古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

夏休みの工作

2014年07月31日 | 時計

今は夏休みの宿題で「工作」があるのかは存じませぬが、さしずめ「showa土花亭」にとっては

「夏休み工作」と題して宿題になりそうです。

今までもご紹介した時計の内、精工舎の「並スリゲル」と「上スリゲル」の上宮部の欠品については

この場でも書いておりますが、その部分を工作する計画。(但し、擬宝珠は除きます)

先ずは図面が必要ということで、作成。

粗方の下地までは図面を元に作成済みの段階です。(上スリゲル用)

それぞれを頭部にのっけて微調整。(並スリゲル用)

後は難関の木彫刻・・・。何処までオリジナルに近づけるかが課題です。

既に内ひとつは仕上がっているのですが、夏休み中には何とか二種類まで仕上げたいですね・・・。

尚、定期的に紹介記事を載せて来ましたが、これにて「夏休み」サマーブレイクとなります。

コメントでのお問い合わせ等にはご返事が遅れる場合もございますが、随時対応させて頂きますので

宜しくお願いいたします。

 

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MAMIYA6 スプリングカメラ・バックフォーカス式/1955~

2014年07月28日 | カメラ

MAMIYA6。 劣化はあるもの革ケースにストラップ(切れてますが)にフィルターにフードと、これは凄いと感動。

しかし、入庫時に色々と手を加えている途中にフォーカスリングが動かず「ダメか?・・・」と間違った判断を。。。

実はこのカメラ、レンズ側を動かしフォーカスするのはなく、フィルム側を動かしフォーカスするという

「バックフォーカス式」であることに気付く。

右肩にスケールがあり、直ぐ下のダイヤルにてフォーカシングする構造。

このフィルム面が前後に動く構造で珍しいフォーカシング構造。

左肩には巻き上げ量を変える「シックス判12」と「セミ判16」の切り替えノブ。

蛇腹を伸ばした状態でのプロポーション。

そして、フィルターに純正フードを装備時のプロポーション。

いくつかの蛇腹カメラを所有しますが、それぞれが違った機能と顔があり奥が深いですね。

以前の「合羽三羽烏

 

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精工舎コロナ系プラコメット

2014年07月24日 | 時計

昭和30年頃になると外装がプラ製になるコメット。

その外装を外し、内部の確認。

残念ながら時計側のゼンマイは切れヒゲもダメ・・・。

完全に飾りものと化したコメット。。。しかし可愛い♪

半世紀前のプラコメットにしては外観上の欠品もなく綺麗な状態です。

とにかく小さくて可愛い「プラコメット」

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23号自動式電話機/昭和30年製

2014年07月21日 | 電話機

久方の「電話機」の記事になります。。。

昭和28年、それまでの2号自動式壁掛電話機が伝送特性が悪く、不評だったため

3号黒電話自動式と同一の伝送特性および品質に改善し、23号自動式電話機が登場しました。

木箱製の国産電話機としては最後の電話機となります。

みなさんもご存じの映画「となりのトトロ」で「さつき」が電話を借りてお父さんに電話をするシーン。

劇中にも登場してます「23号自動式電話機」。

ダイヤルは沖電気製。現代でも使える環境であるところが素晴らしいですね。

たまに、どっちが口元で、どっちが耳元か分らなくなる時がございますが・・・。

23号自動式電話機/昭和30年製:非売品

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柱時計/明治時計 No653

2014年07月17日 | 時計

久しぶりに「明治時計」がやって来ました。

薄汚れてはいますが欠品はなく振り子をはじめオリジナル状態です。

昭和30年発行:明治時計のカタログで「No653」として記載されております。

因みに以前、ご紹介した「柱時計/明治時計 No744」も掲載されてます。

そして、いつものようにレストアとクリーングを施している内に気が付いたのですが、上宮部の

女性の真鍮製金属レリーフが何と「精工舎スリゲル4号」とまったく同じもののようです。

寸法も形状も同じ。一旦、上宮部から取り外して並べてみましたが間違いありません。

精工舎スリゲル4号の真鍮製金属レリーフ ↓

それぞれの時計には約40年という時代の違いがあるのですが、同じ金型を使ってるとしか

思えません・・・。

話は明治時計に戻りまして、文字盤の汚れはある程度は落としましたが文字付近は

落としきれない汚れがございます。これは無理に落とそうとすると文字まで落ちてしまうためのものです。

かと言ってクリーニング前の状態(最初の写真)に比較すれば相当、蘇ったと思います。

個人的に明治時計はあっさりした外観(外箱)の方が宜しいかと思いますので、今回の時計は

正にその部類かと存じます。

明治時計 No653/昭和30年頃:    SOLD OUT 

 

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