工場の寮にいる。
押入れに「お姉さんしてッ!!」というエロ本が入っている。
お姉さんモノのエロ本だ。
2003年6月号、けっこう古く、年季の入った色褪せかたをしてる。
パリパリになったページはなく、健全な使われ方をしてきたものと思われる。
さて、今回の出張は後輩と2人で来ているものであり、このエロ本を後輩に托そうと思った。
が、後輩、見るやいなや「これは無理!」と拒否宣言。
そこで、どうしようかと考える。
そういえば、今日は別の人もこの寮に泊まっている。
他工場からの出張者で、窓際と言っていいようなオッサン。
その人の部屋の前にそのエロ本を置いておくことに。
さりげなくその人の部屋の前に置き、無事に戻ってくる。
その窓際の人は私と同じ階。
後輩は下の階。
階段で後輩と明日の予定について話し、ではオヤスミナサイと別れ部屋に戻るとき、その窓際の人が部屋から出てくる。
気づかない振りをして部屋に入るが、内心はドキドキ。
なにしろ、その窓際の人の部屋の前にはエロ本が置いてあるのだから。
特に何も言われることはなかったが、冷静になって考えてみれば、その人の部屋の前にエロ本をおくような人間は、私のような研究所から出張できている人間以外いるはずもない。
しかし、証拠はない。
バレバレのようで、告訴されることのないイタズラ。
「証拠がない」というのはこういう状態を言うのか。
押入れに「お姉さんしてッ!!」というエロ本が入っている。
お姉さんモノのエロ本だ。
2003年6月号、けっこう古く、年季の入った色褪せかたをしてる。
パリパリになったページはなく、健全な使われ方をしてきたものと思われる。
さて、今回の出張は後輩と2人で来ているものであり、このエロ本を後輩に托そうと思った。
が、後輩、見るやいなや「これは無理!」と拒否宣言。
そこで、どうしようかと考える。
そういえば、今日は別の人もこの寮に泊まっている。
他工場からの出張者で、窓際と言っていいようなオッサン。
その人の部屋の前にそのエロ本を置いておくことに。
さりげなくその人の部屋の前に置き、無事に戻ってくる。
その窓際の人は私と同じ階。
後輩は下の階。
階段で後輩と明日の予定について話し、ではオヤスミナサイと別れ部屋に戻るとき、その窓際の人が部屋から出てくる。
気づかない振りをして部屋に入るが、内心はドキドキ。
なにしろ、その窓際の人の部屋の前にはエロ本が置いてあるのだから。
特に何も言われることはなかったが、冷静になって考えてみれば、その人の部屋の前にエロ本をおくような人間は、私のような研究所から出張できている人間以外いるはずもない。
しかし、証拠はない。
バレバレのようで、告訴されることのないイタズラ。
「証拠がない」というのはこういう状態を言うのか。