MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

肉体秘書 パンスト濡らして

2025-02-23 17:17:17 | ピンク映画
気づけば早いもので2025年ももはや2月も下旬を迎えており
さらに今月は28日しかないしで
あとはライツキューブの作品のリリースを迎えたら今月も終わってしまうわけで
まぁそうなるとコイツをやっておかねば
 
そうですねコイツとはBSの日本映画専門チャンネルでの恒例企画番組
“おとなの桃色シネマ白書”の今月OAされた二本のR -15再編集ピンク映画です
ってことでまずはこの「肉体秘書 パンスト濡らして」と言う作品から
 
2005年製作の池島ゆたか監督作品のこの作品
ちょっとしたウエルメイドなミステリー作品であり、阪神淡路大震災の影響を受けてる作品
自分では意識してはいないんだけど池田こずえ演じるヒロインフユミは統合失調症で、友人である華沢レモン演じる看護士のエミカとタカシの極悪カップルが、彼女の病気を利用してアルバイト先から現金等を窃盗させる
 
次に狙ったのが本多菊次郎演じる咲坂法律事務所
リカちゃん人形やリカちゃん電話を効果的に使って彼女をその世界観のエージェントとして操って再び現金や小切手を盗ませるものの
その逃亡する姿を法律事務所の探偵が見ており彼女の過去の犯罪歴と素性を暴いてくれて咲坂は彼女の病気から来るこの状況から救い出す姿を描いた作品
多少ピンク度は薄いものの映画としては実によくできてる作品だったかな
 
ってことで咲坂弁護士とフユミどのある意味純愛映画ともいえる
脚本は五代暁子で、先に書いたようにピンク度はえすいもののミステリー映画としてはそれなりに楽しめた作品でしたが
 何せ60分の尺ですからセリフのほとんどがストーリーのみ隙間を埋めるための説明セリフばっかだったのが気になるといえば気になるんですが
まぁこんなもんかな
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2005年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
池島ゆたか監督作品
出演:池田こずえ、華沢レモン、山口真里、樹かず、竹本泰志、本多菊次朗、山ノ手ぐり子、後藤大輔、津田篤、神戸顕一、佐々木麻由子
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パーフェクトキル 完全犯罪計画

2025-02-23 05:05:05 | 洋画
14日にGEOさんの子会社から3本ほどの新作が先行リリースされました。下旬にさらに2本リリース予定
まずはそのうちの一本ですが
なんとお早いリリースでしてこの作品ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興業<未体験ゾーンの映画たち2025>で上映された作品が早くもレンタルリリースされたんですね
まぁ昨年のこの企画の作品が全部DVDリリースされてないのに
っていうかこの企画興行が始まった頃はっていうか最初の目的は未公開作品のDVD化のための箔付の企画だったんですが
回を重ねるうちにお客さんの入り自体もDVDとしてリリースするかしないかのバロメーターにもなっているような気がしてきたけど
こう言った企画興行にかかった作品はDVD化されたら見るって言うふうに決めてるんで・・・
 
まぁ先に書いたように箔付でも円盤化するかどうかのバロメーターでもなんでもいいですが
やっぱそう言った企画に載せる作品だけあって
ちょっととっつきにくい作品でスリルとサスペンスはそれなりにあるんですが
兄弟3人が疑心暗鬼になってしまうところとか末っ子が意気消沈してるとことか
これって多分に伏線なんだって作者は思って映像化してるんですが
 
クライマックスになってようやくそうだったんだって回収させるまでなんとなくダルって言う感じにしてるとこがちょっとっていう作品ではあったのと
そこはプルークですから子が親を過失ではあったり
故意ではあったりもするんですが殺すって言うプロットに対しての自主規制での配給会社指定でのR -15のレイティングだったと思えるんですが・・・
 
まぁ事故死とはいえ父親も殺そうって三兄弟が思うほどワンマンでありDVであるわけで
母親や兄弟そろっての被害者であるんですがそのDV自体が兄弟の成長に合わせてある意味マインドコントロール的な脅迫観念を植えつけていて
森で殺したはずの父親は殺して埋めたにもかかわらず
家の有り金全部入ってる金庫の鍵を埋めたとこに取りに行くと死体が消えていて
彼らに与える心理的な圧迫感っていうのが増幅されての疑心暗鬼に落ちっ言ってる彼らを描きすぎてやたら長く感じさせてしまうとこと
 
生きていた父親にこれまたマインドコントロールされ放題のクライマックスで一つの秘密が明かされて兄弟同士が父親の目的どうりに反目し合うものの父親最終的に殺してしまうとなんでもなかったかのような感じになるとこはちょっと納得いかないものの
それなりに見せさせる作品ではあったかな
 
2023年製作、イギリス映画
ロジャー・グリフィス共同脚本・監督作品
出演:ポール・ヒギンズ、ブライアン・ヴァーネル、ダニエル・ポートマン、カラム・ロス、アニタ・ヴェテス、ジェームズ・ハークネス、ジョアン・トムソン
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侠客の掟

2025-02-22 17:17:17 | 邦画
YouTubeの東映チャンネルでなぜか1967年製作の梅宮辰夫主演の任侠映画二本が無料で見られるようになっており
そうなんですねこの「侠客の掟」と「渡世人」どちらも67年製作で東映京都作品で
前作が健さん、後作が鶴田御大の助演となっておりまして
二作品とも未パッケージ作品
CSの東映チャンネルで見てたようですがこのブログには「渡世人」のみが記事になっておりやして


ちょうど良い機会ということで視聴させてもらいました
ちょうど任侠路線全盛期で東映では女を泣かせかつ男も泣かせるって言う硬軟両面の映画でその存在を誇示していた梅宮さんを
任侠路線に使うことでこの路線に新風を吹きこもうって東映さんも
鶴田、高倉の二枚看板にまだ文太さんや若山大先生が悪役を務めてた時代ですから
村田英雄に陰りが見えて北島三郎は御自身の歌謡任侠と役者がいない中に梅宮さんをみってこられたのは「花札渡世」の彼の功績があったんでしょうね
 
ってことでなんと監督が鳥居元宏さんと時代劇作ってたベテランを起用して健さん鶴田御大にはない渡世人像をこの作品梅宮さんで作ろうってことなんでしょうか
一宿一飯の渡世の義理で親分を斬りそのままふけた主人公が
何のえにしか金沢で芸者に売られて組はなんと火の車、殴り込みの時に片目を斬ってしまった待田京介の代貸一人が頑張ってる大阪明石組への恩讐として
まずは明石の娘で金沢で芸妓の借金を見受けして
 
この時の賭場で出会うのが健さん、一応止めの助演ではあるものの一緒にクライマックスでは殴り込むし梅宮さんの座長映画なのに主題歌は健さんだったし
キャラはいつもの健さんで
義理と人情と野川へのほのかな恋心と親の仇と言う葛藤に悩む
まさに長谷川伸が描くような主人公の梅宮さん
任侠路線に新風を踏み込みたかったんでしょうが
 
梅宮さんはやっぱその軟派キャラが災いしてるのか、この後は東映番線ではなんと「不良番長」シリーズでってことになっていってしまうのね
まぁこっちからしてみれば義理と人情を秤にかけたら人情が重いっていう渡世人が受け入れ立てなかったのかな
この作品なんと山下将軍以前に花に役の心情を託す演出をされていたんですね
 
今とちょっと形の違う通天閣が
藤純子さんのお龍さんも浅草十二階の屋上でオトシマエつけてましたが
この映画でも通天閣の上でオトシマエつけるのね
まさかの今井健二さんがいい方の役所で出演されてるとは・・・
 
1967年製作、日本映画、東映作品
鳥居元宏監督作品
出演:梅宮辰夫、待田京介、野川由美子、今井健二、内田朝雄、石山健二郎、山城新伍、河野秋武、安部徹、有川正治、 丘路千、森源太郎、楠本健二、西田良、 平沢彰、志賀勝、小田真士、汐路章、波多野博、楠トシエ、高森和子、中村錦司、高倉健
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ザ・キラー ジョン・ウー 暗殺者の挽歌

2025-02-22 05:05:05 | NET配信映画
1989年にジョン・ウーが作った香港映画「狼 男たちの挽歌・最終章」のハリウッド版セルフリメイク
ってもジョン・ウーは今作では監督だけで、l脚本は全然違うブライアン・ヘルゲランド、ジョッシュ・キャンベル、マット・ストゥーンの共同脚本で

なんとヒーローからヒロインに主役が
交代されてるのと、東洋人の義理人情での男同士の胸の裡って言う男同士の阿吽の呼吸での意気投合がない分映画としては熱さが感じられなかったけど
まぁガーリーアクション大好きで女が男をバッタバッタって倒していくシーンなどにジョン・ウー特有の美学的な絵をきちんとみってきてるとこは流石にでしたが

まぁ基本コンセプト目が見えなくなる女性と殺し屋さんが女同士ってことで心理の綾も消えてるし
刑事が麻薬絡みでギャングの抗争ではなく殺し屋の元締が天下とるための資金として麻薬強奪して
って大幅にオリジナルからシノプシスを変更しており
単にジョン・ウーがどのようなアクション展開を見せるかって言うとこに重点を置いた作品

刑事と殺し屋がクタイナックスでおお暴れするとこはいいんですが基本プロットは変わってるために底の浅いもので先に書いたようにジョン・ウーがどんなアクションをつけるかと言うとこに重点が置かれていたような
ジョン・ウーといえば「狼 男たちの挽歌・最終章」で鳩を画面に効果的に使ったとこからジョン・ウー映画イコール鳩って言うのが定着してきましたが
今作ではもうオープニングから鳩鳩鳩
何せ麻薬取引の麻薬の隠し場所でさえなんと鳩小屋
ほんとお腹いっぱいの鳩さんでしたが・・・

主人公ので殺し屋を男から女に変えたことで映画としての熱き想いは消滅したものの
ガーリーアクションとしては一級品のアクション映画としてリボーンさせたのはさすがです
ってか「ワイスピ」のナタリー・エマニエルので起用は大正解でしたが、
ジョン・ウー作品というだけでは今の日本の興行システムでは劇場公開もされないのね

2024年製作、アメリカ・カナダ・韓国合作映画
ジョン・ウー監督作品
出演:ナタリー・エマニュエル、サム・ワーシントン、オマール・シー、ダイアナ・シルヴァーズ、エリック・カントナ
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狼 男たちの挽歌・最終章

2025-02-21 17:17:17 | アジア映画
もう30年以上も前になるんですね
香港映画がブルース・リーのカンフー映画で同工異曲の作品でブームを作りそのカンフーブームの後を受け継いだ世間というか世界を席巻していたのが「男たちの挽歌」から始まった拳銃でバンバン撃ちまくる、それもなんと二丁拳銃で・・・
まぁ男の胸の裡を熱くしてくれてたのがこう言った香港映画でしたが
そう言った映画を作っていたジョン・ウーとかツイ・ハークとかハリウッドに招かれて自分たちの作っていた作品を世界的ハリウッドスター遠使って映画製作に関わっていたんですが

香港が中国に返還され自分たちのアイデンティティが国際的に確保されるのと共産党独裁で中国も一貫して国策として映画製作に乗り出してきて彼らは皆中国に帰って映画作りに励んでいるのが現実ですが
なんと久しぶりにジョン・ウーさんがご自身の1989年に香港で作られたこの「狼/男たちの挽歌・最終章」をハリウッドでセルフリメイクされて
その二次使用のDVD &Blu-rayが今月14日にリリースされたので
確かに30数年前に見て胸を熱くした記憶はあるものの、もうお話は完全に忘却の彼方ですので
まぁセルフリメイクですから新作の「ザ・キラー/ジョン・ウー 暗殺者の挽歌」を見る前にこいつも予習しとくかなって
家のDVDで既視の山を探してみつけたので何十年ぶりかで再見してみましたので、まずはこちらから

ってかいやもう見初めて何が違和感かってチョウ・ユンファが若いのなんのって
まぁそんだけこっちも歳とったってことなんですが
いやホント若かったなぁ
もうオープニングから有無を言わせない銃撃戦
まぁこんだけ撃ちまくって弾着やら火薬やらよくまぁ撮影の計算ができてるなぁって感心しきりではあるんですが
なんだろうそんな気にしてないんだよねオートマチック拳銃のリロードに関しては
そうもう無尽蔵に弾dが出て着弾というか被弾して死ぬやつは弾着痕が7、8あるんですがそれでも平気で次のやつ他のやつと撃ちまくってもリロードなしでしたねぇ

一応輪胴式の拳銃も10数発撃ちまくってちょっとリロードって言うシーンはありましたがここいら結構無頓着な映画でした
まぁそんなオープニングで自分が撃った拳銃の銃口が女性歌手の目の前で彼女の隔膜を炎症させてしまい
彼女の目をなんとかせねばって殺しを引きうけての隔膜手術の資金集めをしてく中でこの二人にちょっとした淡い恋心が・・・
男同士の胸の裡って言う作品はお手の物ですがこれはちょっと珍しいラブストーリーを絡めつつ

自分を追うはみ出し刑事との絡みの中でクライマックスでは男と男との死線をくぐり抜けていく中で芽生える警官と殺し屋との意気投合がある意味メインテーマとなってたさくひんだったのね
まぁ邦題では「男たちの挽歌」は三部作で終了しておりチョウ・ユンハ主演ってことで日本の配給会社が勝手に続編みたいにしてるだけで
単発の作品と見る作品

まぁジョン・ウーさんの鳩とか三つ巴の銃口のシーンとか今見るとこう言った懐かしいシーンがいっぱいこの作品にはあったんですね

1989年製作、香港映画
ツイ・ハーク製作、ジョン・ウー脚本・監督作品
出演:チョウ・ユンファ、ダニー・リー、サリー・イップ、チュウ・コン、ケネス・ツァン、シン・フイオン
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インシディアス 赤い扉

2025-02-21 05:05:05 | NET配信映画
今月のリリース作品を確保するためにこの作品もかなり必要かなってことで
なんと10年以上も前から4作品が公開され続けてきてるこのシリーズも最初はジェームス・ワンってことで「死霊館」シリーズより前に作られてたホラー作品でして
私一本も見てなかったものですからさてどうしたものかって思考してやっぱ過去作見てから見た方がよろしい
それも二作目の続きだって言う情報を得たりで「インシディアス」と「インシディアス第2章」を見て
この作品に臨みました
 
まず最初に言っておきますが前二作品同様ちっとも怖くないホラー作品でしたし
なんと前作から10年後を舞台にして作られてる作品なので
っていうか物理的の時間経過と同じに映画も同じ時間を経過してのランバート一家のお話になっておりまして
二作目で活躍されたお母上の葬儀から物語が始まりさらに今作ではこの10年に何があったのか
おそらくジョッシュが息子を殺そうってしてたりで結果子供3人と離れて夫婦は離婚しておるわけで
 
二回あっちの世界に行ったり来たりしてた長男のダルトンもなんと今年は大学生、ってことで離れて暮らす父親に大学まで送り届けさせる母親はなんとか二人が仲良くなって普通に親子関係を取り戻してほしいってこと
そう大人になり一人暮らしっても大学の寮に入ったダルトン
なんと過去作のあっちに行ってた時の記憶が消えていて
それを何とかしようってするうちに
 
一方父親も子供時代に自分の父親との記憶が曖昧でと言うことでなんと
こんな二人の思いが交錯してあっちの世界に伝播してついに悪霊がやってきましたってことで
またダルトンが向こうの世界にゆき
それを迎えにジョッシュお父さんが・・・
なんと今作はジェームス・ワンがプロデュースで主演のパトリック・ウィルソンが出演兼監督を務めた作品
まぁ色合いはホラー作品なんですがやはり監督変わっても基本コンセプトが変わらないと言うか
結局親子三代幽体離脱は遺伝だったって言うことでシャンシャンって言う映画ですからちっとも怖くない映画
パトリック・ウィルソンも監督兼ってことでダルトンに主役の位置を渡した形で
しっかりとあっちとの入り口である赤い扉も黒い扉にしちゃってましたから、これでおしまい
 
スピンオフの霊媒師エリーズの二編とともにこのシリーズも全5作でしっかりと最後の最後にエリーズまで出演させておきながら
エンドクレジット終了後に2、3秒のあの映像はなんだったんだ
まだこの家族のお話が続くってことなんでしょうか?
 
さてここまで見てきましたから3、4作はゆっくり見ていこう
 
2023年製作、アメリカ映画
ジェームス・ワン製作、パトリック・ウィルソン出演・監督作品
出演:タイ・シンプキンス、ローズ・バーン、ヒアム・アッバス、シンクレア・ダニエル、アンドリュー・アスター、スティーヴ・コールター、ピーター・ダガー、ジャスティン・スタージス、ジョセフ・ビシャラ、デヴィッド・コール、リー・ワネル、アンガス・サンプソン、リン・シェイ
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インシディアス第2章

2025-02-20 17:17:17 | 洋画
なんと前作から三年後に続編が作られて
どうして米国はこうも続編作るのに時間がかかるんだってことですが
明らかにオープニングは多少違って見えるんですが実は前作の過去のがお話として前作のラストで死んだ霊能者の若き日のお話から始まり
前作にセリフとしてだけあったランバートの若き日の幽体離脱から物語が始まり
 
そして現在に戻り霊能者の死を巡って警察が介入してランバートが犯人かってことで
映画自体が過去と現在のジョッシュ・ランバートのお話で構成されてゆく作品
こう言ったプロットの構成はジェームス・ワンとしては「死霊館」シリーズでも使ってきてるってことで
なんと十数年後に作られた新作の「インシディアス 赤い扉」がこの初期の作品と繋がってるってことは理解できましたが
 
第一作でお父さんのジョッシュが記憶を一応は持ってはいませんが彼が幼少期に幽体離脱してその遺伝が原因で悪霊の世界に子が誘拐されてお父さんが救いに行き
なんとその関係で戻ってきた時に悪霊を自身に憑依させて連れてきてしまっての霊能者殺人だったわけで
今作では現在編としてこの憑いてきてしまった悪霊の退治と
 
過去の自分自身の幽体離脱でのあっちの世界で霊能者たちが悪霊と戦う姿を交互に描き出すと言うリャンメンシノプシスなんですが
ホラー映画としてのプロットとしては実によくできてるのは認めてしまうんですが
なんだろう前作同様ちっとも怖くない作品でしてこれでホラーって言ってもいいんだろうかって言えるのかどうか・・・
 
まぁここまで見てくれば新作に行けると言うことなので
新作見て再び第三作第四作と見ていければいいのかな
 
2013年製作、アメリカ映画
ジェームス・ワン監督作品
出演:パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、タイ・シンプキンス、アンドリュー・アスター、バーバラ・ハーシー、リン・シェイ、リー・ワネル、アンガス・サンプソン、スティーヴ・コールター
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search/#サーチ2

2025-02-20 05:05:05 | 洋画
全編PC機器の画面だけ描かれる実に斬新な映画だった「search/サーチ」の続編がついに・・・
前作では父親が自分のPCと行方不明になった娘のPCを駆使して娘を探し出すというユニークでかつPC画面を映してるだけでこんなおもしろい作品が作れるんだって感心させられました
その続編がついに作られましたストーリーや登場人物は違うキャラクターになり、お話も今作は娘が行方不明になった母親をPCだけで探し出すと言うお話に変わりました。
 
けど前作もそうでしたが中年のでお父さんがあまりにもデジタル機器に精通していたり
今作ではなんと18歳のJKがデジタル機器を本当に使いこなしておりシステムエンジニア顔負けな奮闘を見せてくれるんですから
アナログオヤジを自負するわたしには全くと言っていいほど分からない世界でのお話に本当はすぎないのですが
あれおあれよって言う間にママカレやママのIPSに入っていくさまはワケワカメながらもあまりの見事さに目と脳とが置いてきぼりにされているものの
 
映画のシノプシスにはちゃんとついていってるというほんと不思議な映画でありまして
海外旅行に行って帰ってこない母親をなんと現地のおっさんを雇って動いてもらったりと
ほんまこいつ高校生なんかいって思わざるを得なかったりと思えるんですが
今作では一応クライマックスではPC画面ではなく役者が実際に演技するシーンもあって
ある意味PC画面だけで救出するという絵はやっぱ無理って言う映画の限界を見せてくれていましたけど
やっぱこう言った今という時代を写すにはデジタル機器自体が映画に関わってくる必然はきっちり認めて行かねばならないのでしょうね
 
ちゃんとママを見つけてしまうとこがすごいよね
ただ前作のお父さんも韓国系アメリカ人だったし
今作のヒロインである18歳のJKも黒人ということで他民族国家であるアメリカって言う国自体も表現していたのじゃ無いかな
だって彼女のパパさん白人だったし
 
2023年製作、アメリカ映画
ウィル・メリック、ニック・ジョンソン脚本・監督作品
出演:ストーム・リード、ニア・ロング、ヨアキム・デ・アルメイダ、ケン・レオン、ダニエル・ヘニー
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インシディアス

2025-02-20 01:33:44 | 洋画
今月レンタルリリースの作品が私の利用してるGEOさんで導入されてる作品が、来月分の新作導入日の5日まで足りているのか足りないのかって言うところに来ており
「インシディアス赤い扉」を見るには過去作品見てないし
ってことで、ここんとこJホラーの私の師匠筋にあたる「銀幕大帝α」さんによれば、どうやら二作目からの続きということらしく

私自身過去作見てきてないからいきなりもなんですので、ここんとこいつものDVD屋さんでも過去作から見るようなメーカーさんのポップもあったりなんですが
ここが不思議なのは過去作全く店舗にいれてなくて・・・中古屋さんまでも全く過去作品もなく
って見ないですますのか、何せこのシリーズも初めの一歩はジェームズ・ワンだし
って言うことでGEOさんの過去作の棚に行ってみたら4作品揃っていたので新作と合わせて5本レンタルしてきました
とりあえずまずは二作目まで予習として見ようとそして新作の副題「赤い扉」の意味らしきものにも第一作を見てぶちあたりましたので

ってことで新作は二作目見終わってからってことで第一作の感想を
っていうかジェームス・ワン監督の「死霊館」シリーズで心霊研究家のウォーレン博士を演じてるパトリック・ウィルソンが主演していたのね
なんとこちらのシリーズではどうやら被害者側つまり悪霊に取り憑かられる側を演じてるってことだったのね
まぁある意味ややこしやなキャスティングなんですが

ジェーム・ワンってことでこっちのハードルも高くなっていたのでしょうか
あんまりおもろうも怖くもない作品だったって言うのが第一印象
こんなんでいいのかジェームス・ワンって思ってしまった作品
オープニングはどこか最近見たばっかりの白石晃士監督の「サユリ」がWってきたかんじだったのは新しい家に引っ越してきて凶事に巻き込まれるって言う導入がそう感じにさせてんですが

コチラはなんと幽体離脱であっちの世界に逝ってしまった息子を
なんと子供の時に幽体離脱していたお父さんのパトリック・ウィルソンが迎えにいくと言うのがシノプシスでして
むこうの世界で悪魔たちと向いあって負けないお父さんを演じて悪魔と戦い息子を連れ戻したまでは良かったが・・・
って二作目に続くような終わり方をしてるのね
ってことでなんとホラーでも怖くもなんともない、さらにそんなわけでグロくもなんともない
ただただあっちの世界を描いているだけの作品でした

まぁやっぱ過去作は見とかないとあかんかったって言うのだけはわかりました

2010年製作、アメリカ映画
ジェームス・ワン監督作品
出演:パトリック・ウィルソン、 ローズ・バーン、タイ・シンプキンス、アンドリュー・アスター、 バーバラ・ハーシー、リン・シェイ、リー・ワネル、アンガス・サンプソン、ジョン・ヘンリー・バインダー

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学生(せいがく)やくざ

2025-02-19 17:17:17 | 邦画
東映生え抜きでありながら、なんとたった二本しか監督作品がなく後は監督業の後も継続して助監督だった清水彰さんの初監督作品
その影響か一応は昔VHSではパッケージ化されたものの彼の作品はDVDでは二作品(もう一本は千葉真一さんの弟さんである千葉治郎さん主演の「ラグビー野郎」と言う作品)ともそんな訳なのかは知りませんがDVDでは未だ未パッケージ作品で東映チャンネルでもこの「学生やくざ」はほとんどOAされることがない作品でもあり
見つけたらラッキーとしか言いようがないこの作品が、なんとYouTubeにありましたにで早速の鑑賞
 
渡瀬恒彦さんの特技である空手を生かして作られた異色やくざ映画
東映京都の作品(大部屋俳優の方々が皆さん京都の方だった、西田良、川谷拓三、五十嵐義弘、なんと好好爺の労務者で汐路彰さんとか後は福本清三大先生)とはっきりわかる
調べたら併営作品が多岐川裕美さんの「聖獣学園」と言う京都から鈴木則文監督が東京まで出張って行って東映東撮作品と言う不可思議な関係も実に気になります。
 
まぁ学生運動の革命運動に任侠と空手映画を組合わせたジャンル的には三つ巴で展開していく東映さんだから作れたまさかのごった煮とんでも映画でもあるんですね
さらに主役が空手有段の大学生で家が任侠一家の一人息子って言う設定でして東京に居られなくて大阪に落ちていっての釜ヶ崎での労働者という環境に釜ヶ崎の日雇い人夫たち
さらにその下部にスケバンJKが組織化されてて
このリーダーにはなんと近代映協が制作した「混血児リカ」シリーズ三作品主演の青木リカさんの
彼女の演技がもとないってことで配下のスケバンになんとノンクレジットで池玲子、杉本美樹のお二人が顔を出されていてスケバンに活力を与えていたんですね
 
悪役に今井健二さん、渡瀬さんのサポートに文太兄さん
クライマックスでの立ち回りはこのお二人
まぁ映画として三つ巴のプロットにしたことで膨らませてしまったプロットを未消化のままムリクリ終わらせにした感は否めない
堀越光恵さんまで動員したものの彼女も生かし切れていなかったケド
見てる分には時間を忘れていられるから不思議だ・・・
 
1974年製作、日本映画、東映作品
清水彰監督作品
出演:渡瀬恒彦、青木リカ、堀越光恵、南利明、岡八郎、北村英三、神太郎、鈴木サミ、広瀬義宣、北十学、汐路章、丘舞子、水野まき、荒木雅子、西田良、川谷拓三、岩尾正隆、片桐竜次、五十嵐義弘、福本清三、大矢敬典、峰岸隆之介、今井健二、菅原文太
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