父母の不在を生きてまたも春 まほろば 最新作 即興
今日は確かに去って行く春を悲しむような密やかな雨とどうにも蒸れる一日でした。いつもの菖蒲の開花を促す一雨とは違い、これでもかと春と夏との境界に頭を打ち付けられるようなシビアな時間でした。明日からは次第に晴れ始め、初夏という確かな空間に身体ごと放り込まれることになることでしょう。何もかもが終り、始まってゆくのです。さて、今夜は先ほどまでの近隣の公園での若者たちの夢でも現つでも無いこの一瞬の更新を促す雄叫びを糧に、一歩づつ前に進んでゆきたいものです。・・・《続く》
FRIDAY JAZZ
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ノーベルブライト