今日12月5日は、上の娘の誕生日。
本番が立て続けにあって、なかなか時間が取れなかったのですが、
誕生日前日の夜なら空いているというので、昨夜、軽くお祝いをしました。
21歳になりました。
11月20日から12月10日までの間、4回に渡って、
「音楽大学オーケストラフェスティバル2016」という催し物が開かれています。
首都圏の9つの音大のオーケストラが参加しています。
娘が通う音大(つまりSオケ)の演奏会は、3日にK音大と共に行われました。
「マーラー 交響曲 第5番 嬰ハ長調」 を演奏。
指揮者は、大御所のA先生。
この日の本番までに、A先生による合同練習は6回ありました。
声を荒げるようなことは一切ないながら、静かな凛とした厳しさで指導してくださいました。
細やかに指導されるので、本番前日まで、一度も5楽章すべてを通したことがなかったそうです。
本番当日のゲネプロで、ようやく初めて通したのだとか。
曲が大編成の大曲なだけに、6回の合同練習(A先生による)だけでは十分と言えず、
前日の練習では、それまでゆったりと構えていらしたA先生もさすがに少し焦られていたそうです。
しかし、最終的にメンバーそれぞれがしっかり個人練習をし、当日に照準を合わせてきたようで、
ゲネプロではなかなかのまとまりを見せたのだとか。
そして、本番ではさらに良い演奏を披露することができたそうで、
A先生も、驚きと共に非常に喜ばれ、メンバー全員の頑張り、本番の強さに感嘆されていたそうです。
その日のレセプションでも、翌日の合同練習(6日の本番のための)でも、
A先生からたくさんお褒めの言葉を頂き、娘もとても喜んでいました。
なんでも、こんなふうにおっしゃっていたそうです。
「マラ5は、これまでに日本でも海外でもいろんなオケで、もう何十回も振って来たけど、
今回の君たちの演奏は、その中で5本の指に入る。トップ5だよ。」
お世辞なしの言葉とのこと。
本当にそうだとしたら、素晴らしいことですね。
「オケで振っていると、ごく稀に、みんなの気持ちが集まって一つになって、
それが音に反映されて、不思議なんだけど、何か化学反応を起こしたような感じになることが
あるんだよね。 今日は、それが起こりそうだった。」
起こりそうだった・・・・
つまり、起こるまでには達しなかったようですがw、
それでも素晴らしい演奏だったことは確かなようです。
明日は、定期演奏会として、単独で演奏会が行われます。
またまた祖父母たち含めた家族総出で鑑賞しに行きます。
楽しみです。
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