詐欺師の二日後

一昨日研究所に来た怪しい詐欺師風の装置移設担当者が、今日は工場で設置作業をしたらしい。

案の定、工場からは悲鳴が聞こえてきた。
夕方に電話があり、
・あいつ、ホンマ頭来るわぁ！
・あいつ、アホやで！
・あいつ、社会人と認められんぞ！
・あいつ、持って来いと言っといた書類持って来なかったぞ！
・あいつ、おれにフロッピーくれとか言ってきたぞ！
・あいつのせいでどんだけ工場中を走り回ったと思うよ！？
・あいつ、できるって言ってたくせに今日になったらできないとか言いやがったで！
などなど。

一昨日の私と電話しているようだった。

しかも、装置はマニュアル通りにやっても動かないとか。
しかし、電話ではさすがに何がおかしいのかわからないので、来週工場に行くことになった。

詐欺師、私たちの社内に妙な連帯感を生み出した。

花粉症

昨日から花粉症に悩まされている。

ちょっと前から鼻はムズムズして鼻水が出がちであったが、昨日からずっとムズムズしっぱなしだ。

集中力も欠けてしまい、何をやるにしても長続きしない。
花粉症の辛さを初体験だ。

いざって時に突然襲われることもあり、周囲の人達への配慮も必要になる。
慣れたくはないが、慣れるまでは大変なのだろう。

この肛門のムズムズ感は昨日からずっと続いているが、花粉症で肛門がかゆくなるものだとはこの歳になるまで知らなかった。
水っぽい便がでたり、頻繁に便がでたりするのもやはり花粉症の症状のひとつなのだろう。

今も、電車で座ってケツを小刻みに動かしてごまかしている。

かゆい

肛門がかゆかった。
仕事をしながらずっとムズムズしていた。

急に体のある部分がかゆくなることがある。
腕や足だと周囲に遠慮することなくボリボリとかけるのだが、さすがに肛門はかけない。
椅子に座りながら、妙にモゾモゾと動いて肛門を刺激したり、足を組みかえながらさりげなく肛門に刺激を与えたり・・・

会社ならある程度知った仲だから、「あ～っ、肛門がかゆい！」と声にして堂々とボリボリやることもできる。
遠慮なんて、するだけ愚かだ。
しかし、電車でかゆくなると最も困る。

周りの人の目が気になる。
誰も自分のことなんて見ていないとは思うが、それでも肛門をかいていたら目立ってしまう。
ましてや通勤経路であれば、毎日顔をあわせる可能性のある人もいる。
恥ずべき行動は控え、我慢しなくてはならない。
これが、非常につらい。

今も、まだ少し肛門がかゆい。