久しぶりに成田奈緒子さんのブログを訪問する

　成田さんのブログ『子育て科学日記』を読むと元気が出る。最低気温０℃、最高気温5℃で時折粉雪が舞うような日には気持ちを前向きにしてくれる。しばらくご無沙汰していたが、なぜか覗きたくなった。

　いつも通りの歯切れの良い率直な言葉に元気をもらう。1月30日の「素敵なランチ」1月12日の「2014年もどうぞよろしくお願いします」にあるリーダーについての言葉には同感である。

　《私自身は、常にリーダーである場において「貴方たちを信頼して任せる。でも何かあったら私が全面的に最終責任を負う。だからあなたたちは忙しい私に代わって仕事をしてください。」ということを下の人たちに伝えています。
今、掛け持ちでいろんな場でのリーダーをしているので、常に下の人たちの動きを見張ることなんて不可能だからです。》

　リーダー論ではよく言われていることだが、実際の現場で実践できている人は少ないように思う。私も多くの校長の下で仕事をしてきたが、あまりいなかったように思う。仕事だからするのと、意気に感じて仕事をするのとでは充実感が違うのである。リーダーの姿勢というのは組織にとっては重要である。年末年始と現場の様子を聞く機会が割とあった。市が違っても共通するのは校長のリーダーシップへの不満である。リーダーシップを発揮するように鼓舞される一方でギューギューと締め付けれるという現状において同情すべき面もあるが、それでも器の大きい人がいなくなったという感はぬぐえなかった。

　夕方、テレビをつけると予算委員会で若手の自民党議員が質問しているところであった。安倍首相や下村文科相との質疑を聞いていると現場はこれからまた大変になるという予感がした。