時代は昭和初期ごろのものでしょうか、アメリカ「フェデラル社製」ウランガラスのカップです。
底面に「フェデラル社」の「F」マークがございます。
縁1ケ所にチップがございますがペーパーで均してありますので手や口を切る心配はございません。
ところで「ウランガラス」というと人体に影響があるのではとお思いかもですが、問題ありません。
ウランガラスが製造され始めてのは1830年ごろと言われ、原子力でウランが使われる1940年代まで
世界で装飾用にガラスに混入されました。混入量は約0.1%、人体には影響のないレベルとされます。
日本では大正から昭和の大戦時期まで作られたと言われます。
その昔もガラスはリサイクルされ、装飾用の割れたウランガラスをリサイクルとして使用されたため一部の
海苔のガラス瓶に緑がかったウランガラスが混じっていた時期もあったようです。
何はともあれ、あの独特な紫外線ランプに反応し緑色に妖しく輝き蛍光を発する様は面白くもあります。
ウランガラスカップ/フェデラル社製(口径約9cm):¥6,000-(送料別)