びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

雲行きあやし、ワイナポトシヘ ですぱしお!ボリビアその⑤

2008-09-06 08:42:17 | Bolivia
8月7日(木)

 朝から曇りがち。今回は天気の心配を全くしていなかったのですごく意外。念力不足でしょうか?乾期なのでまず晴れだろ、と思っていました。さらに天気を反映するかのように、青空さんがおなかを壊し絶不調。顔色も悪く心配です。
 車に乗り込んで、途中まではチャカルタヤと同じルートを行きます。お鉢のふちに上がってしまうと、遙か遠くまで見晴らすことが出来ますが、この日はなんだかどんより。途中では雨ならぬ雪まで舞い、先が思いやられました。日が差せば暑いくらいの車内が帽子や上着を着なくてはならないほど寒いのです。
 お昼過ぎに登山口に到着。ポーターやガイドさんが既に集まってくれています。用意してくれた食材で各自サンドウィッチを作って昼食。
 今にも降り出しそうな中、出発です。この日はBCまで約3時間の予定。急ぐ必要は全くありません。疲れないようになるべくゆっくり歩きます。が、歩き出してすぐにみぞれが舞い始めました。あ~あ。最初はおしゃべりしながらでしたが、皆だんだん無口になりました。足下はガレ場で崩れやすい上に積もり始めた雪で一層歩きにくくなっているので慎重に足を運ばなくてはなりません。翌日には登頂してこのルートを降りてきますから、それも心配です。忍耐ですねえ。降りしきる雪の中、ようやくBCに到着したときはぐったりでした。こんな状態で翌日頂上に行けるのかしらね~と思うほど。
 とにかくテントに潜り込み、雪から逃れます。しばらくして、ガイドさん達がお茶やクッキーを運んでくれました。サンドイッチがどうも食べられなかった私、大変おなかがすいていたのでクッキーを欲張っていくつも握りしめていたら、お皿ごと置いていってくれました。あら、ハズカシイ。
 夕方5時過ぎ、夕食の配給。トマトソースのパスタです。美味しそうでしたが頑張っても全部食べられませんでした。お肉もサービスされていましたが、胃腸の具合を考えてパス。申し訳なかったです。
 雪は断続的に激しく降り、トイレに行くのも億劫。でも高度順化のために大量の水分を摂取し続けているので、行かないわけには行きません。女性にはほんと、試練です。狭いテントに細いとはいえ女性が3人。皆を起こさずにトイレに行くのは無理だし。荷物も一旦見失うともうどこにあるやら。真剣に探すと息が切れるので途中で放棄して、さっさと横になりました。起床は真夜中の12時です。平岡さんからは「よほど吹雪いていない限り行く」とは聞いていましたが、内心は「まずアタックは無理だろうな」と思っておりました。それくらい、しつこく雪が降っていたのです。


昼食をとりつつ出発準備する面々。景色は・・・グレーです。


テントの中で夕食のスープを頂いております。どんなときでも最初にスープがでてきます。
このときの体調は、とくに頭痛もなく、ただ動き回ると息が切れたり疲労感が増す程度。今写真を見ても顔色は悪くないですね。


メインディッシュ。下界ではなんてことない(多分足らない)この量が高所では完食できないのです。
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