先日ご紹介した3号黒電話については記事にもあった通り一部、欠損箇所があり
ベークライト素材をどうやって形成修理しようかと悩んでいたところ、古いノーベルフオン
(昭和30年代初頭、工場などで使用していた内線専用電話)の外装がまったく同じであることが判明。
早速、移植に取り掛かる。
見ての通り、素材から形までまったく同じである。
無事に移植も完了し甦る。
これで、受話器を落とすことなく使えます。
先日ご紹介した3号黒電話については記事にもあった通り一部、欠損箇所があり
ベークライト素材をどうやって形成修理しようかと悩んでいたところ、古いノーベルフオン
(昭和30年代初頭、工場などで使用していた内線専用電話)の外装がまったく同じであることが判明。
早速、移植に取り掛かる。
見ての通り、素材から形までまったく同じである。
無事に移植も完了し甦る。
これで、受話器を落とすことなく使えます。
前回も希少価値が高い「3号電話」をご紹介しましたが、今回ご紹介する黒電話も負けず劣らず
希少価値が高い「4号壁掛け黒電話」になります。
以前、ご紹介した「600形壁掛け黒電話」と比べても通称「ダルマ電話」と称される4号電話の
壁掛け型のため丸みを帯びたデザインとなっております。
ダイヤル部分は「4号電話卓上型」と共通ですが、受話器部分は専用設計となり卓上型のそれより
少し小ぶりで角ばった形になっています。
理由はこの保留状態を保つためとも言われていて、この受話器部分が4号卓上型の丸みを帯びた
受話器に交換されているものや、後の600形に交換されているものを見かけますが、この個体は
オリジナルを保っております。
当然、showa土花亭の主義でもある、機能動作はまったく問題ない状態に仕上げてますので
いつでも使用可能な状態です。
4号壁掛け黒電話:非売品
以前、ご紹介した「精工舎目覚まし時計」と同型機を只今、修理中。
少し欠品があるので修理完了次第に安値でご紹介させていただきます。
そして、今回ご紹介するお品は小ぶりで可愛いシチズン製目覚まし時計。(全高:約10センチ)
風防の中心部と3時の方向に擦れとヒビがございますが、文字盤の色とデザインのせいか
あまり目立ちません。
特徴である猫足が可愛いです。
当然、機能は問題ない完動品になります。
シチズン猫足目覚まし時計:SOLD OUT
以前、ご紹介した「4号黒電話」については数多く在庫をしてましたが、行商で何台か売れてしまい
段々と在庫も少なくなって来ております。
今回、ご紹介する品は「4号電話」よりも古い「3号自動式卓上電話機(昭和31年製)」になります。
「3号黒電話」については当然、現存数も少なく稀少であることは間違いないのですが、この個体も
例に漏れず、仕入れた段階での状態は非常に悪いものでした。
外装の汚れに内部の断線など、使用不可の状態から何とか通話(発信、着信)まで出来るようにし
機能としては問題ないレベルまで回復いたしました。
「3号」の中でも受話器マイク部分が口元まで曲がったタイプになります。
内部のマイク部分が欠品してましたので「4号」用のマイクを流用しております。
残念なのがベークライト製外装に欠落部分があること。
受話器フック部分の半分近くが欠落しているのと受話器受け部分の4本の爪の内、
1本が欠落しております。
今後、何とか形成し修理をしたく思っておりますがその他、センターラベルとラベルカバーは
当時のままのオリジナルとなります。
こうやって眺めてみると、半世紀前の4号黒電話でさえ最新機種に見えてしまうほど
独特な雰囲気をかもし出します「3号黒電話」:非売品