素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

デジブック 『テクテク神戸明石姫路』

2009年09月12日 | 日記
デジブック 『テクテク神戸明石姫路』

 妻は、いろいろなものにこまめに応募している。8月の始めに、桃太郎トマトの引換券が送られてきた。どこに行けば?と見ると、『あぼしまち交流館』とある。調べてみると姫路市の西のはずれにある町。かなり遠いので、延ばし延ばしにしていたが、引き換え期間の終わりが迫ってきた。明石とか姫路城にもちょっと興味があったので、私が電車で行くことにした。
 電車代を調べてみると馬鹿にならない。まともに払っていくと5000円近くになる。フリー切符を調べると、私鉄はJRに比べると種類もあり充実している。その中で、山陽電車の『三宮・姫路1dayチケット』1400円が一番ぴったりだと思った。JR星田からJR三ノ宮までは890円×2は仕方がない、計3180円でおさまる。
 
 8:48の区間快速新三田行に乗り、尼崎で乗り換えJR三ノ宮に9:53着。
阪神三宮で1dayチケットを買い、明石へ。一度行ってみたかった町である。予想以上に面白かった。てくてくと歩くスピードで見るのっていいなと感じた。
 松尾 芭蕉の句  “蛸壺や はかなき夢を 夏の月”

 12:17の電車で、明石から飾磨で乗り換え、終点の網干に13:08着。目的の「あぼしまち交流会館」を探しながら歩く。古びた店が並び、昔なつかしい空気がただよっていた。交流館は町おこしのためにつくられたのだろう、新しくきれいだった。目的のない旅の唯一の目的「トマト」を受け取り。トマトを道連れに、13:44の電車で飾磨にもどり姫路行に乗り換え14:06に姫路到着。姫路城は9年ほど前の夏に来たが、その時は車だったので、大手門通りは通らなかった。幅が広くて、彫刻も30mぐらいの間隔で置かれていて立派な通りである。
 姫路城は前日、NHKで放送していたので、前とは違う角度で見ることが出来た。確かに、門の高さが、城に近づくにつれて低く、通りにくくなっていくし、道は迷路のようになかなか城の近くにいけない。⇒がなければ、多分迷うと思う。
 中も、狭く、急な階段を登らないとだめで、ひざを痛めている人は途中で断念していた。とにかく、敵の侵入を防ぐために、ありとあらゆる智恵が使われていることに感心した。時間がなかったので、お急ぎコースでまわったが、2時間ぐらいはたっぷりかけたいものだ。5年がかりの大改修に入るので、それが済んだら、もう1度来ようと思った。

 15:30の電車で、姫路から元町へ。16:28着。思い出深い南京町をちょっと見たかった。いつも変わらぬ活気にあふれていた。

 JR三ノ宮に戻り、17:06の列車に乗り、尼崎乗換えで星田に18:14着。 



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