出てくるだけの80分の映画
 
最初はこっちに飛び火しないとタカを括っていたもののちょっと火の回りが早いかってお父さんは避難準備として必需品を買い出しに出かけてる間に
緊急避難指示が発令され
家族はゆうこと聞かない頑固ジジイを叱咤してなんとか避難開始
夫は帰宅途中で進入禁止の憂き目にあい
警官の制止を振り切って家族のもとに・・・
奥さんは火の中車を走らせてる関係でついに事故を起こし爺さん死なせた
 
まぁそんなとこにお父さん現れてお父さんの車で身動き取れないから家に戻ろうとしたらジジィが息を吹き返すものの
いやランス・ヘリクセン年とってしまわれて昔の面影ないものの頑固ジジィには持ってこい
逃げ場を失い徒歩で紅蓮の中避難して行く中で本当にヘンリクセン爺さん命を落とし
父親は脚を骨折しもう完全にアウトって時に911に連絡入れるものの電波が悪かったりで・・・
 
なんとか山中にでっかい湖見つけ防火毛布に包まれてボートで湖に漕ぎ出すことができたものの
今度はなんと母ちゃんが破水して再び911に電話したら湖の南に消火隊がいると知らされて、今度長男が得意の走りで火の中走り抜けて・・・・
 
地球温暖化への警鐘と消火隊そして被害者へのエールで終わる作品でした。
 
2023年製作、アメリカ映画
ピーター・ファシネリ(出演)、ニック・ライオン共同脚本・共同監督作品
出演:フィオナ・ドゥーリフ、アッシャー・エンジェル、ランス・ヘンリクセン
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