野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

へんてこりんな、夢。

2015-05-16 22:05:11 | 日記
彼はもういないんだ。

昨晩の夢。とても不思議だった。

箱根の頃の同級生が一つのテーブルに座っている。わたしたちは、多分、中学を卒業したばかり。
保育園、小学校、中学校とほとんど同じメンバーで育ってきた仲間が、いくつかの高校へ別れて進学するタイミング。
でも、たいていみんな小田原方面へバスで通うから、大丈夫。大した事じゃない。というムードの中で

一人の男の子が
オレだけ違うとこいくからやなんだよなぁ
と言っている。

見ると一人だけちょっと違う詰め襟の学ランをきている。

このあたりではみない制服。

かっこいいよ。
大丈夫。自分自身になるためにいくんだよ。

わたしは、励まして、そっとハグする。

へんなの。

あの頃のわたしだったら、男子にハグなんかしない。
でも、夢の中のわたしは中学校の制服来てるのに、行動は今のわたし。あの頃よりむしろ、自分の気持ちに素直に動いちゃうおばさん力全開のわたし。

そして、目を覚ました。

まだ、ゴワゴワした制服で、彼の厚い肩をギュッとした感触が残っている。

そして、思い出した。

ああ、彼は死んじゃったんだった。
そうだ、行っちゃったんだ。違うところに。

彼は24歳の頃、亡くなった。それは本当に突然の事で、みんながびっくりした。


突然に、彼が夢に来て、わたしが励ますなんて!
それにしても、時空間を越えて、大丈夫大丈夫と言っちゃう凄まじい自分のおばさん力。


今日は珍しくこのあたりでも霧が出ていた。昼なのに、夕方みたいな1日。
寒いのか、蒸し暑いのかもわからない。
箱根のお天気みたい。

いろんな事があいまいで、不思議な事が起こっても、全然不思議じゃないような日。