爪

爪を切りたくてたまらない。

3日間の出張である。
出発した月曜の朝には気にならなかった爪が、今は気になって仕方がない。
長いのを短くしたいという気持ちと、爪の先が荒れているのを整えたいという気持ちの２つが私をムズムズさせる。

特に人差し指。
爪の長さと指の長さのバランスがすべての指で違うということもあるだろうが、人差し指が最も気になる。
こうしてキーボードで打っていても、他の指は指の腹でキーボードを叩いているのに、人差し指だけは爪で突き刺しているような感じだ。

実際には気になっているだけで、そこまで不便ではないのだろうが、便のときが不便だ。

うんこをする。
紙で尻を拭く。
このとき、私はけっこうしっかりと拭くため、この人差し指の爪が紙を突き破ってしまうことがある。
結果は容易く予想できる。
人差し指にうんこがつく。
このとき、前の日にエノキダケでも食っていれば、人差し指にエノキダケが絡みつくこともある。

もし私の手を見て爪が長いと思ったら、その人差し指はうんこを直に触っていた可能性があるので注意してほしい。
さらに、その指がハンドソープの匂いを発していたら、明らかにうんこを洗った後なので注意してほしい。

尿漏れペプシ

酔っ払いは早寝なので、必然的に早起き。

昨日のことである。
「ジュージャン」なる勝負に負けた私は工場の守衛所前にある自販機で大量の缶ジュースを購入していた。
私は自分の分としてペプシ購入。

みんなのところに戻り、いざ飲もうと思ってみれば缶の上部がへこんでいることに気付く。
へこんでいるだけならよくあることだが、そこから黒い液体が一滴だけとはいえしみ出している。
明らかに、ペプシが漏れている。

問題はこれがいつ漏れたのかだ。
つい先ほど購入した際に漏れたのであれば問題はない。
（普通に買っただけで漏れるほど缶がへこむことは問題だが）
が、このペプシを業者が自販機に入れた際に既に漏れていたとしたら問題だ。

どうなんだろうと悩みつつも、勇気を振り絞り飲んでみることに。
缶を開けてみれば、あれだけ炭酸の強い飲料であるのに、ほとんど噴き出さない。
缶がへこむほどの衝撃を受けても噴き出さない・・・有り得るだろうか。
やはりこのへこみは業者が仕込んだものか。

さらに勇気を振り絞り飲んでみる。
しっかりと炭酸が効いている。刺激的な味だ。
普通のペプシ、特に変わりはない。

炭酸が抜けていないということは、漏れがいつ発生したにしろ、中身はそんなに変質してはいなかったということだろう。

そしてそれから14時間後、寮のトイレにて大量のうんこを放つ。