以前にご紹介した「精工舎スリゲル・ペキン」。。。
その時の説明にもございました通り「下宮飾り(上戸)」が欠品していたため、どうも間が抜けてる状態。
そんな「下宮飾り」を夏休みの工作よろしく再生してみる。
オリジナルの下宮飾りは曲線を多用しているため当方の力量では到底無理と判断。
一般的な下宮飾りで妥協することにする。
材質は欅を使用。こんな直線の組み合わせでも相当な手間を要した。
仮組を終えたところで色合わせを行いながら塗装を施す。
仕上げはいつものようにニスではなく、あえて蜜蝋にて仕上げる。
黒くてあまりよく分りませんが、以前の間が抜けてた状態よりは宮時計の体を成している。
あくまでも自己満足の世界の「世界の都市シリーズ」精工舎ペキン。
(明治44年~大正12年(関東大震災)まで製造)