本町商店街に昭和7年創業の古い雑貨店があります。
私の子供の頃、昭和40年代くらいまではどこの町にも「〇〇銀座」などと言うネーミングの商店街があり、地元の人々で大変にぎわっていました。
雑貨店をはじめ、洋品店、金物店、履物店など多くの専門店が軒を並べ、母に連れられよく買い物に行ったものでした。
時は流れ、買い物の中心は大型スーパーや各種量販店、コンビニなどが主流になり、昔ながらの商店街はすっかりさびれてしまいました。
タルヤ雑貨店のような昭和の暮らしを支えた商店が街角から姿を消し、後に残るのはコンビニだけというのは非常に寂しい限りです。
◆タルヤ雑貨店/関市本町6-23
竣工:昭和7年(1932)
構造:木造2階
撮影:2007/03/04
2階の窓ガラスに右から書かれた屋号が時代を語ります
隣のタイル貼りの商店もかなり古そうです