MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

闇金ドッグスX 前編

2024-08-11 18:14:55 | Vシネマ
私は山田裕貴と青木玄徳がW主演していた「闇金ドッグス」シリーズが好きで
全9作品一応全部見てまして
まぁ青木玄徳クンが事件起こさねばまだまだこのシリーズ続いていったのかもしれませんけど9話でシリーズ強制終了になってしまったのが残念でしたし
この「闇金ドッグス」シリーズを見てるうちになぜか山田裕貴の推しになってた気がする
これ以来TVドラマを除いて山田裕貴出演作品は必ず見るようにしてる
 
そんな「闇金ドッグス」が何とチャンネルNECOの限定番組として帰ってきた
これは見るしかないだろうって手ぐすねひいて待ってたら「闇金ドッグスX」前後編
ということで昨10日に二本同時OAされました
個人的に新シリーズで「闇金ドッグスX(エックス)」って思っていたら
どうやら前のシリーズが9作目で終わっていたのでこの場合の“X”はどうも”10“ということらしいんですね
キャストも一新され闇金は“ワンモアファイナンス”という名称であって
オーナーは佳久創演じる元傭兵上がりの真田一兵という人物で
なぜか月一リボルバーに実弾一発リロードして自分のこめかみに当てて引き金を引くという不思議な人物、ほとんど話さない人物
そして池田匡志演じる取り立て貸金などの業務を担当する社員の二人で経営してるようですね
 
たぶんに前後編で一つのシノプシスになってるようですので今回は前編として64分の尺でお話の導入だけでしたね
全体が見えないので後半見て全体の感想を書こうと思いますが
ヒロインって言っても闇金から借金しただけでは足りなくて自ら高額で体を売るという
主役をつかんでこれから飛躍するためにはって言う劇団から金を搾り取られていく役柄で元乃木坂46の真洋さんが出演されてるものの
生きるためというか自分のこと夢の実現のためにはなんの苦労も厭わないって言うある意味強いキャラを演じていますが
果たして後編ではどうなっていくのでしょうか・・・
 
2024年製作、日本Vシネマ、「闇金ドッグスX」製作委員会作品
西海謙一郎監督作品
出演:佳久創、池田匡志、真洋、永野宗典、カトウシンスケ、佐藤五郎、石田隼、松永有紗、伊藤幸司、大島蓉子
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ボーはおそれている

2024-08-11 05:05:50 | 洋画
なんと179分もある大長編映画
ある意味母とマザコン息子の長い長い確執と決着を描いた作品と云っていいのかな
なんだかホラーっていうようなジャンルに入れられてる作品だけどちっともホラーではない
ボーは中年過ぎなのに働かず、仕送りを受け、セラピーで薬を処方されている。
精神疾患に罹ったのも母親との関係性からきたストレスだったのかもしれない

そんなポーが母の死に関して帰郷することになるものの
おそるおそる外に出てみると目に飛び込んでくるものすべてに不安が募り
そうなんです3時間の作品をある意味三部に分けて見せてくれてる映画
その前半はいわゆる不安障害のボーによるパニック障害で起きる様々な妄想を具現化させての喜劇パートではあるものの
私自身不安障害ですからほとんど納得できるなぁって思いつつ自分もそうこうなんだんだろうって興味津々見ていました。

中盤はボーのここまでの人生が語られていたのかなぁ
一つ一つのエピソードだったんだろうがこのパート何回か寝落ちしてしまって部分部分はっきりせんのですがなにせ3時間の映画見返す気にもなれずに
劇中劇で父子4人で対面してたのは記憶にあるのよね
私はそのまま夢うつつで日本語音声だけが聴こえていたんですが
急な激しい喘ぎ声で意識が戻るとボーはまさかの姦ってる最中
この激しいシーンがR−15の指定だったのと、そこは不思議とこう言ったシーンで意識が完全に戻ったらば
 
文字通り二つの意味で逝った女の死を見た途端に跳ね飛ばすものの死体はどこにもなく
そんなところに母親が現れて
ここからは母親と息子との確執のやりとりの果てに・・・
この二人が対峙する空間はある意味子宮を表して
最終的にエンドロールになる湖だかの演出は羊水の中に帰った暗示というか比喩だったんだろうっていうことくらいはわかるが
この長い長い映画は一体何を言いたかったのか中盤は完全寝落ちしまくっていたため最後の最後まで分からずしまい。

兎にも角にも一応は前半と後半の二時間くらいは観たっていうことで観たならブログアップせねばってことで途切れ途切れの記憶を頼りにここまでは書きましたが
そんな途切れ途切れでも二度見するだけの勇気も起きない三時間の超大作
とりあえずアリ・アスターには申し訳ありませんが・・・・

2023年製作、アメリカ映画
アリ・アスター脚本・監督作品
出演:ホアキン・フェニックス、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、エイミー・ライアン、ネイサン・レイン、パティ・ルポーン、パーカー・ポージー、ドゥニ・メノーシェ
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オンナたちの告白 ~遥香~

2024-08-10 18:03:34 | OV
二月にわたって見てきましたこの「オンナたちの告白」シリーズも残すところ後二本
ってことで今日はこのシリーズ第六弾にあたる「オンナたちの告白 ~遥香~」と言う作品
いちおう33分の尺があるようで東映チャンネルでは30分超えの作品に関しては何と一時間の放送枠を取っており
深夜枠ということもあって通販とかのCM入れずに何と残りの尺は今後放送予定の作品の予告編大会
何でだろうね作品を見た後ってのもあるのかな
それとも昔っから東映映画で育ってきたから(だからうちのTVもテレ朝しか見てんしし)東映映画だけの予告編のみ数々を30分近く見てても全く飽きないのは・・・

八木奈々さんという個人的には完全お初の女優さんになるんでしょうか

このシリーズが僕的には初見ということに
それなりな美形な女優さんですね、いちおうピンクにも出演されてるので今後は
この女優さんの本業のAV以外での出会いは増えていくのかな

何と貝原クリス亮久々の監督作だったようですね
最近ではVシネマではスタッフクレジットでは助監督っていうより美術監督でよく見かけていることはいたんですがね
こういう業界ですから一人で表と裏とか掛け持ちも多いようで
何と今作では最近こういった作品で助監督として名前を見かける可児正光さんは今作では助監督出演者の一人二役だったようですね

お話としては美大を出て個人的にイラストで生計を立てたい遥香は、美大同期のラノベ用のエッチな挿絵や、美大の先輩でデザイン事務所を経営する純一から仕事も貰って何とか生活している。
美大時代の登山サークルで遥香は純一に命を救ってもらったことがあり、その時から密かに想いを寄せており遂に純一へ告白する決心をし体を開いてものの挿入中に家族から電話が入りそれに応答する純一を見て彼との別れを決意する遥香だった・・・

八木奈々さんせっかく美しい体をされてるのに画面が暗かったのが難点でした
範田紗々さんあんなチョイ役での出演だったのね
製作応援か現場見舞いに来てたところちょっとでないって感じだったかな

切り口の違う記事はコチラ

2023年製作、日本OV作品、オンナたちの告白製作委員会作品
貝原クリス亮脚本・監督作品
出演:八木奈々、可児正光、橘秀樹、範田紗々

参考:オンナたちの告白
case望美
case佐智子
caseメグミ
caseアリス
case美羽
case遥香
case麗子
case真白
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笑いのカイブツ

2024-08-10 05:05:38 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画と片岡礼子さんと松本穂香さんで視聴した作品
何とわたしは寡聞にして知らなかったって言いつつもこのお方がレジェンドとして君臨されていたNHKのケータイ大喜利は毎週見ていたんですよね
でもツチヤテルユキなる人物はまるっきり記憶にないちゅうか、作者よりも寄せられたネタに気が向いていたっていう記憶はあるけど
この映画の根本的なテーマでもあったかと思われますが
結局お笑いネタなんてその場限り、一瞬人を笑かしたら消えていくもんなんですよね
 
ってことで投稿ネタに若き命を削ってその日その日を生きてきた若者がお笑いのいわゆる表に出る側でなく
そう劇中でも彼自身人間関係で生きていく術を失い命までをも失って行くような社会生活を営められない人物にして生きてきたのも事実だし
そんな投稿ネタでようやっと人生を歩もうとする一歩を踏み出せるところまできてるのに
生き方というか人としての社会人としての生き方はネタみたいにいかないところで
挫折を味わっていく自伝的半生を描いたいわゆる実話の持つ強みなんでしょうねぇ
 
そんな人としての生き方のできない天才肌の人物をしっかりと好演してる岡山天音さん、ちょいワルではあるものも最後の方ではしっかり映画を締めてる菅田将暉さんと主人公の良き理解者である芸人を演じてた仲野太賀さんがうまいよね
松本穂香さんはある意味賑やかしでではあったものの母親役の片岡礼子さん同様主人公を私的に支えてきた人物だったようですね
 
何故か、真実の持ってる強みなのでしょうか二時間弱見入ってしまった作品でした
道頓堀は飛び込んでも死ねない川のようですね
 
2023年製作、日本映画、「笑いのカイブツ」製作委員会作品
ツチヤタカユキ原作・劇中ネタ原案、滝本憲吾共同脚本・監督作品
出演:岡山天音、片岡礼子、松本穂香、前原滉、板橋駿谷、淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平、柳ゆり菜、菅田将暉、仲野太賀
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オンナたちの告白 ~麗子~

2024-08-09 18:08:43 | OV
東映チャンネルでの連続企画OA“オンナたちの告白”第二シリーズの二作目は
広瀬アリスさん主演のこの作品
シリーズ作品としては第7弾にあたる作品
カワノゴウシ監督が再びメガフォンをとった作品
いちおうWEBドラマちゅうことで一話30分って言う尺は配信作品にはちょうど良い尺なのかもしれませんね
 
それに尺が短い分シノプシスもギュッと凝縮されますので登場人物にしても必要最小限だの出演ていうことでコストの面でもある程度削減できていたりで実に合理的に作られているようですし
何人か監督さんもWって演出されてることもあり、さらにここまで書いてきた通りコスト削減で二本撮りだったりとコスパの良い作品とも言えるのかな
こういった短尺な作品も実はここでも常に描いてるように
時間に余裕もない時には1日2本ブログアップを課している私にとっても
いろんな意味でコスパな作敏でもあるようでして・・・
 
同窓会の二次会で集まった男女4人、卒業してから誰とも連絡をとっていない麗子の話題で盛り上がっていた。独身の佐野が熊本に出張に行った際、遊んだ風俗嬢が麗子にそっくりだったという話を半信半疑で聞いている最中何とその麗子から“今からそっちに参加する”という連絡が突如入り・・・
 男子憧れの同級生がまさかの風俗嬢で副業にさらに自己の肉体を使っての家庭壊しやさんだったって言うびっくり展開なこの作品
意外性を生かして今んとここのシリーズではいちばんのお気に入りシノプシス作品となっております
 
っていうか七瀬アリスさん、個人的に表AVは見ない人なのでこういった作品では二本目にあたるお方
それなりにお美しいお方ですよね
 
切り口の違う作品はコチラ
 
2023年製作、日本OV作品、オンナたちの告白製作委員会作品
カワノゴウシ脚本・編集・監督作品
出演:七瀬アリス、つつじあゆこ、吉田タケシ、岩下昴靖、宮川翼、ケイチャン
 
 
参考:オンナたちの告白
case望美
case佐智子
caseメグミ
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case美羽
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ソウルメイト

2024-08-09 05:05:58 | 韓国映画
今月の韓国映画はなんといってもマ・ドンソクのシリーズ物になってしまったはみ出し刑事の「犯罪都市」なんですけども
その前にこっちも見ていたのでブログにアップしておきますね
ウエルメイドな作品でした
っていうことで見終わって調べたらなんとこの作品中国香港合作映画「ソウルメイト 七月と安生」という作品のリメイクだったんですね
韓国映画はリメイク作品桃色作るの上手だからねぇ
ってオリジナルわたし見てはいませんけどそこで梗概等調べたら根本からちゃんと違いを鮮明にしていたようで
オリジナルとの比較ができないのでこの作品に関してのみの感想です

個人的には先に書いたようにリメイクって言う知らないから韓国映画だし
まずはタイトルからして「ソウルメイト」の“ソウル”って韓国映画ってこともあっていわゆる英語の意味と韓国首都のソウルが掛け言葉になってるのかなぁっていうとこから見始めたんですが
この物語のの発端がチェジュ島ってこともあり首都との掛け言葉は見てるうちに消えました
文字通りにとっていい作品

主人公というかヒロインのハウンとミソは10歳の小学生でミソ月転校してきて初めて出会い
それから27歳までの二人の人生の軌跡を描いている作品でして
オープニング27歳のミソが美術コンクールの学芸員に呼ばれてハウンの鉛筆による微細画が賞を取ったもののハウンの居所が掴めずに色々探っていく中で
ブログのアカウントを見つけミソにたどり着いたのでハウンさんの居所を知らないかって訪ねられるものの
全く知らないと言い切るところから
同じ理由からだとおもうのですがハウンの恋人出あった彼も呼ばれていたようで・・・

学芸員のブログ話から緑物語ブログアカウントを探り出しハウンとのブログを見つけ出し
それを読むことでミソとハウンとの出会いから今日までの二人の友情とそれぞれの成長過程での葛藤と恋愛将来のゆめとかミソとハウンの生きてきた軌跡画紡がれていく中で育まれ強固となっていく二人の友情と信頼
小学生は別の子役が演じてきてますが
JKからは主役のキム・ダミとチョン・ソニが演じておりちゃんとJKに見えてしまうところになんの違和感もなく見てられたのはなんなんだろう
日本人の女優さんだったらJK制服が犯罪だろうって言えるんだけどそういえないとこがなんともでした

子供の時には同じ夢というような感覚で付き合えるが大人になるにつれて二人の考えにはそれなりの差が出てきて
ミソはソウルに出て自由奔放にといっても経済的にバイトしつつ都会人種となっていくわけで
奥手ではないものの地元から出ることができずにいるハウンは地元で教師の生活に入り
まぁ初恋の相手と結婚寸前にまでいくものの
何を思ったのか急に世間を知る旅に出てみちゃったり
二人の人生に紆余曲折の転機が起きてきて何となく子供の頃の固い絆にも綻びが見えているような兆しが・・・

ハウンの彼氏がハウンのの居所をこれまた知らずにいて
ハウンは一体どこにいるのかっていう時にミソはシングルのはずなのに5歳になるハウンという娘がいたりして・・・
まぁ惹句にはハウンには秘密があるって書かれているからここまでは言えるけど実に数奇な運命を辿った人生だったようで
この世からっ忽然と消えてしまったハウンがなぜに鉛筆の精密画をコンテストに出品したのか

これはまさかの騙しだったとはね
そこんとこなぜに誰も突っ込まないんだって思っていますが
子供時代に強固に結ばれた友情は永遠かつ消えないものだっていう映画
ある意味わたしには見るに相応しくない作品だったかもしれませんが
いい作品を見させてもらったなぁっていうことで・・・

2023年製作、韓国映画(日本公開映画)
ミン・ヨングン共同脚本・監督作品
出演:キム・ダミ、チョン・ソニ、ピョン・ウソク、チャン・ヘジン、パク・チュンソン、カン・マルグム、ナム・ユンス、ヒョン・ボンシク!キム・スヒョン、リュ・チアン
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オンナたちの告白〜美羽〜

2024-08-08 18:15:01 | OV
2023年にwebドラマとして配信専用の一話ほぼ30分前後で
現役AV女優さんを主役に据えてオンナの一話完結全8話のドラマとして配信していたものを
東映チャンネルが7月8月2月連続企画として深夜枠でOAしてくれており
先月前半の4話のOAが終わり
今月の後半4話のOAが開始されました

そのトップを飾るのはってほとんど情報入れがないので主演女優さんのお顔見て嬉しくなりました
何と山岸逢花さんだったのね

っていうかエンドクレジットでのお名前が”山岸逢花“ではなく“山岸あや花”になっていたのにビックリ
何せ今ではAV女優さんの一番推しの女優さんといっても過言ではないものの
実際には本業の作品は一本も見たことなくて
ピンク映画とかエロチックOV作品は円盤になってるものからCS、BSでOAされてる作品は見てきてる自負はあったんですが

なんと昨年30歳を機に事務所を変えた関係で改名されてたようで今後は”逢“をひらがな表記にしたんですね
でそんな山岸あや花の第一回作品がこの作品になるのかな
共演には安藤ヒロキオさんと吉田タケシさんで
三人しか出演してないしマンションの一室とその廊下だけでの撮影と実にリーズナブルな作品でした

毎日の行動ルーティンが時間通りに決まっていてさらに綺麗好きな夫
それに合わせて主婦業もそれなりにこなしてきた美羽
毎週金曜日には決まってあの日
まぁ前半はそんな律儀で病的な夫との生活に歪みが生まれて義弟と不倫に走ってしまう美羽が夫の幻を見る後半
山岸さんの演技が生かされたちょっとしたホラーっぽい作風になっていましたかね

切り口の違う記事はコチラ

2023年製作、日本OV作品、オンナたちの告白製作委員会作品
小南敏也脚本・編集・監督作品
出演:山岸あや花、安藤ヒロキオ、吉田タケシ


参考:オンナたちの告白
case望美
case佐智子
caseメグミ
caseアリス
case美羽
case遥香
case麗子
case真白〜
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DOGMAN ドッグマン

2024-08-08 05:05:13 | 洋画
これはさすがベッソン脚本での監督作品
事実からインスパイヤーされてつくったみたい
実に面白かったっていうかいつものベッソン作品のようなアクションは全部ワンコが引き受けてくれてるので見入ってしまう114分の作品でした
一応舞台がアメリカって事でフランス映画ながらダイアローグから何やから全て英語の作品
 
ある夜一斉検問に引っかかった一台のトラック。運転席には銃槍負傷し、ピンクのドレスを着用したパッキンの男。荷台には十数匹の犬が・・・
夜中の二時に起こされた犯罪学精神科医、急ぎ警察に行き
まずは件の男との接見開始
犯罪心理学者のお姉ちゃんとセクシャルマイノリティで車椅子の男との接見から紡がれていく映画
別に悪びれる様子もなく精神学者は自分と同じ匂いがすると素直に語り出す男
 
父親が闘犬用に犬を大量に育てていたものの父親の逆鱗に触れたために犬小屋で犬たちと生活させられ父の暴力が全てだった少年時代。父の暴力のトラウマを抱えながらも、犬たちに救われ成長していく中で恋をし、父親には折檻のために散弾で指を飛ばされかつその跳弾が骨髄に当たり今でも弾はそこに残っており立つだけはできるが歩けなくなった、犬小屋育ちで人と接せずに犬との暮らしから犬がそれ以来家族
 
まぁ福祉課によってその後は施設にたらい回しにされる中である施設の補助員がシェイクスピアフリークで年上の彼女に初めて恋心を抱いた青春時代だったが、人には裏切られ、苦しめられ、深く傷ついていく中で犬たちの愛に何度も救われられてきた男は、絶望的な人生を受け入れ、生きていくため、犬たちと共に犯罪に手を染めてゆく
 
この犬を使ってのいわゆる泥棒犯罪があまりにも見事なんだけど今の世の中防犯カメラの進歩で保険調査員に見つけられ逆に強請られるがこれまたワンコで一難回避
ただ人から頼まれてみかじめをとるギャングをワンコで逆に脅したために彼らにねぐらを襲われることになり
ギャング一味とワンコたちとの戦いがクライマックス
一応全滅させてしまい
その逃げてる途中で逮捕されたっていう彼の半生を語る映画
 
一応性的マイノリティの主人公オカマクラブに犬の餌代稼ぎに週一でエディット・ピアフを歌ったり
と色々と楽しめる作品になっており退屈のしない114分でしたかね
人より芸達者なワン君を見てるだけでも癒される作品x
 
2023年製作、フランス映画
リュック・ベッソン脚本・監督作品
出演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジョージョー・T・ギッブス、クリストファー・デナム、リンカーン・パウエル
コメント (2)
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一週間 愛欲日記

2024-08-07 18:44:23 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルでの恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”
実はこの企画番組で過去のOAされた小林政広脚本作品を集め今月21日から”脚本家・小林政広の全仕事“と題して集中OAが予定されており
今月の“おとなの桃色シネマ白書”は小林政広作品の二本
そのうちの一本はなんと彼のピンク映画初であり最後の監督作品がこれ
 
っていう事で飲み屋で知り合ったばっかりの男との女がその酔った勢いで男のアパートに入り込み
なんと一週間二人して仕事はサボってこもりっきりでお互いの肉体を貪り尽くす様を描いたこの作品
一応ちゃんと1日目二日目とスーパー月入る
そして場所は男の家賃9万のアパートの一室のみ、そして登場人物はこの男女二人のみ
男には川瀬陽太さん、女には葉月蛍さんの二人しか出演してこない
 
もう床に入ったきり飲まず食わずでお互いの体をむさぼりつづけるだけの映画
ちょっと見てて小林政広氏はピンク版「ラスト・タンゴ・イン・パリ」を撮りたかったのかとは思いましたが
男女共に日常の生活への思いを忘れずにいるものの、肉体の欲求に抗えずにお互いを傷つけ合うわけでもなく
ただただひたすら快楽にふける姿を映してるだけで
やることがある意味限られてるのでどうしても画角が変化に乏しいのと
単調な行為の繰り返しにエロスというものがある意味遠のいていくのは仕方のない事なのか
 
見てるこっちはこの延々と続く繰り返しの連続をどう作品として納めるのかっていう方に興味が
もうちょっとなんらかの趣向が欲しかったかな
こういう終わらせかたはあまりにも安直すぎなかったかなぁ
ラストに一工夫欲しかったとはおもうもののこう言った収め方以外やっぱないんだろうな
劇中になんらかの伏線入れと行かないとねぇって言いつつ見てるこっちもこの収め方は順当とも言えるんだけど・・・
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2000年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
小林政広脚本・監督作品
出演:葉月蛍、川瀬陽太
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ポーカーフェイス 裏切りのカード

2024-08-07 05:05:20 | 洋画
ラッセル・クロウが(共同)脚本&監督そして主演の一人三役でつくったオーストラリア映画
原題も邦題も「Poker Face」なんでいわゆるギャンブルのヒリヒリするような映画だと
だってねぇオープニングから若者時代の彼らが野原でおとな相手にポーカーゲームをするシーンから始まるし
相変わらず情報は全く入れないからいわゆるギャンブル映画だって思うじゃない誰でも
でも確かにポーカーゲームしてるシーンはまさかの付け足しであって
もう後半になって泥棒が侵入してきてからはこの映画一体何だったんだっていう映画に堕して終わるという全くイミフな作品で
まぁあんまりやらないんだけど94分といういがいと短い尺だったので途中ちょっとオチたってのもあって続けて二回見たけど
結局何だったんだろうっていうだけで終わってしまった作品。

いや無駄にした時間返してよって言う感じの作品ではあるんだけど
そこはラッセル・クロウですから
ってアクションシーン皆無ですが彼の演技ってもほとんど突っ立てるだけでしたが
彼の存在感の力技で見てるこっちがうむも言わされぬままねじ伏せられてしまった映画
いったい何が言いたかったんだろう

理解できたのは最初に美術館で出会った画学生がきっちり苦労の肖像画を仕上げてそれが見事に賞をとったことなんだけど本筋には全く無関係
本筋も一体何か目的があったはずなんですよクロウには
しかしどれも突然押し入って来た泥棒によってクロウの目的が果たせなかったっていう寸法で方向性がしまいには泥棒退治にシフトしちゃってたからねぇ
好きこそものの上手なれってっ事でポーカーの道を極めるとこのような大金持ちにまでになるんですね
それにしてはかなりセキュリティの脆弱な豪邸ですよね
でもしっかりと大の大人が5人も隠れていられる避難場所がしっかり備わっているんですね

最後は財産分与っていうような形でなんとなく彼がこの映画でしたかったことが語られていたことで
そこで読み取れるからいいやってことだったんでしょうか。にしてもクロウの死の真相はこっちで読み取るしかなく
病魔かなにかですから余命を知ったクロウが仕掛けたポーカーの罠だったものが突然の強盗でごはさんにされたっていうだけのお話だったようで
原題の「Poker Face」はポーカーゲームでのおとぼけ顔ではなく現実世界での生活の中での隠し事の方に捉えるべきだったようで
あえてポーカーゲームを中途半端にシノプシスに入れ込むからややこしやな映画になっちゃったってことだったのかな

2022年製作、オーストラリア映画
ラッセル・クロウ共同脚本・出演・監督作品
出演::リアム・ヘムズワース、エルサ・パタキ、RZA、エイデン・ヤング
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