素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

扇風機の風は苦手である

2012年08月01日 | 日記
 節電の夏、扇風機の出番が多くなった。しかし、昔から扇風機の変化のない風が苦手である。当っているとイライラとストレスになってくる。ある時期1/fのゆらめきという風を出す製品が売り出された。これは画期的な着想で我が意を得たりと喜んだが定着しなかった。世間では弱・中・強と切り替わるだけの機械的な風で充分と思っている人が多いのだろう。

 自然の風の微妙に変わるゆらめきに勝るものはない。今日の風は強すぎてやや無粋であったが、連日の猛暑にうんざりしている身には昨日の午後から吹き始めた風にちょっと救われた気持ちになった。家の中に風の道ができるとうれしくなる。

 若い時、自然の風をうけて鳴る姿と音色が好きで“風鈴”という学級通信を出したことがある。あの当時は好きなものにダブらせて学級通信の名前をきめていた。“やじろべえ”というのもあった。前者は自然体の象徴、後者はバランス感覚の象徴であった。中年過ぎからは“和”一本やりだった。 

 ジムは7/29(日)と8/2(木)と飛び石のように休館となっていて体のほうも適度に休養がとれたので今日はいつになく攻めの気持ちでトレーニングができた。ここ2回ほど120m・40m及ばずに達成できなかったランニングマシーン60分間走11kmを試みた。やはりラスト15分間はきつかったが何とか粘ることができ3回目の達成となった。

 風のおかげで夜空がいつになくスッキリしていて満月直前の月が涼しげに美しかった。久しぶりの感覚であった。
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