素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

昨今の永田町の動きを見て

2009年09月24日 | 日記
 政権交代で、活気を感じるが、各大臣の発言を聞くとあまりにも色を出すことに心が行き、思慮に欠けている感がする。

 300を超える議席を獲得したことで、自分達の政策が全面的に支持されていると錯覚しているのではないかと思える。

 ダムの問題も、長年振り回されてきたのは地域住民だろう。彼らが望んだのではなく、外部のいろいろな思惑の中で巻き込まれたといってよい。そのことに思いを馳せるなら、結論を宣言する前にするべきことがあったように思う。事の順序が違う。国家権力の横暴にしかうつらない。

 借金の猶予についても普通に考えたら無理な話。本気でなくパフォーマンスとして、自分はやろうとしたがまわりにつぶされた。という絵を描いているのではと勘ぐりたくなる。借金は、返済のことも考え、慎重にすべきである。というのが基本だろう。国自体がそのあたり甘いのではと思ってしまう。

 高速道路無料化もしかり。日本の地震対策で、フェリーの存在は不可欠だと思う。共存できる交通体系こそ国家戦略室でしっかり考えて、示してほしい。

 高校の実質無償化もいいが、義務教育の実態もみてほしい。とにかく動き始めだから高ぶるのはいいが、そろそろ地に足をつけて取り組んでもらいたい。

 掛け声をあげるのは簡単。意外とそういう人ほど実務の大変さに無頓着。
コメント
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