相当な手間を掛け修理がやっと終わった、左の「3号自動式壁掛け電話機」。
ヒビが入っていた本体ケース3箇所やダイヤル部分も何とか目立たぬよう修復。パッと見は分からないと思う。
センターラベルはCADで起こしたレプリカ品。当初の送受話器のループコードは布打ちコードに換装。
通信状況についてはやはり改善は難しく、若干の音量不足は否めない状態ではあるが通話はこなせている。
右側は以前から所蔵していた方で、元々なのか経年によるものなのかは不明な本体ケースが艶消し仕様のもの。
因みに、4号卓上黒電話の場合は以前にも書いた「幻の4号黒電話艶消し」が存在するが、3号においては不明である。
ただ、この以前から所有している右側の方は頗る通信具合が良く、現在でも4号並のクリアーさを誇っている。
尚、両機種とも入手困難品故、「非売品」となります。