4号AWを開発した「日立製作所」製1959年(昭和34年)。
前回も書きました材質が「ベークライト」から「セルローズ」へ変更したための弊害、例えば本ケースと
ベースとの締りが弱冠悪くなって固定フックの掛かりが悪いように感じます。
後はコレですね。ベークライトでは先ずは無かった異樹脂の接触による溶解跡(水ぶくれ)。
写真のダイアルスペースより上部と受話器にも少し観られます。
他の部分では観られませんが、経年(56年)による傷はございます。
ダイアルも「日立製作所」製。センターラベルもコピー品ではなく当時のオリジナル品です。
防塵ケースも揃っており同じく「日立製作所」のロゴマークが入っております。
内部の機械類も「日立製作所」。
受話器も「日立製作所」で揃っております。
受話器ループケーブルについては伸びがあります。
そして、いつものようにモジュラーケーブルに換装済みで、このまま御使いいただけます。
観る限りでは全て「日立製作所」で揃っております「メーカー揃い品」で希少かと存じます。
「4号AW」自体も希少なものなので、この機会にご検討してみてはいかがでしょうか。。。
4号壁掛黒電話(4号AW)」/日立製作所製(1959): SOLD OUT