素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

久しぶりの「サザエさん」

2021年06月27日 | 日記
 4歳の孫が遊びに来た。日曜日の18時からは普段だと「真相報道バンキシャ!」を見ながらの夕食となるのだが、孫優先の今日は「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」となった。子ども達が小さい時はよく見ていたが、下の娘が小学校を卒業した頃からご無沙汰している。およそ25年ぶりにきちっと見たことになる。そこだけが時が止まっていたみたいな懐かしさを覚えた。

 波平さんが会社から帰ってくるシーンで娘が突然「波平さんてまだ仕事してたんや!てことはお父さんより若いわけ!?」と声を上げた。「そういうことやな」ということから年齢設定の話になった。「だいたいサザエさんの子どもはタラちゃんやから今の君より若いはずやで、昔は早婚やったんやから」と言うと「ええ!」とショックを受けたみたいだ。サザエさんは自分よりずっと年上だと思っていたみたいだ。アニメの中の人物は歳をとらないから年々年を重ねていく現実の人間とでギャップを生じるのは致し方ない。

 そして、いきなりスマホで検索を始めた。その結果を発表してくれた。
波平さんは明治28(1895)年生まれで54歳。フネさんは明治34(1901)年生まれで48歳。サザエさんは大正11(1922)年生まれで27歳。
カツオは昭和13(1938)年生まれの11歳。ワカメは昭和17(1942)年生まれで7歳。
 ここで「姉妹で20歳離れている!信じられへん!」とつぶやいた。戦前の日本だったら珍しくはなかった。私の父は長男で一番下の弟とは22歳離れている。私と叔父は7歳しか離れていないから感覚的には兄弟である。子供の数が多ければ年下の叔父叔母を持つこともあった。少子化時代の娘にはピンとこない話だろうが。
 マスオさんは大正6(1917)年 生まれの32歳。タラちゃんは昭和22(1947)年生まれの2歳。

 サザエさんの掲載が始まったのが昭和21年だからほぼ75年。同じように歳を重ねたと考えるとサザエさんは102歳なんていう計算でも盛り上がった。

 2回目の接種が終わった。副反応も無いようでホッと安心。今週の金曜日、松阪の母の顔を見てこようと思う。まだ施設内には入れないようだ。

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする