彼はもういないんだ。
昨晩の夢。とても不思議だった。
箱根の頃の同級生が一つのテーブルに座っている。わたしたちは、多分、中学を卒業したばかり。
保育園、小学校、中学校とほとんど同じメンバーで育ってきた仲間が、いくつかの高校へ別れて進学するタイミング。
でも、たいていみんな小田原方面へバスで通うから、大丈夫。大した事じゃない。というムードの中で
一人の男の子が
オレだけ違うとこいくからやなんだよなぁ
と言っている。
見ると一人だけちょっと違う詰め襟の学ランをきている。
このあたりではみない制服。
かっこいいよ。
大丈夫。自分自身になるためにいくんだよ。
わたしは、励まして、そっとハグする。
へんなの。
あの頃のわたしだったら、男子にハグなんかしない。
でも、夢の中のわたしは中学校の制服来てるのに、行動は今のわたし。あの頃よりむしろ、自分の気持ちに素直に動いちゃうおばさん力全開のわたし。
そして、目を覚ました。
まだ、ゴワゴワした制服で、彼の厚い肩をギュッとした感触が残っている。
そして、思い出した。
ああ、彼は死んじゃったんだった。
そうだ、行っちゃったんだ。違うところに。
彼は24歳の頃、亡くなった。それは本当に突然の事で、みんながびっくりした。
突然に、彼が夢に来て、わたしが励ますなんて!
それにしても、時空間を越えて、大丈夫大丈夫と言っちゃう凄まじい自分のおばさん力。
今日は珍しくこのあたりでも霧が出ていた。昼なのに、夕方みたいな1日。
寒いのか、蒸し暑いのかもわからない。
箱根のお天気みたい。
いろんな事があいまいで、不思議な事が起こっても、全然不思議じゃないような日。
昨晩の夢。とても不思議だった。
箱根の頃の同級生が一つのテーブルに座っている。わたしたちは、多分、中学を卒業したばかり。
保育園、小学校、中学校とほとんど同じメンバーで育ってきた仲間が、いくつかの高校へ別れて進学するタイミング。
でも、たいていみんな小田原方面へバスで通うから、大丈夫。大した事じゃない。というムードの中で
一人の男の子が
オレだけ違うとこいくからやなんだよなぁ
と言っている。
見ると一人だけちょっと違う詰め襟の学ランをきている。
このあたりではみない制服。
かっこいいよ。
大丈夫。自分自身になるためにいくんだよ。
わたしは、励まして、そっとハグする。
へんなの。
あの頃のわたしだったら、男子にハグなんかしない。
でも、夢の中のわたしは中学校の制服来てるのに、行動は今のわたし。あの頃よりむしろ、自分の気持ちに素直に動いちゃうおばさん力全開のわたし。
そして、目を覚ました。
まだ、ゴワゴワした制服で、彼の厚い肩をギュッとした感触が残っている。
そして、思い出した。
ああ、彼は死んじゃったんだった。
そうだ、行っちゃったんだ。違うところに。
彼は24歳の頃、亡くなった。それは本当に突然の事で、みんながびっくりした。
突然に、彼が夢に来て、わたしが励ますなんて!
それにしても、時空間を越えて、大丈夫大丈夫と言っちゃう凄まじい自分のおばさん力。
今日は珍しくこのあたりでも霧が出ていた。昼なのに、夕方みたいな1日。
寒いのか、蒸し暑いのかもわからない。
箱根のお天気みたい。
いろんな事があいまいで、不思議な事が起こっても、全然不思議じゃないような日。