手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

今回から、市街地に建つコートハウス

2009-07-25 | 家造り
今回から目先を変えて・・・
市街地に建てる住宅で、
コートハウスを考えてみよう。

コートハウス・・・
中庭を持った住宅。
周囲からの目線を気にしないで・・・
楽しく暮らせる家は・・・?

               

               市街地コートハウス1

この絵は住宅を空から見下ろした状態。
九個のキュービックが二段に重なっている。
すなわち、二階建てを想定。

前面道路が下側に。道路幅は6mを想定。方位は北側を上に書いている。
敷地の広さは10m四方で100㎡。丁度30.25坪・・・
市街地には良くありそうな規模の敷地を設定する。

建物周囲には、民法上50cm程度の空地を確保しないとならないので・・・建物の縦横幅は9m四方になる。
すなわち、このキュービックは3m四方(約4.5畳)が縦横3列並んだ形である。

敷地面積に対して建物を建てられる範囲は、都市計画で用途地域として決められている。
住宅地では、建蔽率40%~60%位の範囲で規定されており、
今回は建蔽率60%の敷地と想定する。

キューブから2コマ半を引き去った平面が、おおよそ60%に相当するだろう。
これからどの位置のキューブを取り去ると、
プライバシーの確保が可能な住宅が出来るか・・・