先日の「VAN」の記事の折り、写真に写ってましたので「お次はきっと?」と思われた
当時、「アイビー」で身を包みイケイケの少年だった方々、「正解!」です。
写真では黒っぽく写ってますが実物はご存知の定番「濃紺色」です。
確か記憶では、「MADISON SQUARE GARDEN」に「スポーツマンクラブ」などというモノは存在せず
兵庫県の「エース商会」が単なるスポーツバックとしてデザインし製造販売していたモノが何故か
爆発的にヒットし売れに売れたとか。。。
これは私物なのですが、数年前までトレーニングジムへ通う折り使っていました。
この中にタオルや着替え、他にも色々と入れてロッカーにど~んとっ。
こんなバックを持ってる者は当然、私一人でした。(笑)
丁寧に扱っていたつもりが、やはり経年による銀モールの捲れが出て来てます。
今観ても、デザイン的にも素晴らしいのですがねっ。。。
大正10年、東京浅草で買い求めた旨の箱書きがある目標は百年のスリゲル。
結構、神経質なムーブメントで少しの傾きでも止まってしまう状態が続くも、調整を重ね何とか
調子が出て来たたようで。。。
やはり、この筒状振り子の揺れる姿は美しいです。
文字盤の琺瑯共々一緒に紙が剥げていた24時間表示も新たに作り直しました。
さぁ~、後8年余り。百年の時を刻むべく歩み出しました。
前回ご紹介した通り、消え去るようなような声でかすかに鳴き声を上げてはいたのですが
チューニングの動きも悪かったため、ケースからシャーシを一旦外し、糸の張り直しを施す。
電源ONを示すパネルのライトも球切れを起こしていたため球の交換。
序でにシャーシ本体の誇りを取り除きクリーング。(前回の記事の写真と比較して頂きたい)
何故か電源プラグが東芝製だったため、松下製のポニーキャッププラグに交換。
電源コードにも傷もございますが、あえてオリジナルを保つため交換しておりません。
若干、ボリュームが小さめなのと右肩に焼けがありますが、ご覧のように助けを求めに来た当時の
みすぼらしい姿に比べたら、見違えるように甦りました。
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