クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

Sオケ定期演奏会 その2

2016-12-11 | 上の娘ごと

指揮科の教授であり、著名な指揮者でいらっしゃる、H先生がおっしゃったそうです。

「君たち、わかってる? A先生は、世界的指揮者なんだよ? A先生は僕たちにとっても大先生、

 君たちにとっては大大先生になるんだからね!」

A先生の指揮で演奏することができた光栄を、しっかり認識して感謝しなさい、

ということなのでしょう。

確かに、客席から見ていても、A先生は重鎮のオーラを放っていました。

そこに立つだけで、オケ全体が引き締まるような。

お年は召していますが、タクトを振る姿は若々しく、長丁場にも関わらず、

最後まできびきびとした動きは変わりませんでした。

大人物から受ける影響というのは、とても大きなものだと思うので、

今回3年生のうちにSオケに参加することができて、本当に良かったと思いました。

演奏直後は、とてもとても大きな拍手を頂いて、なかなか鳴りやむことはありませんでした。

A先生も何度も退場しては、何度も登場を繰り替えされていました。

最後に、コンマス、トップサイドの2人と握手して、それで終わりかと思ったら、

2ndヴァイオリンのトップ、トップサイドとも握手、

さらに、チェロのトップ、トップサイドとも握手されました。

これは、もしや!?と思って見ていたら、そのままヴィオラのトップ、トップサイドとも握手。

とても光栄なことに、娘もA先生と握手していただくことができたのでした。

普通ないことなので、ラッキーなことだったと思います。

娘はなぜかいつもこういう運があります。

演奏会後のレセプション、及び居酒屋での打ち上げでは、

娘曰く、「オケには関係ない見たことない先生たちがいっぱい来てた。」とか。

A先生が指揮者を務められたということで、聴きにいらしていたようです。

某N響の方々もいらしていて、その中のヴィオラ奏者の方が、

「ヴィオラの人~!」と呼び掛けて、

「君たち、ヴィオラ特有のゴロゴロした音がしっかり出ていて、とても良かったよ!」

と、褒めてくださったそうです。

今回のSオケ演奏会では、楽譜をもらってからこの日の本番に至るまで、

「すべての過程を初めてしっかりやり切ることができた!」

と、思えたそうです。

ソロの練習・本番に比べて、少しだけ手を抜いてしまうことが多々あるオケ。

それではいけないとわかっていながら、なかなかできないでいたこと。

それがようやく今回できて、とても満足した様子でした。



演奏会には、フランス駐在時代のママ友Hさんも聴きに来てくれました。

こちらのとても美味しそうなずっしりとしたケーキを頂いてしまいました。

「国立フォルテ」の 凝縮スパイスケーキ、カカオとオレンジとココナッツのケーキ。

 




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