明治~昭和初期(戦前)の本格的洋館には、煙突(暖炉)とステンドグラスがつきものです。訪れた洋館で、本格的な暖炉と趣味の良いステンドグラスを見つけると、これぞまさに近代建築探訪冥利に尽きるというもので、もうそれだけで思わず顔がほころんでしまいます。戦前の本格的洋館建築は、維持するのが大変でどんどん取り壊されて行きますが、今回は地元の愛知県を中心に、一般公開されている内部見学が可能な洋館のステンドグラスを集めてみました。
■芝川又右衛門邸/明治44年(愛知県犬山市明治村内)
■玄関脇にある花の図柄のステンドグラス。建物の設計者で、工芸意匠家としても知られる武田五一の作品か?
■文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)/大正9年~平成17年現地に移築復元(名古屋市東区)
■館内には竣工当時の杉浦非水デザインのアール・ヌーヴォー調のステンドグラスが修復復原されています
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