クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

モーニングコンサート

2016-12-16 | 日記

上の娘と一緒に、「東京文化会館モーニングコンサート」を観賞して来ました。

100回記念だそうで、上の娘の付属高校時代からの同級生Sくんが出演しました。

開演30分前に到着したのですが、すでに幾重にも連なった長蛇の列でした。

自由席とはいえ、ものすごい人気です。

知っているお顔もちらほら。

私たちはSくんを正面でしっかり見ることができる席を確保できましたが、

空席が見当たらないほどの超満席でした。

曲目は、

パガニーニ : ロッシーニの歌劇「タンクレディ」のアリア

         「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲

パガニーニ : ロッシー二の歌劇「エジプトのモーゼ」

         「汝の星をちりばめた王座に」の主題による変奏曲

フランク : ヴァイオリン・ソナタ イ長調

ヴュータン : アメリカの思い出「ヤンキー・ドゥードゥル」


今回、挨拶や曲紹介等、自らナレーションも務めていたSくん。

少し前に比べて格段にお話が上手になっていてびっくりしました。

シャイな感じはそのままでしたが、間の取り方も良かったし、スムーズでした。

演奏だけでなく、こういうこともできないといけないのですね。

演奏の方は、当然のことながら、素晴らしかったです。

10月に行われたヴィエニアフスキ国際コンクールの時は、インターネットのライブ映像で、

Sくんの演奏を固唾をのんで聴いていましたが、

こうした自身のリサイタルでは余裕を感じられるし、のびのびと自分の音楽を表現していて、

聴く方も安心して楽しむことができました。

パガニーニの2曲については、

「ヴァイオリンの超絶技巧を見せびらかすためのような曲ですが、そんな中にもパガニーニの歌心が

 随所に感じられて、大好きな曲のうちの一つです。」

と話していました。

フランクのソナタは、Sくんの十八番といった感じ。

この曲の曲想と彼の音色は本当にぴったりだと思います。

アンコールは、ヴィエニアフスキ国際コンクールのファイナルでも弾いた、

ヴィエニアフスキの「ロマンス」でした。

演奏後、Sくん本人にも、いつも必ず一緒にいらっしゃるお母さまにもご挨拶できて良かったです。

招待券という形にして須いてしまったのは、申し訳なかったです。


演奏会の後は、久しぶりに上の娘と2人でランチしました。

上野公園入り口付近にある「Park Side Cafe」にて。

2人とも、野菜たっぷりビーフカレーとダージリンティのランチセットをチョイス。

     

カラフル野菜の素揚げが嬉しいです。

美味しかった!

午後から授業がある娘は、大急ぎで大学に向かいました。



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