素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

党首討論盛り上がらず

2021年06月09日 | 日記
 バタバタとしていたらNHKの「ニュースウオッチ9」までニュース番組を見ていなかった。本来なら与野党の党首討論がトップで報じられるはずだがずい分後回しになっていた。予想はされたことだが中身のない、噛み合わない討論会だったのだろう。伝える方にも熱がなかった。菅さんはワクチン接種の加速化を繰り返していたが、昨日も書いたが、今のワクチン接種状況はオリンピックの開催の安全安心を保証するものではない。「10月、11月には希望者全員に打ち終わる見通しが」たってきた。」と言って誇らしげだったが、「7月、8月」に打ち終わる。というのでなければ胸は張れないだろう。出遅れの部分の追究が必要だったのでは?
 大阪府のことを取り上げた中で。吉村知事の「第5波」と単語に妻が敏感に反応した。20日までの宣言延長で植物園を含むすべての公共施設が閉じられていて活動できない現状にストレス満タンの妻。「ええ!いい加減にしてや」と突っ込んだ。息子は「行政の長としては第5波の備えを考えるのは当然やで、この1年間で吉村さん成長したと思うわ。備えておいて何もなかったらいいわけやから」となだめても効果なし。今日、枚方市駅方面に出かけ、よく女子会で使っていた「かごの屋」が焼き肉店に改装中だったりカラオケ店が閉店していたことも心乱す一因だったのかもしれない。
 
 去年の6月8日(月)の「余録」はコロナ感染拡大の中、閉鎖を余儀なくされている劇場や寄席などの舞台芸術の苦悩を取り上げている。そしてまとめにこう書いている。
 《参加人数は「収容定員の半分以下」という指針も採算的には厳しい。ぴあ総研の試算では、来年1月時点でも客足は通常の8割弱にとどまる見通しだ。完全回復には来年1年間はかかるとみられ、道のりは遠い。第2波、第3波があれば、また振り出しに戻る》 厳しい見方をする余録子でも今の状況は想像できなかった。第4波に襲われ振り出し前に戻っているという現実を謙虚に受け止める必要がある。今、尾身さんがいら立っている。政府との関係がぎくしゃくしているのだろう。Go toトラベル、イートの時とよく似ている構図だ。今回は五輪。私が学んだことは、専門家の危惧の通りになる公算が大ということ。感染症は甘くない。
コメント
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