杜の都「亀岡八幡宮」
元禄2年(1689年)5月6日(新暦6月22日)、芭蕉と曽良は亀岡八幡神社に参詣した。
「六日 天気能。亀が岡八幡ヘ詣。城ノ追手ヨリ入。俄ニ雨降ル。茶室ヘ入、止テ帰ル。」(曽良随行日記より)
八幡宮は、1185年~1190年、伊達氏始祖伊達朝宗、が福島県伊達郡梁川に鶴岡八幡宮を勧請して建立、
その後仙台藩四代藩主伊達綱村によって現在の地に遷宮された。
昭和20年の仙台空襲により社殿は焼失したため、今では石鳥居と長く急な石段のみに昔の面影が残されている。
1年の日数と同じ365段の苔むした石段を登ると、往時のたたずまいを偲ぶことができる。
参道入口の脇に植えられているサクラが満開になる頃は、一層の風情を添えて、県100選になっている。
365段の階段



石の鳥居と365段の石段は、昔の面影が残されている。鳥居くぐると、出世街道と言われる石段に挑戦した。
365段はキツイ、数えながら登り、途中斜めの石、崩れているところが多くなる、歩きにくい。
急で、途中3箇所に平地がある。石はなく土になっている部分もある。手水場に鶴2匹、亀1匹が出迎え、
フフー云いながら本殿にお参りした。
亀岡八幡宮本殿

「成田山経ケ峰国分寺」。大仏の殿堂、不動明王坐像。
寺の建立は新しい、1982年、国分寺敷地内の成田山会館の中に赤門美術館がある。
会館の上に不動さんは設置されている。敷地内に「仙台武家屋敷」もある。






「酒造りの話」 (もろみ)
もろみ仕込は、酒母を仕込みタンクに移した後、 麹・蒸し米・水を入れほぼ三倍量にする。20~25日で泡が消えだす。
漢字で「醪」と書く、どぶろくと同じ意味からきている。工程で、麹造り、仕込み、発酵、の段階をえて絞り気に掛ける
前の原酒を醪と呼んでいる。
今夜は、東北の旨い酒でも飲もう。