大正ロマンを代表する詩人画家・竹久夢二(1884~1934)の生誕130年を記念した竹久夢二展が京都島屋で昨日から始まった。9月8日(月)までである。二人とも予定が入ってなかったので例のごとくアサヒメイトの無料特典を活用することにした。今日の仕事はこれだけなので急ぐ必要はない。七条通りに近い西本願寺の駐車場に車を停めて、四条河原町の島屋までブラブラ歩きをする。
今回の展示会は夢二の美人画だけではなく、商業美術や出版の世界でも卓越した能力を発揮した幅広い活動にも視点を当てている。同時代にパリで活躍したロートレック(1864~1901)との対比も試みていて見ごたえがあった。
初期から晩年までの代表作をはじめ、ゆかりの作家の作品や資料など約200点の展示を見ながら、3年余り前に九州のバス旅行で柳川に立ち寄った時に出会った*夢爺*こと安達敏昭さんのことを思い出した。2011年12月1日の旅先からのブログに書いている。 12月6日のブログにその時のデジブックがあったので懐かしく見た。その時に購入した安達さんが自費出版された『夢二の旅』も読み返してみた。展覧会と重ね合わせると夢二の世界が広がった。
帰りは錦市場商店街を見て行こうということになった。大阪の黒門市場と同様に年末には必ず買い物客でごった返す様子が映し出されるが、通り抜けたことはなかった。思っていたより細い通りで長い商店街だった。京の台所といわれているだけのことはあった。試食と買い物を楽しんだ。観光客の多さには驚き。
大安という牡蠣専門店では店先でイワガキがむかれていた。「どこのもの?」とたずねると「鳥羽から」と返ってきた。「やっぱりそうか」と妙に納得。鳥羽で食べる夏の岩ガキは濃厚で美味だった。
持参した雨傘も使うことなく、例年なら残暑の厳しさに辟易する京都市内だが汗一つかかずに町歩きを楽しむことができた。
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