「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

(無題)

2007-08-05 20:38:52 | 日記
平成19年度末の国の借金が昨年度末から約7兆円増え834兆円を超えた。
http://www.mof.go.jp/gbb/1903.htm
財務省は、8月1日から国と地方の長期債務残高が1秒間に19万円のペースで増える様子を国民に示そうと「借金時計」をホームページに掲載したが、アクセス集中でわずか2時間半で停止してしまった。
何も目新しいというものでもない。官製とは別に既に同様のものがあるにもかかわらずのアクセス集中だ。

リアルタイム財政赤字カウンタ
http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html

国民の関心が如何に高いかを象徴しているともいえるが、政治家に危機感は感じられない。
財政危機がいわれて久しいが未だに与野党とも現実的な処方を示せない。
手をこまねいている間に最も不利益を被るのは若い世代と将来世代、すなわち国の将来ということになる。
http://www.mof.go.jp/zaisei/con_05_g04.html

それだけではない。財政負担の増大を理由に個別に施行される「改革」、例えば医療制度改革のように、国の負担を減らすため、負担に耐えられる者ばかりかそうでない者にまで負担を転化してきている。
療養病床の介護への転換促進も、表向きの理由とは別の、国の負担が大きい医療費から地方の負担が大きい介護保険への負担転換が真の目的とさえいわれている。
各省庁に任せていては解決は程遠い。
政治がリーダーシップを発揮して国・地方の財政改革に希望を与える方針を示すしかない。セーフティネットに配慮した安心感の元に。

安部が変わった。ふっ切れたように。 もしかしたら大化けするかもしれない。