「レイフ・オヴェ・アンスネス ピアノ・リサイタル」の招待券を頂きました。
娘たちのスケジュールが丁度空いていたので、姉妹で観賞して来ました。
ホジャイノフのピアノリサイタルよりも、こちらの方が時系列的に先です。
レイフ・オヴェ・アンスネスは、ノルウェー出身のピアニスト。
今後、巨匠となりうる実力を持つ、同世代で最も才能ある音楽家の一人なのだそうです。
つまり、世界のトップピアニスト。
当然かなり人気のリサイタルだったようで、
東京オペラシティ・コンサートホールの3階席まですべて埋まっていたそうです。
娘たちは、前から三番目のど真ん中という最高のお席で鑑賞することができました。
曲目です。
シューベルト : 3つのピアノ曲
第1番 アレグロ・アッサイ
第2番 アレグレット
第3番 アレグロ
シベリウス : 即興曲 第5番 ロ短調
シベリウス : 3つのソナチネ 第1番 嬰ヘ短調
シベリウス : 2つのロンディーノ 第2番 嬰ハ短調
シベリウス : ロマンス 変ニ長調
ドビュッシー : 版画
1.塔 2.グラナダの夕べ 3.雨の庭
ショパン : バラード 第2番 ヘ長調
ショパン : ノクターン 第4番 ヘ長調
ショパン : バラード 第4番 ヘ短調
ピアノのことは何もわからない上の娘ですが、この日はとても感銘を受けた様子で帰って来ました。
下の娘よりも、よっぽど感激していました。
アンスネスについても、曲目についても、何もチェックしないまま行きましたが、
彼が超一流ピアニストであることはすぐにわかったそうです。
「スケールがとにかく大きい!」
「知ってる曲はショパンのバラード2番しかなかったけど、どの曲もものすごく惹き込まれた。」
「シベリウスなんて、北欧の情景がすぐ目の前にあるかのように想像できた。」
「フレーズ感が長くてびっくりした。」
「自分よがりな解釈が全然なくて、作曲家が伝えたいことをストレートに伝えてる感じ。」
「クレッシェンド的なところも、準備段階から最高に盛り上がるところまでのフレーズ感が、
なんていうかワクワクさせるの。じらしてじらして、うわ~って感じ。」
最後に、
「あれは確実に巨匠になるね!」
と上から目線で確信していました。
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