クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

卒業実技試験 その11

2018-01-09 | 上の娘ごと

Y先生の他にお二人の先生に講評をいただいた上

の娘。

現在進行中で室内楽の指導をお願いしているH先

生の講評です。

「美しく弾いてたわよ。」

「出だし、結構掴んだ。」

「出だしこだわったでしょ。」

ここで、娘が、こだわって弾いたのに、一ヶ所音

を外してしまった旨を言うと、

「こんなはずじゃなかったって自分で思ってるの

かな? 後からの精度を考えると最初のあれはも

う1回やりたいんじゃない?」

娘が激しく同意すると、

「だけど、それだけかけてさらっただけのことは

あって、なんとか踏みとどまっていた。」

「あの曲は本当びっくりするほど出だしで掴む曲

だから、まだやっていいよ。 イメージが、それ

になりきるイメージがちょっと足りないのかもし

れない。 もうちょっと自然に楽器鳴らして出て

きていいよ。 1音1音にじゃなくて、ハーモニー

感でドーンと持ってって自分で出てくるほうが楽

じゃないかな。」

「あとは、音のツヤ感とか、すごくいいと思っ

た。」

「わりとピュアな音楽性を持っているから、音も

ね。 なんだけど、バルトークって、この曲結構

もう死ぬ前じゃないかって。 若くていろいろや

っている時じゃなくて、必死にしがみつく感みた

いなのがね。 それがなんか綺麗にまとまってる

かなって感じがあった。 ちょっとその肉厚みた

いな、それがあってもいいかな。」

「民謡からとか不思議なものがいっぱい入ってる

でしょ? ああいうもの、もっと打ち出してもい

いのよ。 もうちょっと色付けできるようになる

といい。」

「出だしとそこだけ。決して遠くはないわよ。」

「音にわかるからね。 何考えてるのかこの人。

それから何狙ってるのか。」

「なんちゃらなんちゃら(何度聞いても聞き取れ

なかった💦) に値するし、いいと思います。」

ここで娘、お礼を言ってはけようとするのです

が、

「あと、守らないでね。 守りに入るきらいがあ

る。 行っていいから。」

以上です。



毎年、三が日は横浜の弟の家に招待されて手厚い

もてなしを受けるらしい私の両親ですが、今年は

松坂牛のすき焼きを関西方式でご馳走になったと

か。

羨ましい

我が家は安定の地味なおもてなしです。





そして、今年も横浜駅前で、箱根駅伝の応援をし

たそうです。

これも羨ましい



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