今朝10時40分からカリフォルニア州オークランドで大谷翔平選手(26)が投で6度目の先発登板する。昨日の予定が交通渋滞に巻き込まれて入場が遅れたため1日先送りになったもの。これまで1勝0敗45奪三振防御率2.37と勝ちには恵まれないものの好調を維持している。心配な点は今回の登板予定が二刀流の疲労蓄積のため間が空いたこと。その前回の登板で直球が平均140キロ台(最高153キロ)に急落したことのも、この過労が原因とされている。今日150キロ後半以上をどれだけ出せるかにかかっている。それによって落差の大きいスピリットや横に滑ってゆくスライダーなどの決め球が生きて来る。ここを6回90球以内出来れば7回途中までを乗り切れば、6月以降も安定軌道に乗れる。またそれによって明日以降の打ももう一段の飛躍(現在HR3位タイの15本打率2割6分台)につながる。その他では今年開幕投手となったダルビッシュ有選手(35)が5勝1敗防御率1.75点74奪三振と絶好調だ。このまま行けば自己新の17勝が見えて来るし、防御率2点前後と奪三振250超が加われば昨年2位に終ったサイヤング賞が再び有力となる。まずは今日の大谷選手の行方を見届けたい。・・・《続く》
大谷翔平 アスレチックス戦 5/28
この日は入場遅れの大谷に替わって急遽サンドバル投手が登板した。これがなかなかの好投を見せてくれた。しかし、相変わらず交替後の中継ぎ陣が打たれ、さらには相手投手のバセット(開幕投手)の変幻自在のピッチングに翻弄された。ここで首位争いのチームと最下位争いのチームの差が出たようだ。