今週月曜日、上海駐在中の夫が退院しました。
実は、先週火曜日から入院していたのです。
先月30日午後、
ガーデニングのお店にいた私に、夫から電話が入りました。
「ちょっと面倒なことになった。」
え?え?なに?またですか?
やだやだ、なんか怖い。
今度はなに?なにがおこったのーっ?!
夫からのこの手の電話って、昔から時々ありまして、
一番最近では、出張先の中国某地方で、
ノートパソコンを盗まれてしまったという災難。
電話の第一声を聞き、
一瞬にしていろいろな悲観的可能性が頭に浮かびましたが、
夫が次に発した言葉は、
「今入院していて、これから手術なんだよ。」
えぇ~~~~~~~っ!?
「急性胆嚢炎で、今夜7時から手術。」
まじですか~~~~~~っ!?
しっかりした声で、淡々と話す夫。
元気そうなんですけど?
本当にあなた本人が病人なんですか?
なんでも、29日の夜、同僚と鰻を食べて帰宅、
夜中の3時ごろに猛烈な腹痛に襲われて目が覚めたそうです。
鳩尾付近が強く痛み、1時間ほど耐えたそうですが、
これはちょっとやばいかもしれない・・・
と思い始め、夜明け前ではありましたが、
我が家の事情をよく知る中国人の不動産屋さんに電話をしたそうです。
救急車を呼んでもいつ来るかわからないし、
どんな救急病院に運ばれてしまうかもわからないので、
タクシーの方がいいと言われ、
なんとか這いつくばるようにして、タクシーに乗り込み、
外国人用VIP施設がある某病院へ走ってもらいました。
到着すると、エマージェンシーは救急患者で溢れていたそうですが、
海外保険証を提示すると、途端に態度が変わり、
すぐにVIP施設へ移動となりました。
この保険証は、本当に強いです。
中国では特に必需品。
日本語通訳もすぐに来てくれます。
教授クラスの医師が診察に当たってくれます。
ちょっと安心です。中国だけど。
鳩尾付近が痛いということで、最初心筋梗塞が疑われたそうですが、
心電図検査の結果、問題なし。
次に超音波で調べたところ、胆嚢に大量の石を発見。
これが原因ということで、さらに詳しく検査。
結果、胆嚢の壁がかなり腫れて厚くなっていることが判明。
胆嚢摘出手術をすることに決定しました。
なるほど、所見はもちろん正しいとは思いますが、
問題はここが中国ということですよ。
中国で手術とか絶対避けたい。
夫も東京に帰ることを考えたそうですが、
さすがにそれは無理と言われ、
観念することにしました。
まあ、執刀してくださる医師というのが、
この病院で一番偉い人らしいですし、
開腹ではなく、マイクロスコープで行うそうなので、
少し安心した次第です。
そんなわけで、
「夜7時から1時間くらいで終わるらしいから、
上手く行くよう祈っといて。」
と軽い感じで夫に言われ、
「ねね、私行かなくてもいい?行ったほうが良くない?」
と聞いてみたのですが、
「あ、いい、いい。大丈夫。」
と返事が返って来ました。
続きは明日書きます。
病室からの眺め。
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VIP病室。
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ベッド2つありますが1人部屋。
看護の人用に用意されているそうです。
窓側に応接セットがあるそうです。
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