野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

自分の方へ、ウロウロと。

2015-09-21 22:31:27 | 日記
さて、シルバーウィークである。

先週、旅をしたので、このシルバーウィークは出来る限りなにもやらずに、だらだらすごそうとわたしは決めていた。

ところが、末っ子は、なにかがしたくてたまらない。
しびれをきらして連休3日日目の今日、わたしの実家の箱根に行ってしまった。

わたしは、思いがけず一人で自由な時間ができた。

そして、友と会った。

年の頃はわたしと同じだが、未婚の女子である。アーユルヴェーダを勉強中の彼女。

家庭や子の話をわたしはするにはするけど、距離感が違う。

「わたし、今まで子育てに費やしてきちゃたから、まだ、何もしてないんだよ。」

「いや、普通、四人も、子を産み育てたら、もう、いいやってなるでしょう。熱意の人だなぁ」

そう。生物学的には、終わったわたしである。さあ、いよいよ、わたし歴史がはじまるのである。

彼女との会合は人生を進める意思決定と確認作業になる。

全然違う立場から、同じ方向に立ち向かう、心強い友である。


それで、わたしはわたし自身になって、帰ってきたら、非常にご機嫌で、簡単デザートまで制作した。

そうだ。本来、わたしはこんな事も好きだったのだ。

近くをウロウロしている連休ではあるが、自分の内面を旅しているようなそんな過ごし方をしている。

穏やかで、とても、楽しい。

穏やかに、秋が始まっている。

2015-09-20 22:41:00 | 日記

きょうのおやつという焼き菓子屋さんが、今日は、大磯市に出店するんですよー、というので、

へー。

と、聞いていた。

すると、夕方に友達から、
「大磯市行きませんか。迎えに行きます。」
と、連絡が来たから、

わぉー!と行ってみた。

友達んちには子が四人いて、
本当によく産んだね。大変だね。

と、言うと、
しょこさんも。
と、いつも返される。ああ、そうだった。そうだった。

よそんちの四人の子は楽しいものだ。
今日は自分ちの末っ子も紛れて、平和平和。

大磯市は、なかなか盛況で、食べ物屋台もたくさん出ていたし、
芝生の広場ではフラダンスの発表。

わたしたちはそこに、シートを広げて腰をおろした。

夕方だったのに、月がぐんぐん昇って夜になって、風が気持ちよく、フラの女の子たちがまことにかわいらしかった。

カレーやパンやタコライスやホットドッグなんかを買い込んで、味見味見とまわして食べた。


そのうちにフラの女の子たちの後ろの演奏が生バンドになった。

地べたに座りこんで、風を受けて、音楽を聞く。
そこにいるみんながリラックスしている。

わたしは友の子たちと、寝っころがってしまって、子の尻を枕にしたり、わたしの腹にチビが乗っかったり、
とにかく、まだ生き物感が満ち満ちしている人たちとくっつきながら、しばらくすごした。

その小さな人たちと音楽の合間に、拍手をして、ヒューヒュー言ってみたりして、
本当に、ただ、笑った。


そして、わたしはあっという間に、充電したような気分になった。

本当に、素敵な事はいきなりくるみたい。そして、本当に、なにげない事なんだな、と思った。

スイスイ呑んではいけません!!

2015-09-19 23:47:22 | 日記
たくさん呑んだ。

また、やってしまった。

腰が抜けた。

懐かしい仲間とワインで乾杯したから、スイスイ呑んじゃった。

昨年の年度末にも、会社の飲み会で、ビールをスイスイ呑んで、立ち上がった瞬間に酔いがまわり、駅のトイレにうずくまった。


今夜も、同じ。

歳なのか!?

自覚したほうがいい?

歳をとると、どんどん自由になるはずだと思っているから、肉体がくじけると、落ち込む。

守りにはいれということなのか!?

しかし、みんな優しい。
わたしが醜態をさらしても、みんな優しいのだ。

つまり、そうか。ヘマしても大丈夫だよーみたいな学びをしているんだな。

そして人に優しくもできる。

歳をとるって、優しくなれるって事か。
大人になるって事か。

案外、いいことなんだ。

頑張って走ってきたから、与えられたご褒美が、年齢、なのかも。

しかし!のみすぎには注意しよう。

元気の出ようもない。

2015-09-18 23:51:31 | 日記
メキシコは独立記念日だったらしい。

娘は、ダンスパフォーマンスをしたらしい。

日本は雨で、いろんな事があって、わたしはドキドキして、ちょっと疲れてしまった。


国会でバタバタいろんな事が決まった。なんだか、ハチャメチャだと思った。

話し合いという行為ができるのは、霊長類の長としての発達の特徴だと思っていた。

法案の事は勉強不足で全然語れない。

でも、結局いつも疎外感を覚えるやり方が、また繰り返されてしまったなと思った。

本当に、わたしなんかには力がないのかなぁ。

どうしたらいいのか、ちょっとわからない。

わからなくて、ずいぶん、ボーッとしてしまう。

図面描き。

2015-09-17 23:21:01 | お仕事話
今日はお仕事で、小さい小さいものの絵を描いていた。
江戸時代の玩具の、泥面子。
長さ24ミリくらい。

大黒様のモチーフかな。


実は、あるものの絵を描くのはたやすい。

図面を描く時は、
方眼用紙にキリッと尖った芯を当てて、たどる。探し当てる。

作っちゃいけない。正確に。


自分の頭の中のモヤモヤを描ききれなくて、ごまかす為に仕事での図面描きに燃える。

へんなの。

でも、なんでも作っちゃうこの性質を最近は大切にしようと思えるようになった。

だって、わたしだけの大切な個性ってやつだ。


さぁ。わたしの頭の中のモヤモヤを、探し当てて、たどらなくっちゃ!

じゃなきゃ、なんにも、進まない。

勉強したい。

2015-09-16 21:57:33 | 日記
たくさん勉強しないと。
わたしは何も知らない。

その人が背負っている事情によって善悪というのは変わる。

お金は津波でなくなるし、一晩で紙切れになったりする。

だけど、なにか本当の事があるに違いない。

探すんだ。探すんだ。

二十歳の息子が本をたくさん貸してくれた。
(随分、わたしと趣味が違う。)

シルバーウィークは読書週間にしようかな。





八ヶ岳散策。

2015-09-15 19:12:52 | 旅行
そして、朝。

前日の朝食バイキングより更なるバイキングっぷりの凄まじい朝ご飯。お義母さん特製。ありがたや。

(ダイエット中のわたしに襲いかかる試練の数々ではあるが。)

お義母さんは、またしても朝も早よから栄養推進委員会なので、末っ子とわたしはサヨナラしてリゾナーレへ。

もう、ここはリトル東京。地方もつまんなくなるな。
と、わたしの心に共鳴するかのように、
この商店街はなんだぁ。
と、ジレる末っ子。

こういうつくられた空間のおとなしくしていなさい的ムードがダメな息子。

とは言え、丸山珈琲で珈琲豆を買う。一杯ドリンクサービスでカフェオレをいただく。子供にもオレンジジュースサービスをいただく。

ありがたや。


さて、八ヶ岳アウトレットへ。

ここは、ちょっとこじんまりして田舎くさくていい。
(あれ?メッチャ失礼な発言連発のわたし!?)


今まで、胸を張れるほどの低予算旅行が、ここでちょっと緩む。靴下などの生活必需品を購入。


実は、ここからがこの旅の目的。

わとわ祭りというオーガニックフェスに向かう。

アウトレットから歩いて行ってみる。

会場の入り口に、クシインスティテュートと建物があったので、ああ、なるほど。マクロビオテックな感じが母体なのね。と理解。


我が街の若夫婦が営む焼き菓子店「きょうのおやつ」が本日はこのイベントに出店してるというのだ。

こんにちは!!サプラーイズ!!


この一瞬の為だけに、前々日からの旅が始まっていたのだ。

うふふ。
なかなか、盛況のきょうのおやつさん!

同じお客さんが何回も買いに来ていたのが印象的だったなぁ。


芝生の会場、野外ステージで音楽演奏。

末っ子と、お義母さんちから持ってきたおにぎりを食べる。

ちょっと怪しいお店が並ぶ面白い祭り。


さて、でも我々は帰らなくちゃ。

末っ子なんかは、
「オレ明日は学校いくの?」
別にオレはこのまま放浪を続けてもいいんだけど…的な発言。

わかるよ。わかる。
でも、仕方ない帰ろうか。

その前に、道の駅のフローズンヨーグルトを食べて帰ろう!あれは本当に美味しいから!


旅って本当に面白い。

どんどん飛び出せ!飛び出せ、わたし!!

いろんなところへ、行く旅だ。

2015-09-14 22:42:19 | 旅行
それで、お義母さんの家で、お昼寝。

四時過ぎに、末っ子と二人で近所の道の駅の温泉に行ってみることにした。

ところが、その温泉が改装中で休み。

また、温泉に入れない。
今回の旅はなんかちょっと入浴には恵まれない!?

で、その場で調べると原村のもみの湯がいいみたい。
5時からは大人300円。
また、気持ちのいい道をドライブ。

そして、そんなに混雑もしていないもみの湯で温泉に入り、お蕎麦を食べた。

うーん!美味しい!

結局、一番いいところに行き着いたのかもよ。

さて、もうすぐ6時。
わたしたちは行くところがある。

富士見パノラマリゾートでナイトゴンドラに乗って、星空観察会にいくのだ。

目指すゴンドラのある入笠山には雲がかかっているみたい。大丈夫かな?

道に迷いながら、やっと到着。

夜のゴンドラは面白い。
暗闇の中をゴンドラに揺られること20分。

非日常への旅みたいで不思議。

終点のレストランの建物では、星の専門家が星の話をしてくれた。

話の合間に外に出て、空を仰ぐ。

雲の切れ間に星が見えた。
満天の星!
と、いうわけにはいかなかったけど、20人くらいいるお客さんとスタッフと星の先生とで、
いまだ!ダメだ!
いまはどうだ!

と、建物の中に入ったり外に出たり。

すっかり親密な空気が流れていた。

そして、また、夜のゴンドラに揺られて地上へ。

お義母さんちでは、さっと布団に潜った。

思えば、この旅は、縄文時代から闇夜まで、不思議空間を行ったり来たり。


さぁて、明日は旅の最終日。

おやすみなさい。瞬く間に夢の世界へもレッツゴー!な、わたしと末っ子なのでした。

諏訪湖から、北上!

2015-09-13 21:13:11 | 旅行


さて、諏訪で面白そうなところ…まずは諏訪大社にご挨拶。
諏訪大社は諏訪に4つ境内があるそうで、わたしたちが行ったのは、下社秋宮。
手水が温泉で熱い!
奥の古そうな、社に手を会わせたら、鳥肌が立ってブルブル。

多分、ここパワースポット的ななんかがすごいんだなぁ。きっと。


そして、間欠泉センターへ。
5メートルの間欠泉の横に温水プール、とネットで見たが、
間欠泉は全く勢いがなく1メートルあがっていたか?温水プールは閉鎖され、くつろぎのスペースになっていた。
水着を持ってきていた末っ子はプリプリ。

なだめて、隣の足湯に浸かり、茅野の尖石遺跡へ。

尖石縄文考古学館には縄文のビーナスがある。

わたしは土器をじっくり見たかったのだが、末っ子とふくろう笛作りに夢中になってしまった。

つい、本気を出しちゃうんだよね。末っ子もいきなり上機嫌。

一キロの粘土で一時間半の間に二人で六個の笛を作った。

展示されていた土器はもっとじっくり見たかったなぁ。とにかく、デカイ!
縄文人たちはものすごいエネルギーだ。

そして、となりの与助尾根遺跡に復元された縄文住居を見に行く。

同時期の住居が複数復元されているから、縄文村がたやすく想像できる。
これは楽しい村の風景。

なるほど。
とにかく気持ちがいい。

ああ!縄文人はいいなぁ!こんなとこで、こんなおうちで暮らしたい!
憧れ!!


と、実はボヤボヤしている暇はない。

2時までに信濃境に住む夫のお母さんのうちに行かなくてはいけない。
今夜の宿だ。

とにかく元気なお義母さん。2時にでかけてしまうから、それまでに到着するように言われている。

栄養推進委員会でお年寄りに配るお弁当を作りにいくとのこと。
70を過ぎているハズのお義母さんは弁当を作る側!まだまだ若手ということか。

本当にこのあたりの気持ちの良さは、なんと言っていいかわからない。
水も、採れる野菜も美味しい。
長野は長寿日本一が証明してるなぁ。


途中のたてしな自由農園で、パンを買ってかじりながら、まっすぐな道を走る。
ここを縄文人は、テクテク歩いて移動していたのかも知れないなぁ。

本気でかなりうらやましい。

目を覚ましたら、新しい土地。

2015-09-13 08:33:38 | 旅行
車がユサユサと揺れているような感じで、目を覚ました。
風かな、とも思ったけど、どうも地震のようだった。

目を覚まして、キラキラの湖が目の前にあったら、すごいだろうな、と、そんな思いつきで、夜のうちに高速道路にのった。
事前に調べると、諏訪湖のサービスエリアが理想的だった。

出発の時には、グズっていた旅の共の末っ子は、家を出て、30分で山道を間違えてUターンするわたしをリードしてくれて、それから機嫌が良くなった。

それで、車中の音楽をブルーハーツにして、聴いてるから変えないで、と、言うやいなや眠ってしまった。

後ろのシートを倒して、凹みに布団を詰めて、マットをひいてきた。楽しい寝床。

10時に家を出て、夜中の1時に諏訪湖サービスエリア着。わたしもぬくぬくと、すぐに就寝。

そして、地震で目覚めた。ネットで見ると、府中で震度5。3日前の北関東の大雨と、この地震で、大変な方もいるかも、と、ちょっと、不安な気持ちになっていると、

末っ子も目を覚まして、

おーつ!!っと、ご機嫌な声を上げてくれたので、作戦通り!!嬉しい。

さあ!朝ごはんだ!

先週から、ダイエットを堅く決意したのに、サービスエリアの食堂で朝食食べ放題にであってしまう。
出会いものには、ありがたく飛びつかなくてはいけない。

隣のテーブルのお年寄りの団体が、モリモリお代わりを繰り返す。
わたしも、なんだかつられちゃう。

うう。お腹いっぱい。

さて、豊かな旅の予感。どうなる。どうする。