今年の私の句作は不調だった。同人参加の結社誌はなくなり、2誌に会員投句をした。また、総合誌にはランダムに応募したが、特選はなかった。秀逸やそれに準ずるものがいくつかあったが、いずれもパッとしなかった。そんな中で、同人誌に寄稿(自選)したうちで自分にとって画期的なものが【ラップ俳句】だった。これは来年1月発行の号に掲載されるので、正確には今年度には含まれないが、やむなくここからも選んでみたい。・・・《続く》
『冬のモスキート(ラップ集会)』 参加同人誌2019・1月号より
ちっとも知らなかった俺が自由ってこと 平成が終る
投稿俳句界(秀逸)
桜散るスピードわたしは神になる
結社会員投句
バックネット越しのあはれ朧月(同人・会員句講評)
風船を持たず濁世を生きて来た(月次ベスト10)