syuの日記・気まま旅

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歴史ある大温室 新宿御苑  2019年(平成31年)2月下旬撮影 

2019-03-31 | 季節だより

御苑の加湿式温室は、明治8年に内務省内藤新宿試験場に約100mのガラス張りの温室を建てている。
ここで、洋ランをはじめに熱帯・亜熱帯植物を栽培し、技術者養成指導、温室園芸先駆的役割を果たしている。
又、皇室献上植物栽培業務の一つとしている。昭和26年から一般公開。

熱帯季節林と熱帯植物のさまざまをゆったり展示している。


小笠原コーナー・乾燥地・山地・人と熱帯植物・熱帯池沼の植物・沖縄コーナー・戦前の温室遺構野いつ展示されている。
























「内藤氏と新宿 ・ 内藤清成」
弘治元年の1555年、三河国岡崎にて竹田宗仲の子として生まれ、内藤忠政の養子・19歳で家督を継ぎ、浜松にて徳川家康に召し出され、小姓を務め、
1580年、徳川秀忠(当時2歳、清成は26歳)の傅役を任される。
1590年、秀忠の供をして上洛し、家康が豊臣秀吉の命で関東に移封された時、清成は、「鉄砲隊」を率いて江戸入りの先陣を務めた。
甲州街道・と鎌倉街道の交差付近に陣を敷き、遠見櫓を築いたという。
家康より四谷から代々木村にかけて20万余坪もの広い屋敷地を賜り、この拝領地は後に新しい宿場(内藤新宿)開設。
明治維新まで内藤家の江戸藩邸として使用された。
関東八州庶務奉行・関東総奉行・江戸町奉行、老中などを歴任、行政面にて大きな功績をあげ、秀忠の傅役時代からの同僚である青山忠成と共に、幕府初期の治世を支えた。
1600年、関ヶ原の戦いでは秀忠に従い上田合戦に従軍している(江戸で留守居を務めていたとする資料もある)。

「1606年」大御所家康の怒りを買い、秀忠によって青山忠成と共に関東総奉行の職を停止され籠居を命じられる。
家康が江戸近郊の狩場へ鷹狩に出かけたところ、禁猟であるはずの狩場内に狩猟罠が仕掛けられており、これを許可したのが両名であったためとされる。本多正信らのとりなしにより切腹は免れ、勘気が解かれたものの、以後は政治面から遠ざかることとなった。
この事件は秀忠の征夷大将軍就任の翌年に起きたため、背景に家康と秀忠の実権争いがあるとする説や本多正信による陰謀とする説などが存在するが、真相は不明ー慶長13年の1608年、江戸にて54歳で病没した。跡を長男の清次が継いだ。

新宿御苑 さすが広大な内藤新宿 2019年(平成31年)2月下旬撮影

2019-03-30 | 季節だより
日比谷公園の約4倍の庭園「新宿御苑」
林泉様式の純日本庭園・プラタナス並木の西洋庭園・老木の桜並木と樹木・大温室とラン栽培・・都心の中の広大な庭園である。

               桜と菊の開花期は無料と云う。 入園有料


     徳川家康家臣内藤氏江戸屋敷の一部がルーツ・明治時代農事試験場・皇室庭園に。


            昭和24年「国民公園」・2019年で開園70年。


   新宿駅から散策路(地下玉川上水)「新宿門・大木戸門」と「国立競技場、千駄ヶ谷の千駄ヶ谷門」二か所




桜ーバラ科 落葉高木と低木・暖温帯、種類30種以上・日本では奈良時代に栽植 (ソメイヨシノが多い)





「クスノキ」-常緑高木・暖地・長寿、高さ20m以上・晩春花を付ける・芳香あり。



「プラタナス並木」ー落葉高木で材は家具や楽器に。
白色で沢近く自生・葉は大型 掌状福葉で長い柄を付ける。

「ブラタナス」-落葉高木・アジア原産、器具材に。20~30mに





                  西洋庭園のプラタナス並木


園内には、紅葉・蠟梅 ・スイセン・寒椿・梅・福寿草・寒桜などがある。






 

娯楽 歓楽街の新宿歌舞伎町

2019-03-28 | 季節だより
東京都新宿区は、江戸時代の5街道・江戸を起点に(東海道・中山道・奥州街道・甲州街道・日光街道)陸上交通路、その甲州街道の最初の宿場である
「内藤新宿」・信州高遠藩主内藤家の下屋敷(現在の御苑・国道20号線)があった所から地名に。昭和22年ー四谷・牛込・淀橋が合併し、神田川北部
と西部が囲むように流れている。
江戸時代「十二社弁天池」の行楽地が埋め立てられ、「淀橋浄水場・約34ha」(東村山に移転)「新宿新都市開発」推進のもと再開発された。
駅を中心に地下街と路地を11街区に分けられた。平成に入り、都庁45階と展望室で都民広場になっている。

今日は、娯楽・歓楽街の「歌舞伎町」に出た。

                    私鉄西武鉄道新宿線 新宿駅




歌舞伎町の中心コマ劇場無いが、周りは変わっていない。
映画館・ゲームセンター・居酒屋・・遊ぶものは何でもそろっている。シアターアプル・ミラノ座・新宿プラザ・東宝会館・・などのビルが林立。
花園神社・新宿区役所の周りも、遊歩道公園とゴールデン街など変わっていない。

                   昔懐かし風林会館のキャバレーは❔


                        正面が元新宿コマ劇場


                          新宿一番街


                      ここが繁華街中心地のネオン街


                           新宿区役所


江戸時代の娯楽繁華街は、駅の反対側

「十二社熊野神社」新宿中央公園北西の一角に鎮座し、1400年頃創建された。
中野長者と呼ばれた室町時代の紀州出身の商人・鈴木九郎によって応永年間創建されたものと伝えられている。
(天文・永禄年間に当地の開拓を行った渡辺興兵衛という人物が祀ったという異説もあり)鈴木九郎は、代々熊野神社の神官を務めた鈴木氏の末裔で、現在の中野坂上から西新宿一帯の開拓や馬の売買などで財を成し、人々から「中野長者」と呼ばれていた。
鈴木九郎は当初自身のふるさとである熊野三山の若一王子を祀ったところ、商売が成功し家運が上昇したので後に熊野三山から十二所権現をすべて祀るようになったのが始まりとされている。
かつて存在した付近の地名「十二社」は、これに因んでいる。この地名は現在でも通り(十二社通り)や温泉(新宿十二社温泉)の名などに見られる。

                     昔かし懐かしい裏通り




                 今でも健在の小さなスナック街




                        花園神社 拝殿







巨木ヒマラヤ杉 小金井公園の常緑樹

2019-03-27 | 季節だより
「多摩川」は、東京・山梨・神奈川県に流れる「多摩川水系」・最後は、東京湾に注ぐ、「一級河川」。
下流部は、都と神奈川の都県境になっている。   全長 138km  面積 1240km2
「玉川上水」立川市内を流れる玉川上水 延長 43km 。取水元は、多摩川(羽村取水堰)都羽村市。
かつて、江戸市中へ飲料水を供給していた上水(上水道として利用される溝渠)であり、江戸の六上水の一つ。
多摩の羽村から四谷までの全長43kmが1653年に築かれた。
現在でも、一部区間は、都水道局の現役の水道施設として活用されている。
羽村取水堰から取水は、武蔵野台地を東流し、四谷大木戸(現在の四谷四丁目交差点付近)に付設された「水番所」(水番屋)を経て市中へと分配されていた。
水番所以下は木樋や石樋を用いた地下水道であったが、羽村から大木戸までの約43キロメートルはすべて露天掘り、羽村から四谷大木戸までの本線は武蔵野台地の尾根筋を選んで引かれているほか、大規模な分水路もおおむね武蔵野台地内の河川の分水嶺を選んで引かれていると云おう。
1722年の享保7年、以降の新田開発によって多くの分水(用水路)が開削されて武蔵野の農地へも水を供給し、農業生産にも大いに貢献。
野火止用水、千川上水など。





























「クスノキ・シイノキ」
常緑広葉高木樹林、低木もあり、九州・四国・関東など温帯沿岸部に発達分布している。
大木は、20m以上・直径2m以上・葉は、卵形で先端がとんがり、小花をつける。材は、かたく器具材に使われる。
40属200種あり、多少芳香がある。    クスノキ・シイノキ・ケッケイジュ・ニッケイ・アボカボ・クロモジなど。

「クスノキ分限」
成長は遅くともー着実に伸びて大木となる事からー財産を地道に手堅く築き上げた金持ち。






西武拝島線 東大和市にある都薬用植物園

2019-03-26 | 季節だより
「漢方」 医・薬・療法・漢医 主に草・根・木などから作られた生薬、漢薬と云う。皇漢医学・漢方によって治療を漢方医、中国から伝来して、日本で発達した。全体的治療を主眼としている。教種混合の合剤が多い。
都の薬用植物園は、昭和21年設立。
薬用植物を収集・栽培されている。
昭和15年研究機関として機能強化し、健康安全研究センター内の組織として再編。一般公開され、薬草の教室など開催され、薬用植物の普及に。

                違法ドラッグ・ケシ・アサ・健康食品と研究検査。


面積 31.398m2 資料館などある。
                     開園・9~4時 入園 無料


「梅」バラ科 生薬 烏梅 適用 整腸・解熱・駆虫 開花期 1~3月

「福寿草・キンポウゲ」 有毒植物、特に根 シマリン 心臓麻痺 他にセツブンソウ・ハシリドコロなど



「セリバオウレン・黄連」 健胃、整腸、消炎 2~3月



「サンシュユ、ミズキ科」果肉 強壯 2~3月

クズは、マメ科クズ属のつる性の多年草である。日本では、根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、万葉の昔から秋の七草の一つに、
和名は、かつて大和国吉野川上流の国栖が葛粉の産地であったことに由来する。


「コブシ・モクレン」 つぼみ 鎮静・鎮痛  3月



「カタクリ」 カタクリ原料 3~4月

ナツメ、クロウメモドキ科の落葉高木・和名は夏に入って芽が出ることに由来、果実は乾燥させたり、菓子材料として食用に、生薬としても用いる。


「ボケ」バラ科 木瓜果美 喉 3~4月



「エンゴサク」ケシ科 ・「メギ」  「イカリソウ・メギ科」強壮 薬用酒   3~4月



「薬用酒の作り方」
焼酎35度約30%・完全密栓容器・冷暗保管・糖類 氷砂糖、グラニュウム糖、はちみつ・生薬の約3分の1~5分の1
生薬は、そのままか半乾き (糖類は少なめで、飲むときに調節)
薬酒10mlに水30~50mI。





クヌギ,ブナ科コナラ属の落葉高木。古名はつるばみ。漢字では、櫟、椚、橡、栩、椡、功刀などと表記する。
クヌギの語源は国木または食之木からという説がある。


キンラン、ラン科キンラン属の多年草で、地生ランの一種。和名は黄色の花をつける。






「鹿角・ロッカク」
別 名ー鹿(しか)・学 名Cervidae・原 材 料ーシカ科マンシュウジカの骨質の角・薬用部位 動物性・産 地ー中国, 韓国・
生薬分類ー補陽薬・薬 味ー鹸味 (塩味)・温性(食べると温かくなる)、活血, 消腫, 補腎・帰 経 肝経, 腎経 配合漢方薬ー伯州散