びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

地の果て、海の始まり。②

2019-08-30 20:35:09 | Portugal
◆2019年8月30日
 結構早く目が覚めてしまう。気持ちが高ぶっているからかしらん(笑)。折角起きたのだから、ガイドブックとにらめっこする。

<部屋から夜明け>


 朝食は7時。バイキング。スクランブルエッグは味がしなかった。塩コショウ忘れてないか?
 身支度をしたら、最寄りの地下鉄の駅へ。徒歩で5分とかからなかった。前日のタクシー代が悔しい。
 今回は、空港で購入しておいたリスボアカードで移動。地下鉄、バス、近郊の電車が期間中乗り放題の便利なカードだ。主要施設の割引もついている。元がとれるかは知らないが、いちいち財布を出さなくてよいのでとっても楽ちん。初日は、まず市内の様子を把握しないと。
 まずは、ポルトガル名物エッグタルトを食べにベレンへ向かう。ポルトガルで一番有名だというお店だそうで、朝から結構な混雑。せっかくなので、カフェスペースで注文し、コーヒーと一緒に頂く。温かいうちが美味しい。シナモンをかけると味に変化が出てまた食べられる。甘いけど、この程度なら大丈夫(笑)。







 お店を出たら、ベレンの塔へ。丁度会館ちょっと前に到着。リスボアカードがあるとタダで並ばずには入れるのが素晴らしい。塔の中の狭い階段が急でちょっと怖い。



<テージョ川。>


 そのまま海岸沿いを歩いて、次はモニュメント。中はまあいいや(笑)。ぐるりと眺めておしまい。



 日差しが強く、午前中だというのに結構暑い。蒸し暑くないので、木陰に入ればどうということはないが。
 続いてジェロニモス修道院へ向かう。ここもリスボアカードでタダ。広場に観光客がわんさかいてどうしようかと思ったが、空いてそうなところから見学したら、教会の中も比較的スムーズに見学できた。バスコ・ダ・ガマと国民的詩人カモンイス(ごめんなさい知らない)の棺が安置されている。





 ここまで大変順調。勢いに乗って、ガンガン観光(笑)。お次はアズレージョ美術館。電車とバスに乗り継ぐ。駅から歩けない距離ではないが、日差しが強すぎて歩く気になれない。電車を降りてすぐ、目的のバスに乗れたのでラッキーと思っていたが、さてどこで降車ボタンを押したらいいかわからない、ということに乗ってから気づく。しまった・・・乗るときに運転手さんに頼めばよかった・・・幸い、親切なおばちゃんが「美術館でしょ、次よ」と教えてくれたので事なきを得た。よっぽど不安そうな顔をしていたのか(笑)。他にも数人下車し、ついていったら美術館だった。あーよかった。
 アズレージョ美術館もリスボアカードでやっぱりタダ。それほど大きくない建物だが、丁寧に見ていくとおなか一杯。芸術作品ではない(と思う)ので、気楽ではある。ただ最後は空腹と疲労で目がうつろになってしまったので、これはいかん、と美術館のレストランで遅めのランチを頂く。前のテーブルのおばちゃんが食べていたキッシュが美味しそうだったので、同じものを注文してみた。もちろんビールは欠かせない。ベジタブルキッシュ、おいしゅうございました。





<笑っちゃうようなイラストのものもあります>




<当時の街の様子を知ることもできますね~>


<からっとしてますが暑いのでビールが欠かせません!生き返る~!!>


 燃料をチャージしたので、元気回復。再びバスで駅まで戻り、メトロでお次はグルベンキアン美術館へ。メトロを降りたら現在地が分からなくなり、入り口が分からずちょっとうろうろしてしまう。ここはさすがにリスボアカードでタダにはならなかったけれど、割引があったので利用。リスボアカード、万歳!
 グルベンキアン美術館は、イスラム~中央アジア一帯の絨毯や器など様々なデザインのものが収蔵されていてなかなか見ごたえがあった。ゆっくり見るなら半日欲しいくらい。個人的には好きなものばかりだった。夢中で観ていたので写真はほとんどなし。敷地内の芝生では、のんびり寛ぐ人々がたくさんいた。美術館内に入らなければ無料なので、地域の人々の憩いの場になっているようだ。別館の現代アートは全く意味が分からなかったけれど、閉館まで滞在して満足。





 まだまだ日が長いので、サン・ペドロ・アルカンタラ展望台へ行ってみる。長い1日だ(笑)。メトロの最寄り駅で降りて、ケーブルカーで坂を上る。展望台からは夕焼けが見えた。のどが渇いたので、ベンチに座ってレモネードを飲む。

<ケーブルカー。落書きが残念>


<内部>


<展望台より>


<思わず1枚購入してしまいました(笑)>


 それから繁華街へまた下りて、うろうろ。夕食は、さすがに疲れて面倒になってきたのでレストランをあきらめ、適当なお店を探す。バカリャウ(干し鱈)のコロッケのファーストフード店があったので、そこで軽く食べたら満足してしまい、夕食終了。





<バカリャウのコロッケ。美味しいですが、他に新鮮な魚介料理が沢山あるので、1度味わえばいいかな(笑)>








 大事な大事なスーパーもチェックしておかなくちゃ。ホテルへの道中にあったスーパーには行ってみたが、品ぞろえがイマイチだった。萌えないなあ(笑)。
 クタクタになってホテルに戻り、就寝。何とも盛りだくさんな1日であった。初めての国の初日にしては、上出来ではないか?(笑)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地の果て、海の始まり① | トップ | 地の果て、海の始まり。③ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Portugal」カテゴリの最新記事